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E/S  作者: みかんゼリー
第一部~epilogue
11/15

explosion-misato

美里side

僕は紡を案内した後、寮前の噴水で日向ぼっこをしていた。ちなみに今日の仕事は昼からだ。


ブーブーブーブー!

サイレンが鳴った。ランプは赤。すなわち敵襲。僕は本社前の道へ向かった。


僕の予想は当たって、敵の影は道を歩いていた。

気付かれてはいないはずだ。僕はそう思い、リモコン型の大砲を召喚した。

狙いを定めていると、前から何かが飛んできた。僕は紙一重で避け、飛んできた方向へ砲撃した。砲弾は何かに当たり爆発した。が、敵は無傷でこちらへ向かって走っていた。

そして敵は片手剣を召喚し、こちらへ突き立てて接近してきた。

僕は動きを見切って横方向へ避けた。

接近戦では圧倒的に不利だ。僕がそう思っていると誰かからコールがかかってきた。


「八方、敵と交戦してるだろうから一方的に作戦を指示する。」


刀静さんか。


「1分後、本社の右から三番目の窓の下で、できるだけ敵と距離をとった状況で待機しろ。酸素で砲弾を構築し、私の合図で前方へ撃ち放て。」


連絡は途絶えた。とりあえず、時間稼いで都合よく本社前に着けってことか。


「やあ、僕は美里。factの能力者だ。」


返事を返してくれたらこっちのもんだ。


「我が名はギル。我らが秀一郎様の僕。」


ギルが言い終わる前に僕は大砲を撃ち放った。ギルはすんでのところで回避した。

僕はその瞬間を逃さず煙幕を投げ、本社前に走り出した。

そして、酸素の砲弾を構築し、


「シグナル!刀静さん。スタンバイオッケーでぇす。」


僕がそう言った時、ギルはこちらへ凄まじい速さで走ってきた。

そして、上から紡が僕とギルを結ぶ直線上に降ってきた。


「今だ八方!前方に撃ち放て!」


「了解!」


僕は前方に酸素の砲弾を撃ち放った。

紡は手に持っている何かに火をつけた。成る程、そういうことですか刀静さん。


砲弾は紡に当たった。そして、紡のいた場所の大気は歪み、ギルが紡と接触する時大爆発が起こった。爆発の後、そこには誰もいなかった。

僕が唖然としてると、刀静さんが紡を抱えてこちらへ歩いてきた。


「紡は気絶した。初戦闘で疲れたのだろうな。こいつは良くやった。」


刀静さんは、表情は変えなかったがそう言った。なんだか嬉しそうだ。わからないけど。


「そうっすね!」


僕達は紡を医務室に送り届けた。





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