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武士がいる  作者: 長埜 恵
2.武士がいる
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加齢なる筋肉の衰え

 昨日久しぶりに労働をしたら、筋肉痛になった。


「休めばどうだ」


 さすがに昨日の今日だからな……。

 いいや、止めるな、武士! 私、会社に行きます!


「ならば布団から出たらどうだ」


 体は正直!

 甘やかしてくれ!!


「ええ……」


 心底嫌そうな顔するな! いや、さっきのは私が気持ち悪かったな。

 はあ……そろそろ起きるか。休日出勤だから今日は遅めの出社でいいけど、ぼちぼち起きないと遅刻するもんな。


「待て」


 なんだよ。


「今から某が大家殿を甘やかしてやろう」


 いいよ、いらないよ! こちらから言っといて何だけど!!

 でも気になるな。お前みたいな無骨な武士がどうやって甘やかしてくれるんだ。


「うむ。まずは、某の舞を」


 解散。


「なにゆえ」


 なにゆえも何もいつもの流れじゃねぇか! いい加減食傷気味なんだよ!


「みくびるでない! 今日の舞はいつものそれとは全く違うのだ!」


 そ、そうなのか? だったら頭ごなしに否定するのも良くないか……。

 それに、お前は私を甘やかそうとしてくれてるんだもんな。文句をつけるのはマナー違反だった。


「わかってくれたらよいのだ」


 うんうん。


「では、改めて某の舞を見るがいい」


 おう! 魅せてくれ、癒されて自ずと勤労意欲が湧くような、お前の甘やかしを……!


「(無限に揺れる尻)」


 バカ!!!! 何一つ変わらないいつもの味!!!!

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