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俺のワガママボディがクラスの三大美少女を溜まり場に引き込んだ件について ~天使たちの溜まり場チャンネル配信開始!~  作者: 影木とふ「ベスつよ」②巻発売中!
1 結成『天使たちの溜まり場』チーム

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DAY 31 天使たちの溜まり場チームの優勝と天使の頬ずりだった日




『皆さま、第35回四つ葉高校学校祭そろそろ終了の時間となります。最後は我が校の伝統、出店ランキング戦の結果と表彰で締めくくりたいと思います』



 夕方、学校祭も終わりの時間を迎える。



 クラスの出し物である『執事カフェ』もかなり好評で、学年トップの売り上げとなったそうだ。


 細かなデータを出すと、午前中の売り上げがとんでもなかった、ということらしい。


 まぁ……つまり、うちのクラスの三大美女と呼ばれる、伊江里クロワさん、西崎華さん、藤浪桃世さんが執事の格好で接客をしていた時間が一番の集客率だったみたい。


 俺はその時洗い物を担当していたけど、レンタルしていた食器が追いつかない状態で、後半は『ここからは紙コップでの対応となります』とアナウンスや張り紙をして、なんとかしのいでいたからな。




 カレーを販売していた店舗の片付けをしつつ、アナウンスを聞く。


「ど、どうだったかなぁ……。他のお店の状況を見れる暇がなかったから、さっぱりわからないぞ」


「ふふ、楽しみですね。もし優勝したら、今後は綺麗な画像で動画が撮れそうですね」


 俺が不安気に震えていると、西崎華さんがポンポンと俺の肩を叩いてきた。


「幹部ー、2号マジ疲れー! 調子に乗って微塵切りし過ぎたー……腕が……腕が目覚めそう……!」


 2号さん、藤浪桃世さんが、コントロールの効かない腕を抑え込むような演技をしているが、本当に、マジで藤浪桃世さんは頑張ってくれたからな。


「多分、いったろ。最初の一時間で結果出てたと思うぞ。行こうぜ、表彰」


 伊江里クロワさんが俺の手を引っ張る。


 え、まだ結果聞いてない……ってか、手を握られてる……。


「そうですね、行きましょうか。多分と言うか、確定ですし、ふふ」


「おー、敵の本部に殴りこみだなー? 行こうぜー幹部ー。『最終回、天使たちの涙の特攻でカメラをゲットだぜ!』ってか、フハハハハ!」


 あれ、西崎華さんと藤浪桃世さんも俺の手を引っ張ってくる。


「見てみてー、幹部が天使たちに連行されてるー! 処分かな? ついにゴミとして捨てられちゃうのかもー」


「あはは、ありえるー」


 三人の女性に手を引かれるとか、俺としては夢みたいな状況なのだが、そういえば今の俺たちの格好って、天使ナースコスプレに悪の幹部姿だった。


 連行って……。



『……第四位、ワンちゃん好きの集いチーム! 第三位、宇宙の起源チーム!』



 連行されながらもアナウンスを聞く。


 四位のところは、確か犬のグッズを売っていたところかな。


 三位のところは……不明。宇宙の起源……何を売っていたんだろう。



『そして第二位……やっぱりクレープはおいシーナチーム!』



 二位はフルーツモリモリの映えるクレープを売っていたところか。


 流行り廃りはあるが、クレープはいつでも根強い人気があるんだなぁ。


 つかそのチーム、俺たちの向かいだったけど、マジですっごい繁盛してたぞ。


 一位はあの勢いに勝ったチームってことか……さて……



『お待たせしました! 今回の出店ランキング戦の優勝チームは……ドロドロドロ、ドン! 圧倒的人気、動画は私も大好きでよく見てます! 伝統ある出店ランキング戦のズバ抜けた新記録樹立&優勝おめでとう! その名は……天使たちの溜まり場チーム! カレー、美味しかったです!』



 優勝は天使たちの溜まり場チーム……あれ、なんか聞き覚えが……


「うぉぉおお! やったぞ幹部ー! 私たちが優勝だー! そして嬉しくて私の右腕が目覚めたー!」


「うわぁ! やりました! 私、人生で優勝した経験、これが初めてです! 嬉しい……ふふ、やりましたよ美山くーん!」


「……お、お前等、勝手に美山進太に抱きつくな……! クソ……出遅れた……ええい、ゆ、優勝したってよ!」


 天使の格好をした女性三人に同時に抱きつかれる。


 ホァアアア……! 


 色々な物が腕とか背中に当たる……! 



「おめでとー! 天使たちー!」


「敵対している天使と悪の幹部が一時休戦して協力して勝ちを手にする……これ絶対に盛り上がるシーン!」


 三人に抱きつかれて呆けていたら、周りから祝福の声と拍手が。


 え、敵対……?


 藤浪桃世さんが思い付きで作った適当設定が、すんごい認知されて広がっているんですけど。




「おめでとう、天使たちの溜まり場チーム。また娘とお店に遊びに来てくれ、今回のお祝いをしよう」


「あ、ありがとうございます!」


 表彰式。


 グラウンドに設置された簡易表彰台に上がり、正式に優勝を告げられる。


 表彰式に集まってくれた観客の数がすごくて、グラウンドを埋めつくすほど。


 とんでもない人数に祝われ、俺はド緊張でガクブル。


 でも横に立っている天使たち、西崎華さん、藤浪桃世さんが観客に手を振ったりしてくれて助かった……。


 伊江里クロワさんは笑顔なくドンと腕組みで愛想は無いが、ちょっと嬉しそう。



 学校祭運営の代表者から『アザ丸君トロフィー』を受け取り、次に俺たちの前に現れたのは、なんと西崎華さんのご両親。


 以前、ダイエット計画が始まったばかりのころ、西崎華さんがお店にご招待してくれ、とんでもなく高級な料亭でご飯をごちそうになった。


 帰りにお店の人にお礼を言ったのだが、そこには西崎華さんのご両親もいた。


 まさかここでお会いするとは……


 そして今回の出店ランキング戦のスポンサーさんである『料亭西崎』から、アクションカメラ他、配信機材一式、とかいう豪華な物をいただいてしまった。


 ってことは、ご両親は俺たちが動画配信をやっているって知っているのか。


 い、いいのか……? 娘である西崎華さんを、天使ナースコスプレさせているけど……。



「うわぁぁぁぁ! やった……アザ丸君トロフィーーーー! もう手放さないよアザ丸君ー! うふふふふ……」



 そして今、娘さんは天使ナース衣装でアザ丸君トロフィーに恍惚の顔で頬ずりをしていますが、いいんですかね……。








































++++++++++++++



【以下定型文】



作品を読んで興味を持ってくれた読者様! よろしければ下にある


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         影木とふ




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