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セミ・ファイナル?:とってもくだらない系のショート・エッセイ  作者: 秋月心文


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7/9

虫嫌いの例外

「見たことないと思って捕まえてきたわ」

 そう言って同期のヤツがつれて来られたのはカマキリだった。

 うぉ、なんじゃこりゃ。なんか、カッコイイぞ。


 お~い、おまえの虫嫌いはどこいった。

 そんな感じだった。

 北海道では、ほとんど目にすることがなかったヤツだ。


 動きを見てても、なんだかおもしろい。

 強者の風格というのか、ロマンを感じたね。

 ということで虫嫌いなのにカマキリという例外が追加された。


 他に本州に来てから好きになったものにはヤモリがある。

 特に広島に来てからは何度も見かけた。

 指先にのるくらいの小さな体で動く姿はとてもかわいい。


 どっちも飼いたいくらいだ。

 しかし、どっちのエサも確か虫……だよね。

 うん、それは無理。

 だから、眺めているだけで精一杯。


 広島の家で掃除をしていると、時々乾燥ヤモリが発見される。

 なんとか保護してあげたいけれど、そのために虫を確保するのはやっぱり無理。

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