動物園 (続き)
学校帰り、爽子は1人でいつもの喫茶店で
クリームソーダを飲みながら勉強していた。
すると、窓がコンコンと鳴り顔を向けると
みくが手を振っていた。
カランカランと
店へ入ってきた。
「爽子ちゃん、勉強?えらいね!」
爽子は動物園への就職を考えていると話した。
「えっ!やりたい事みつかったんだー!
おめでとー!!」
「ありがとう」
「私はね、いろいろ考えたんだけど
ファミレスのバイトは続けるけど
とりあえず大学へ行こうと思ってるの。
私にはまだ就職は早すぎると思って。」
「そうなんだ。
じゃあお互いとりあえず勉強がんばらなきゃね。」
「うん!頑張ろう!」
2人はジュースで乾杯した。
しばらく話して「またね!」と別れた。
大学かぁー。
そうか、今友達もできたし毎日が楽しいって
思えるけど卒業したらまたそこで自分の
居場所を作らなきゃいけないのよね、、、
少しずつ私も、大人の階段のぼっていくのかな
あっ、今日はバイトだわ!
爽子は慌てて走り出した。
お疲れ様でした!
今日も余ったパンがあったので頂いてきた。
あっ、このパンお母さんが好きなやつだわ。
帰ってから母に渡すとありがとう。
と喜んでくれた。
夕食をたべ部屋に戻ると机に本を広げて
勉強する。
しばらくすると、
プルルと携帯が鳴った。
「あっ、風間君、お疲れ様!
今日もお家の仕事だったの?」
「お疲れ様。
そうだよ。そっちもバイトだろ?
お疲れー!
また勉強してたのかい?
今、大丈夫?」
「ええ、ちょうど休憩しようと思ってたの」
「そうか、良かった。
毎日、勉強も大事だけどほどほどにな」
「そうね。
ありがとう」
「今週もまた動物園へ行くのかい?」
「うん。そうね。
行こうと思ってるわ」
「そう。俺も行っていいかい?」
「もちろんよ。」
2人は約束して電話を切った。
ふぅーとため息をついて
もう少しだけ勉強して爽子は横になった。




