Changeling~サキとフローラ(仮題)の、世界観をまとめたい⑤
【やっと本来の……w】
ハードモードの透明ドリちゃんこと「Changeling~サキとフローラ(今のところの仮題)」の骨子が、見えてきました。
カテゴリーとしてはローファン、でしょうか?
児童小説というカテゴリーがあれば、ソッチの方が近いかもしれないですね、主人公の年齢は11〜12歳くらいですし。
まとめてみます。
世界には命の生れ出る場所……妖精族が「はじまりの海」と呼んでいる場所から、あらゆる種族の魂が生まれ出る。
妖精族や人間族もそうだが、鳥も獣も魚も虫も草木も、皆そこから魂が生まれ出る。
あらゆる生き物は、身体という器と魂が合わさってはじめてちゃんと「生き物」という存在になる。
身体だけでも魂だけでも、本当の意味で「生き物」にはならない。
……という基礎設定?のある世界で。
まったく同じタイミングで二つの魂が、はじまりの海から生まれ出る。
どんな運命のいたずらなのか、生まれ出る時に二つの魂はぶつかってしまい……それぞれ、違う器へ入ってしまった。
ひとつの魂は、人間の女の子の新生児の身体へ。
もうひとつの魂は……年老いて身罷り、浄化の炎の中から新しく生まれ出た、妖精の女王の新生児の身体へ。
妖精の女王になるはずの苛烈な魂が、平凡な人間の女の子の身体へ。
優しい人間の女の子の魂が、四大精霊を統べ、そのすべてを凌駕するだけの能力を潜在的に持つ妖精の女王の身体へ。
二人はしかしその事実に気付かず、生まれた場所で成長するのであった……。
という流れを思いつきました♪
妖精王の魂で人間の娘さんになった子が、サキ(咲)。
人間の娘さんの魂で妖精の女王(まだ子供なので妖精姫)になった子が、フローラ。
二人は生まれた場所で、それぞれ一生懸命生きていますが、何とも言えない違和感を抱え、苦しんでいます。
特にサキは違和感が強い上、どうも母から軽く疎まれていると感じていて、つらい日々を送っているのです。
(このお母さんもお母さんで、娘の中身に得体のしれないものを感じ、葛藤しながらも真っ直ぐ愛せず苦しんでいます)
彼女たちが七歳になる頃。
妖精界の大人たちも新しい妖精王の心があまりに脆弱なのを憂い、姫の爺やとか婆やといえる妖精界の長老たち(四大精霊の長)が、普段は妖精界の果てで俗世と関わらずに生きている千里眼の賢者を訪ね、我らの主がどうなっているのか見てほしいと頼みます。
賢者は長老たちの要請にこたえ、王宮へ来て妖精姫を見て告げるには
『この姫の身体にある魂は、妖精王の魂にあらず。人間の娘の魂なり』
つまりChangeling(取り替え子)が起こっている、と。
人間たちはChangelingを「妖精のいたずら」だという解釈をしていますが、実は何かのはずみでごくまれに起こる、ある種の自然現象なのです。
長老たちは大慌てで「妖精王の魂」を持つ娘を探し始めるのですが……見つからないまま、徒に五年の月日が経ってしまいます。
なにしろ、妖精姫と同じ日(念のため前後一日を含む)に生まれた人間の女児は、世界で見れば相当の数。
いくら能力で優っていても、妖精たちの絶対数は人間から見れば笑ってしまうほどの数。
総力を挙げて探しても、なかなかたどり着けないのです。
そもそも人間の器に押し込められている妖精王の魂は、その本来の力を発揮出来ません。
だから妖精たちは、女児ひとりひとりを精査する必要があるので、見つけ出すのが難しい……という状況です。
すでに妖精姫が生まれて十二年。
妖精たちの中に諦めの気配が濃くなってきました。
妖精姫の身体はまだまだ子供ですが、人間の娘はそろそろ大人として成熟し始める時期。
人間族の場合、器である身体が繁殖可能になると、身体と魂がより強固に結びつくことが知られています。
妖精王の魂を宿した娘がもし、初潮を迎えていれば。
もはやスムーズに器と魂を分離できません。
分離できないとなると、違う手を取らざるを得ないのが実情。
即ち、現在妖精姫の身体にいる人間の娘に、妖精王になってもらうのです。
ですが脆弱な人間の魂では、本当の意味で妖精王になるのは無理があるでしょう。
だから、どれほど時間がかかっても妖精王の魂を持った人間の娘を見つけ出し、その魂(に刻まれた、妖精王としての資質)を手に入れるため、現妖精姫は、彼女を殺して食べる必要があるのです……。
……という。
結構、ハードな流れが見えてきました。
いやその……、誰得なお話なのかしらん?
我ながらわからなくなってきました(苦笑)。




