風間の過去へ
あれから2週間以上経ち、田中先生はまた病院へ連れて行ってくれたらしい。
そして猫の名前を決めたのよ!
と報告に来てくれた。
「ダイヤちゃんよ!
私にとってとってもキラキラした存在だから」
可愛い先生!
ダイヤちゃん、幸せな人にもらわれてよかったね。
爽子は心から感謝した。
世の中には先生みたいないい人もいるんだわ。
私も誰かの役に立つように強くならなきゃ!
「風間君、帰りにお茶していかない?」
「おう!」
2人はたまにこうして駅前の喫茶店へ行って話しをするようになった。
たまにみくや、他の友達も一緒に行くが
今日はみんな家の用事やらバイトなので2人で行くことにした。
店に入ると
「俺、アイスコーヒー」
「私クリームソーダ」
毎回同じ飲み物を頼む。
「ここのクリームソーダのアイス、美味しいのよ。
今度飲んでみてよ」
「俺はコーヒーが好きなんだよ」
「大人ね、風間君は」
「そんな事ないさ、好みは人それぞれだろ?」
「そうね、私もその内コーヒーの味が
わかると嬉しいわ」
フフと爽子は微笑した。
「君、今度の連休は何か予定はあるのかい?」
「そうね、もう高校生だし、バイトとか
して親に恩返ししなきゃなぁとは思って
いるけど何をしていいのかわからないし、、
特に予定はないけどバイト探しってのも
いいかもね!
風間君は?
何か予定あるの?」
「う〜ん、まだ考え中なんだけど
おじいちゃんとおばあちゃんの
墓参りでも行こうかなぁと考えてたんだ」
「そう。
ご家族と?
「いや、俺1人で行こうと思っているんだ。
それで、、、
良かったら一緒に行ってくれないか?
電車で2時間程だから日帰り帰れるんだけど、
どうかな?」
えっ、と爽子は少し戸惑ったが
「いいわよ、行きましょう。」
と返事をした。




