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Changeling~サキとフローラ(仮題)の、世界観をまとめたい④

  【妖精の王女と人間の少女。もし取り替え子だとすれば……】


 いえその。

 『透明ドリちゃん』というドラマに対して、別に文句はないです。← 今更?

 アレはそういうラストが相応しいお話だと思いますし。


 ただ私は当時、年齢の割にといいますか年齢相応にといいますか、ちょっと捻くれてましたので。

 主人公である人間の少女ではなく、ずっと放置されていた可哀相な王女様の方へ気持ちが寄っていって、もやもや、もやもやしたのです。


 王女sideから見たら、『私が妖精の王女さまなの? ウッソー』なんて能天気な反応で、透明になったり妖精を呼び出したりなど、(本人の自覚はともかく)好き放題している人間の少女の存在とか、真面目な話、殺意が湧く案件ではないかと思うんですよね。

 え? 過激?

 でも彼女は妖精で、しかも王族。

 それも現王のただひとりの娘である、次代は妖精王になるであろう王女だよ?

(いやその、設定上どうなってるのか、詳しくはわかりませんけど)


 ……でも。

 おそらく妖精から見て、人間は下等な種族だろうし(大王の態度とかからもそんな感じが。少なくとも『夢や希望や勇気を与えて』()()()()()()()()()()存在、でしょう)、妖精の王族である彼女から見て、人間の、それも平民でしかない少女なんてゴミカスみたいな存在ではないかと思うんですよね~。

 そのゴミカスが姫さま姫さまと大事にされ、自分は暗い谷底でただひとり。

 どんないい子でも心が歪みましょうよ。

 おまけに、ミドリがゼリアンと間違われた理由は『顔が似ていたから』という、実に仕様もない理由。

(ここでツッコミが湧いてきます。生まれる前から行方不明の王女の顔、ナンで妖精たちは知ってるの? 色々と大人の事情があるでしょうから、これ以上はツッコみませんがw)

 てめえ、ぶち殺すぞ石の精 ドンパ!← 妖精の国の秘密捜査官、という設定。王女探索の責任者っぽい。

 アラごめんあそばせ、ついつい下々の言葉で罵ってしまいましたわ~❤ ← ?


 などということを、まあ、さすがにそうしょっちゅうではありませんが、折に触れて思い出し、もやもやしていた陰キャ少女こと後のかわかみれい。

 では、どうすれば筋の通った、王女だけが都合よく?可哀相な状況ではない、私自身が納得のいくお話になるのか??


 十代の半ばには童話もどきを書き始めていた後のかわかみれいは、もぞもぞと考えます。

 そんなに真剣に考えていた訳ではありませんが、頭の隅の更に端っこに、引っ掛かっていましたねえ……。



 『Changeling(取り替え子)』


 そういう概念を知ったのが、十代の後半~二十代の初め。

 おそらく大学生の頃でした。

 妖精がいたずらで、人間の子供と妖精の子供を入れ替える現象を指す言葉です。

 現実的には、早死にした我が子は実は妖精の取り替え子で、本当の我が子は妖精の国で幸せに生きていると思い、親が心を慰めるための概念でしょう。

 昔はどこの国であっても乳幼児の生存率が低いのが普通でしょうから。


 ……では。

 もし、妖精の王女と人間の娘さんの間に、妖精のいたずらとかではなく何らかの特殊な事情で取り替えが起こってしまったのだとすれば。

 このストーリーに、がぜん説得力が出るのでは?

 そんな閃きが浮かびましたが、日々に流され、他の物語の設定を詰めるのに忙しく(笑 主にクサのツカサ&月の末裔関連の物語世界ですね)、そのままになっていました。


 が、自分の中で渋滞していた(笑)物語世界を、ある程度は形として出せた昨今。

 じわじわと、『ハードモードでリアリティのある(あくまで個人の感想です)、透明ドリちゃん的な設定のお話』が、脳内で暗躍するようになってきました……。


 しっかし。

 私ってば、書きたい話の基本の発想って、若い頃からしぶとくしぶとく抱えがちなんですねえ。

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