explosion~tojo
刀静さんの巻。
毎週土曜日、私はfact社で休暇をもらっている。
この休暇をどのように過ごすかは、人それぞれだ。
私は北の港町に来ていた。ある人物と会う約束をしていたのだ。
私は待ち合わせの喫茶店へ到着した。店内に入り、彼の席へ向かう。
「待たせたか、エクソル。悪かったな。」
そう言って席に着いた。
「いいえ、待ってませんよ。さ、お茶でも頼みましょう。」
彼は長い髪を束ねてゴムで留めながらそう言った。
「ああ、そうだな。」
私達は注文を終えると、本題に入った。
ちなみにこれは、できれば誰にも見られたくない密会だ。何せこいつは一応factの敵だからだ。
彼は少し周りを見て、口を開いた。
「君たちの敵はおそらく二年後宣戦布告を行う。今はその下準備の段階だ。世界のリセットに必要なE核とS核の在りかを調査しているところだ。一ヶ月後、一人能力者が襲撃しに行くだろう。」
「成る程、良い情報をくれてありがとう。ならばこちらからも。」
私がそう言うと、彼は頷いた。
「真崎という能力者が加わった。だが、そいつにはsomaの形が存在していなかったんだ。そのかわりに、elementの操作範囲が我々より広い。真崎は他人のsomaの形も対象にすることが出来るんだ。どうだ?おもしろいやつだろう。」
私がそう言うと、彼は何か閃いたようだ。
「それは面白い。そこで提案なのだが、今から襲撃しに行ってもいいかな?俺は彼の能力が見たい。もしかしたら、敵を止めるfactorになるかもしれない。」
「いいだろう。なら交戦中大砲を本社前まで下がらせて、上から真崎を落とし爆発を起こそう。爆発にまきこまれそうになったらばれないように引いてくれ。真崎は私が回収する。」
「わかった。作戦は正午にて開始だ。」
私は頷き、金を置いて店を出た。
作戦は成功し、後にエクソルから連絡があった。彼は必要になるが、一旦邪魔なようだ。
私は新たな作戦を伝え、その日は終わった。




