第53話 アレン、善意で揺さぶられる
シルフィの過去記録をめぐるやり取りの後、会議場の空気は少し変わっていた。
最初にこの部屋へ入った時、リーフェン家側の空気は静かで、整っていて、どこか上からこちらを見下ろすようなものだった。
だが今は違う。
わずかではあるが、向こうもこちらの反応を測っている。
こちらがただ押されるだけではないと分かったからだろう。
シルフィは、自分の過去記録を止めた。
本人同意を求めた。
そして、過去の評価だけでなく、リーフェル村での現在記録を併記するよう求めた。
それは、この会議で初めて、リーフェン家側の進行をこちらの言葉で変えた瞬間だった。
けれど、だからといって安心できるわけではない。
むしろ、次はこちらに来る。
俺はそう感じていた。
円卓の向こうで、セラド法務官が水晶板を下げる。
代わりに、森術師の一人が立ち上がった。
年配の女性だった。
深緑の長衣を着て、首元には葉を模した銀の飾りをつけている。表情は厳しいが、セラドほど冷たい感じではない。
「では、次の議題に移らせていただきます」
彼女は静かに言った。
「魔力回路安定化の一般論、および付与術との相互作用についてです」
来た。
俺は机の下で、布袋に触れた。
丸、バツ、四角。
そこにある。
シルフィが隣で少しだけ俺を見る。
さっきとは逆だ。
今度は、シルフィが俺を見守る番になる。
森術師は、円卓の中央に別の水晶板を置いた。
今度の板には、いくつもの細い線が浮かび上がる。
人の体の輪郭。
胸元から腕、指先へ伸びる魔力の線。
それが、ところどころで途切れたり、絡んだりしている。
「これは、森術系魔力回路損傷例の模式図です」
森術師は説明を始めた。
「魔力回路とは、魔力が体内を巡る道です。一般的な魔術師にも存在しますが、森術師の場合は精霊応答路と重なるため、損傷時の影響が大きい」
マリナさんの羽ペンが走る。
クラウディアさんは腕を組み、発言者をまっすぐ見ている。
マルタさんは、表情を変えずに座っていた。
ただ、俺には分かる。
彼女はすでに警戒している。
森術師は水晶板に触れた。
模式図が切り替わる。
今度は、幼い子供の輪郭だった。
「こちらは、近年確認された若年者の症例です。森術素質はあるものの、魔力回路が未成熟な段階で外部刺激を受けたため、魔力が逆流し、慢性的な発熱、疲労、手指の痺れ、精霊応答の暴走が起きています」
胸の奥が、少し重くなった。
子供。
病気。
苦しんでいる。
その言葉は、俺の中にまっすぐ入ってくる。
森術師は続ける。
「別の症例では、魔力回路の一部が焼き切れ、通常の森術では修復困難となっています。薬草療法、精霊鎮静、魔力絶食、いずれも一時的な改善に留まりました」
水晶板に、いくつもの症例が表示される。
名前は伏せられている。
年齢だけが出ていた。
七歳。
九歳。
十一歳。
十三歳。
思ったより若い。
俺は思わず手を握った。
魔力回路の損傷。
それはシルフィにも関係がある。
そして俺は、シルフィの魔力回路を修復したらしい。
無自覚だった。
意識してやったわけではない。
でも、結果としてそうなった。
もし、同じように苦しんでいる子供がいるなら。
もし、俺に何かできるなら。
胸の奥に、いつもの感覚が湧き上がる。
何かしなければ。
できることがあるなら。
「アレン殿」
森術師が、俺を見た。
声は責めるものではない。
むしろ丁寧だった。
「あなたの付与術は、シルフィ殿の魔力回路安定化に大きく関与した可能性があります。もし同様の技術が再現できるなら、多くの子供たちを苦しみから解放できるかもしれません」
多くの子供たち。
苦しみから解放。
言葉が重い。
俺は口を開きかけた。
「俺に、できるなら――」
その瞬間、懐の中のバツ木片が指に当たった。
自分で触れたのではない。
緊張して握っていた布袋の中で、たまたま指先がバツの角に触れた。
いや、たまたまではないのかもしれない。
ミナが丁寧に削ってくれた角。
ぷる太が確認してくれた木片。
村のみんなが「少しならは駄目」と何度も言ってくれた。
その全部が、指先にあった。
俺は言葉を止めた。
クラウディアさんがすぐに口を開く。
「確認します」
会議場の空気がぴんと張る。
「今の発言は、アレン殿に研究協力または付与術実演への同意を求めるものですか」
森術師が少し驚いた顔をした。
「いえ、同意を求めたわけではありません。可能性について、学術的に意見を伺いたいだけです」
マリナさんが即座に記録する。
「記録します。リーフェン家側森術師、同意要求ではなく学術的意見確認であると発言」
森術師はわずかに眉を動かした。
言葉が記録される。
それだけで、相手の言い方が少し慎重になる。
俺は、ゆっくり息を吸った。
危なかった。
今、俺は「できるなら協力します」と言いかけた。
たぶん、昔の俺なら言っていた。
何も考えずに。
善意だけで。
その後どうなるか考えずに。
「アレン殿」
エルドランが静かに言った。
「安心してください。本日、同意書への署名を求めるつもりはありません」
穏やかな声。
でも、その後の言葉が来るのが分かった。
「ただ、あなたの力が救える命があるかもしれない。その可能性について、あなた自身はどうお考えですか」
これだ。
問いとしては正しい。
でも、重い。
俺が「助けたい」と言えば、その言葉は記録される。
「助けたいなら協力できるはずだ」と、次につながるかもしれない。
でも「関係ありません」とは言えない。
俺は本当に、苦しんでいる子を助けたいと思っている。
嘘ではない。
だから苦しい。
シルフィが隣で、静かに言った。
「師匠」
小さな声。
俺にだけ届くくらいの声だった。
「四角です」
それだけだった。
でも、十分だった。
俺は布袋から四角の木片を取り出し、机の下で握った。
一人で決めない。
そうだ。
俺は今、助けたい気持ちまで否定する必要はない。
でも、この場で決める必要もない。
「助けたい気持ちはあります」
俺は言った。
会議場の視線が集まる。
逃げずに続けた。
「苦しんでいる子供たちがいるなら、何かできるかもしれないと考えます。それは本当です」
森術師の表情が少し動いた。
エルドランも、わずかに目を細める。
けれど、俺は続けた。
「でも、ここで一人で決めません」
マリナさんの羽ペンが、はっきりと音を立てた。
「俺は、自分の付与術をまだ全部理解していません。シルフィの魔力回路が安定したことも、俺一人の判断で再現できるものか分かりません。誰かを助けたい気持ちはあります。でも、その気持ちを理由に、ここで研究協力や実演を約束することはできません」
クラウディアさんが頷いた。
マルタさんが、少しだけ笑った。
シルフィは、記録板を握りしめている。
「必要なら、症例の情報を個人が特定されない形で、リーフェル村と王国側、ギルド側に持ち帰って確認します」
俺は言った。
「俺にできることが本当にあるのか。安全なのか。相手の子供に負担がないのか。俺が自分を壊す形にならないのか。そういうことを相談してからでないと答えられません」
セラドが静かに言う。
「随分と慎重ですね」
「慎重になれと教わりました」
俺は答えた。
「リーフェル村で」
その言葉に、マルタさんが満足そうに頷いた。
「よし」
小さな声だったが、聞こえた。
◇
森術師は、水晶板の前で少し考え込んだ。
彼女自身は、悪意だけで話しているわけではないのだろう。
症例を見せた時の目は、研究者のものでもあったが、苦しむ者を何とかしたい者の目でもあった。
だから余計に厄介だった。
完全な悪人なら、拒みやすい。
けれど、本当に助けたい人が混じっている時、断るのはとても難しい。
「アレン殿」
森術師は、少し声を柔らかくした。
「あなたが慎重になられる理由は理解します。ただ、魔力回路損傷は時間との勝負になることもあります。早く知見を得られれば、それだけ救える可能性が――」
「その言い方は危ないね」
マルタさんが割って入った。
会議場がまた止まる。
森術師は不快そうではなく、むしろ戸惑った顔をした。
「危ない、とは?」
「その子たちを助けたい気持ちは分かるよ。あたしだって、子供が苦しんでるなら助けたい。でもね、『時間との勝負』って言われると、この子はすぐ何か言わなきゃって思う」
マルタさんは、俺を指した。
「アレンはそういう子だよ。困ってるって聞けば、自分の飯を後回しにする。寝るのも後回しにする。自分がどこまでできるかも分からないのに、少しならって言う」
「マルタさん……」
「本当のことだろ」
「はい」
何も言えない。
森術師は俺を見た。
少し驚いている。
まさか、この場で俺の弱点を村側から言われるとは思っていなかったのだろう。
マルタさんは続けた。
「だから、助けたいならなおさら、急がせちゃ駄目だ。急がせて潰したら、次の子も助けられない」
その言葉は、会議場の空気に重く落ちた。
クラウディアさんが記録を確認しながら言う。
「同意します。緊急性を理由に、事前条件や本人意思を飛ばすことは認められません」
マリナさんも続ける。
「ギルド側記録としても、症例情報の持ち帰り検討は妥当です。個人情報を伏せた資料を、王国側・ギルド側・リーフェル村側で確認する形を提案します」
セラドが少しだけ眉を上げた。
「つまり、症例資料をこちらから提出し、リーフェル村で検討すると?」
「はい」
マリナさんは、笑顔を崩さず言った。
「会議で即時協力を求めない条件に合致します。さらに、アレン様が一人で判断しないという村側方針にも合います」
エルドランが口を開く。
「しかし、症例はリーフェン家内部の重要資料でもあります」
クラウディアさんが返す。
「個人特定情報を伏せた概要資料で構いません。年齢、症状、既存治療、危険度、緊急性。付与術の適用可能性を検討するにはそれで足ります」
森術師は少し考えた。
「……学術的には、最低限の検討は可能です」
セラドが彼女を見る。
「よろしいのですか」
「今ここで何も得られず終わるよりは」
森術師は言った。
「持ち帰りでも、検討されるなら前進です」
その声には、少しだけ本音があった。
彼女は本当に症例を何とかしたいのかもしれない。
俺はそのことに、少しだけほっとした。
同時に、気を引き締める。
本気の善意ほど、強い圧力になる。
それも今日、よく分かった。
◇
セラドは円卓に指を置き、整理するように言った。
「では、確認します。リーフェン家側は、魔力回路損傷症例について、個人特定情報を伏せた概要資料を作成する。リーフェル村側は、それを持ち帰り、王国側およびギルド側立会いのもとで、付与術的観点から検討する。ただし、アレン殿は本日この場で研究協力、実演、治療協力に同意しない」
マリナさんが記録する。
クラウディアさんが確認する。
「その通りです。加えて、後日の協力についても、本人同意、対象者同意、安全確認、記録管理、実施場所、期間を改めて文書化する必要があります」
「当然でしょう」
セラドは答えた。
当然、という顔をしている。
でも、最初から当然だったわけではない。
条件書があり、記録があり、マルタさんが止め、クラウディアさんが確認し、マリナさんが記録したから、当然になった。
俺一人なら、きっと途中で頷いていた。
そう思うと、背中が冷えた。
「アレン殿」
森術師がもう一度、俺を見た。
「あなたの慎重さは理解しました。ただ、一つだけ聞かせてください」
クラウディアさんがすぐに確認する。
「同意を求める質問ですか」
「いいえ」
森術師は首を横に振った。
「心構えの質問です。答えたくなければ、答えなくて構いません」
俺は四角の木片に触れた。
「質問を聞いてから、答えるか決めます」
森術師は頷いた。
「もし、あなたの付与術で本当に誰かを助けられると分かった時、あなたは完全に背を向けますか」
会議場が静かになる。
これは、難しい質問だった。
完全に背を向けるのか。
それは違う。
でも、何でもしますと言うのも違う。
俺は言葉を探した。
リーフェル村での練習を思い出す。
困っていることを否定しない。
でも、自分だけで背負わない。
手順へ戻す。
「背を向けたいわけではありません」
俺は言った。
「助けられるなら、助けたいです」
森術師が俺を見ている。
エルドランも、セラドも。
「でも、助けたいからといって、俺が何でも背負うとは言えません。俺ができること、できないこと、安全なこと、危ないこと。ちゃんと確認して、それでも助けられる方法があるなら考えます」
俺はそこで、少し息を吸った。
「それから、俺一人では決めません。リーフェル村のみんなと、王国側、ギルド側、必要なら相手の本人や家族とも相談します」
「本人や家族」
森術師が、その言葉を繰り返した。
「はい。苦しんでいる子供たちのためと言うなら、その子たち自身がどう扱われるかも大事だと思います。俺やリーフェン家だけで決める話じゃないと思います」
森術師は、しばらく黙った。
そして、深く頷いた。
「……それは、確かにそうですね」
その一言は、少しだけ空気を変えた。
エルドランの顔は読めない。
セラドは何かを考えている。
リュシアは、ほっとしたように俺を見ていた。
マルタさんが小さく呟く。
「ちゃんと言えたじゃないか」
「はい」
「今のは丸寄りだね」
俺は机の下で、丸の木片に少し触れた。
完全な丸かは分からない。
でも、少なくともバツではない。
四角を握ったまま、少し丸へ近づいた答えだった。
◇
その後、森術師たちは症例資料の扱いについて話し合った。
リーフェン家側としては、すぐにすべてを出すつもりはなかったらしい。
だが、会議の流れが変わった。
こちらが即時協力を断った代わりに、持ち帰り検討という道を示した。
それを拒めば、リーフェン家側が「本当に子供たちを助けたいのか」と疑われる。
セラドは、そのことを理解していた。
「では、三件の概要資料を作成します」
彼は言った。
「個人名、家名、居住地は伏せる。年齢、症状、発症経緯、既存治療、危険度を記載する。資料の取り扱いは王国側立会人、ギルド側記録補助、リーフェル村側記録係の三者で確認する」
クラウディアさんが頷く。
「妥当です」
マリナさんも言った。
「資料受領時に、二次利用禁止と本人特定禁止を記録します」
森術師は少しだけ苦笑した。
「ギルドは細かいのですね」
「細かくないと、後で人が傷つきますから」
マリナさんは笑顔で返した。
その笑顔は柔らかい。
でも、決して退かない。
俺は本当に、一人ではないのだと思った。
何度でも思う。
一人なら無理だった。
この会議場で、俺は何度も頷きそうになった。
シルフィも、過去の記録に飲み込まれそうになった。
でも、止める人がいた。
記録する人がいた。
茶を出す人がいた。
木片があった。
村の言葉があった。
◇
休憩の時間になった。
今度は、俺が少し疲れていた。
席を立った瞬間、膝に力が入らない感じがした。
マルタさんがすぐに気づく。
「アレン、こっち来な」
「大丈夫です」
「その言葉は?」
「……バツです」
「よし」
マルタさんは俺を窓際の休憩場所へ連れていき、木杯に薬草茶を注いだ。
「飲みな」
「はい」
茶は温かい。
少しだけ苦くて、村の匂いがする。
飲むと、胸の奥の緊張が少しほどけた。
「危なかったね」
マルタさんが言う。
「はい」
「でも止まれた」
「木片のおかげです」
「木片だけじゃないよ。あんたが触れたから止まれたんだ」
その言葉に、少しだけ胸が温かくなった。
シルフィが隣に来た。
「師匠、先ほどの返答、記録しました」
「また恥ずかしいやつ?」
「大事なやつです」
「なら仕方ない」
シルフィは記録板を見せてくれた。
『師匠、症例提示に強く揺れる。協力と言いかけるが、バツ木片に触れて停止。助けたい気持ちは認めつつ、その場同意を拒否。持ち帰り検討を提案』
恥ずかしい。
でも、確かに大事だ。
「俺、揺れてたよな」
「はい」
「かなり?」
「かなり」
はっきり言われた。
でも、嫌ではない。
「止めてくれてありがとう」
「師匠も、先ほど私を待ってくれました」
「うん」
「お互いです」
シルフィはそう言って、少し笑った。
その笑顔に、俺も笑った。
◇
休憩の終わり際、リュシアが近づいてきた。
彼女は俺に向かって、深く頭を下げた。
「アレン殿。先ほどの症例提示について、リーフェン家側の一員として、圧力になったことを認めます」
俺は少し驚いた。
「リュシアさん」
「あなたが助けたい気持ちを持つ方だと分かっていて、その話を出しました。学術的には必要な議題ですが、同時にあなたの善意へ訴える形にもなりました」
セラドやエルドランが聞いていない距離だ。
それでも、彼女は慎重に言葉を選んでいる。
「私は、会議運営側としてその点を記録します」
「ありがとうございます」
「それから」
リュシアは少しだけ表情を柔らかくした。
「あなたが『本人や家族とも相談する』と言ったこと、私は大切だと思いました」
「そうですか?」
「はい。リーフェン家では、家と研究のために本人の意思が後回しになることがあります。今日のあなたの言葉は、その逆でした」
シルフィが静かにリュシアを見る。
リュシアは、シルフィにも向き直った。
「シルフィ。あなたの村は、やはり不思議ですね」
「はい」
シルフィは頷いた。
「でも、私には大切な村です」
「分かります」
リュシアは小さく微笑んだ。
「少しだけ、分かるようになりました」
◇
会議はまだ続く。
次は、森術と付与術の相互作用について、より具体的な話になるだろう。
つまり、俺の力についてだ。
今日一番危ない議題かもしれない。
俺は木杯を置き、布袋の中の木片を確認した。
丸。
バツ。
四角。
そして、ミナがくれた「そうだん」と書かれた大きめの四角。
俺はそれを手に取った。
机に戻る前に、シルフィが言った。
「師匠」
「何?」
「次も、四角から始めましょう」
「うん」
「分かっていることだけ丸。嫌なことはバツ。分からないことは四角です」
「リーフェル村式だな」
「はい」
マルタさんが薬草茶の瓶をしまいながら言った。
「リーフェル村式で行くよ。相手の会議場でもね」
クラウディアさんが戻ってきて、静かに頷く。
「条件はまだ有効です。必要なら退席できます」
マリナさんも羽ペンを持ち直した。
「記録します。全部」
俺は深く息を吸った。
まだ怖い。
まだ揺れる。
でも、さっき俺は止まれた。
助けたい気持ちを消さずに、その場で自分を差し出さないことができた。
それは、小さな一歩かもしれない。
でも、俺にとっては大きな一歩だった。
会議場へ戻る。
円卓の向こうで、エルドランがこちらを見ていた。
その目は、相変わらず冷静で、何を考えているか分からない。
けれど、俺はもう最初ほど飲まれていなかった。
懐の四角に触れる。
一人で決めない。
その言葉を胸の中で繰り返しながら、俺は席に戻った。




