↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
7/12

第七話 伝説と魔法

「もっと早く戻ってくればよかったのに。救世主が現れたのよ」


ノーヴァはあの時のことを見ていたのか、滅茶苦茶興奮している。


「へ、へー。そうなんだ。私も見たかったなー」


誤魔化そうとしたが、ノーヴァにバレた。


「なんで棒読みなのよ。興味ないの?」


「あ、あるよ。めっちゃある」


「なら、見してあげよう!」


ノーヴァは自分の鞄から魔法端末を引っ張り出し、さっきの映像を見せてくれた。


(さっきまで、自分がやっていたことだから見るの恥ずかしい)


なんて思いつつ、端末を見る。


意外と映像はきれいに映っていて謎の人影もしっかり見えていた。


(まっず。これ、ばれないよね)


ばれないかとひやひやしていたが、ノーヴァは全く違うことを考えていたようだ。


「ねえねえ!やっぱりこれ、伝説の桃髪の鳥だよ!」


「へ?」


聞いたことはあるけど、詳しくは知らない。


すると、スコラ先生が黒板に何かを書き始めた。


「せっかくだ。君たちに桃髪の鳥の伝説について詳しく話してあげよう」


こんな事態だというのに、先生は桃髪の鳥の伝説について話し始めた。


「伝説の桃髪の鳥というのはその昔、この国が戦で負けそうになった時、どこからか


現れて、負け戦を勝ち戦に一瞬で変えたという、話からきたのだ。今では、子供に向けた作り話ではないか、と言われているがね」


へー、そんな話があったのか。


「で、なんであれがそれになるの?」


「なんでって、あんな量勝てるわけないじゃない。そこに救世主が現れたのよ?も


う、伝説そのままじゃない!」


興奮気味で私に熱弁してくるのが、少し怖かった。


「だが、これで王国滅亡の危機は免れた。次は戦争をどうするかだが…それは私たちが考えても仕方のないことだ。」


確かに、と思いながら外を眺める、


追撃も終わったようで、満身創痍の兵士が戦場から帰ってきているのが見える。


「今日の学校はこれで終わりだが、明日からは通常通り授業をするから、覚えておくように」


え?さっき来たばかりだよ?まだ2時間くらいしかたってない気がするんだけど。


とはいっても、休めるのは悪くないのでそのまま従うことにした。





「ただいまーって、迎えてくれる人は、今は居ないんだけどね」


組合に帰ってもみんな仕事で忙しく、私の相手をしている暇などないのだ。


前なら、早く帰った日もアウラが仕事をしながら、私の相手をしてくれていたけど、


今はそうもいかない。


そう考えるとアウラってすごいんだなと感心した。




「何しようかな」


やることもなく、ごろごろしようかな、と思っていた時、あることを思い出した。


「創ろうかな、魔法」


私は、二冊しかない魔法の本を出し、ページをめくる。


「魔法の威力を上げる魔法、作りたいよね」


集中し、私の魔力を二冊の本に込めていく。


「ぐっ。やっぱり創造って、結構魔力使う」


魔力の使い過ぎで、気が飛びそうになるけど必死にこらえる。


「創造せよ!我が造りたるその魔法の名は フォルティトゥード(魔法威力強化魔法)!」


新しい魔法を創ったことに満足感を感じながらも、ベッドに倒れこむ。


(あ、やばい。魔力使い過ぎたかも)


私はそのまま気絶してしまった

今回の章はいかがでしたか?

面白かったり改善点等があればぜひ感想欄で教えてください。

今後ともよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。