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ディメンション・ラバー  作者: 創綴世 優


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閑話一章 夢現 


 ――恋の対象が三次元の人間で無くてはならないなどと、誰が決めたのだろうか?


 普通の恋愛と、それ以外。

 そこにあるのは、多数か少数という違いだけだ。

 誰かを本気で想う気持ちに、正解も不正解もない。


 これは、ごく普通の恋心で――きっと、その想いは永遠で。


 夢の中で、その手を握りしめる。

 いつか失ってしまうかもしれないのなら……このまま夢が覚めなければ、とさえ思う。


 ――だけど、願わくば。

 この夢が覚めても、もう二度と失わぬように。

 夢の外でも、その手を強く握りしめた。

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