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英雄の証明  作者: 水守
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警報

第8話

 部屋を出た後、俺は武器を試すため訓練場へ向かった。


「よし、まずまずかな。動きから見直さないと。」


 訓練用ダミーを数体試し切りに使い一息つく。水光接天は所謂二刀流の様な左右での差はなくほぼ同じ重さ、刃渡りとなっている。その為どちらかで防御して逆側でトドメといった動きが難しい。今までの動きでは連携がし辛かったので1から鍛え直しが要りそうだ。


 と、感じたことを纏めていると扉の開く音がした。


「マギル〜練習相手なってよ~。」


 扉を開けて入ってきたのはやはりリカ、なぜこうも行動が同じなのか…


「やっぱりお前か、なんでこんな行く場所が被るんだ。」


「え、ウチら仲良しだね?」


「そんな曖昧な答えは求めてない。で、練習相手だったか?動きから見直さないと駄目みたいだから他を当たってくれ。」


「えぇ~、じゃあ…そこの君、私と模擬戦しよ〜」


「えぇっ!?僕ですか!?」


 そう言ってリカは近くにいたクラスメイトに声を掛けに行った。若干、高火力な相手は大変だからお前が相手しといてくれよといった視線も感じるが俺だって別に戦闘向きじゃない、頑張ってくれ。


「新調した相棒はどんな感じだぃ?」


「恭佑か、まぁまぁって所かな。そうだ、少し手伝ってくれよ。」


「別に、いいけど何して欲しぃんだ?」


「横で見てそれを俺に共有してくれ。」


「おーけー、視覚を共有するために…」


「分かってる、何処かに紐を付けとけば良いんだろ?」


「残念、俺も新しいアイテムを作ってなぁ、これを貼っとくだけで良いんだ。」


 恭佑の能力は触れるもしくは何かで繋がってないと使えなかったはずだが、まさか無線で出来るようになったのか!?とすると今後コイツと戦うときは要注意だな。


「今は貼り付けないと使えないからそんな警戒すんなって!ま、ゆくゆくは弾丸の様に撃ち込めるようにするつもりだけどな。」


 やはりコイツは要注意だ、貼るだけなら気付いて剥がせば何とかなるが撃ち込まれると摘出手術などを受けないと常に視界がシャッフルされる。


「相当怖い事言ってるな、相手が俺にならないよう祈っとかなければ。」


「仲間にゃ滅多に使わないから安心しろよ。それより早く始めようぜ。」


ーーーーーーーー


「とりあえず、こんな感じか。」


 暫く型をアレンジしつつダミー相手に剣を振り、そこそこの形にはなったかなと一息つく。


「実戦しないと何ともだが、かなり良いんじゃないか?」


「マギル!!練習終わった??じゃあ私とやろうよ!!」


「しょうが無い、1戦だけだぞ?」


 と、その時


ウゥゥー!!!


 緊急事態を知らせるサイレンがなった。

お久しぶりです。水守です。期間が空いてしまいました、申し訳ありません。

私事ですがこの小説は休職中に書き始めた物なのですが今月半ばに職場復帰しまして投稿が遅くなりました。

週1回を目指して頑張りますが間が空いてもご容赦頂けると幸いです。最低でも月2回は投稿したいなぁ~

応援よろしくお願い致します。

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