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無能だと追放された底辺付与術師、実は世界で唯一の【全自動・神級バフ】持ちでした 〜辺境でスローライフを送るはずが、俺が抜けて壊滅寸前の勇者パーティーが泣きついてきてももう遅い。  作者: 終焉を綴る堕天筆聖セラフィム・夜叉王院常闇寛龍


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第27話 リーフェル村、外向きの商売ルールを作る

 リーフェル村の朝は、会議から始まった。


 最近、会議が増えている。


 俺がこの村へ来たばかりの頃は、朝といえば井戸の水汲み、畑の様子見、薪割り、朝食の支度くらいだった。もちろん村長は村長で色々考えていたのだろうが、俺が呼ばれることはほとんどなかった。


 それが今では、村長の家に集まる面々もすっかり固定されている。


 村長。


 マルタさん。


 門番老人。


 シルフィ。


 俺。


 そして、ぷる太。


 ぷる太は今日も水を張った小さな桶の中に入っている。正式な井戸守りなので、会議に参加しているらしい。


 この村では、スライムが会議に出る。


 冷静に考えるとおかしいのだが、誰も突っ込まなくなってきた。


「では、始める」


 村長が杖を立てかけ、机の上に一枚の板を置いた。


 板には、門番老人が炭で大きくこう書いている。


『外向き商売の決まり』


 字が力強い。


 少し力強すぎて、商売というより戦の作戦書に見えた。


「今日決めるのは、今後この村が外と取引する時の決まりだ」


 村長の声はいつもより硬い。


「ドラン商会の件で分かった。外の者と取引するには、ただ物を売るだけでは済まん。契約、価格、品質、秘密、村の安全。全部考えねばならん」


「商売って大変なんですね」


 俺が言うと、マルタさんが呆れたように笑った。


「今さらだよ。畑の野菜一つ売るのにも、相手がまともかどうか見ないといけないんだからね」


「バルドさんみたいな人ばかりならいいんですけど」


「あの人は、あれでかなり律儀な方だよ」


「分かります」


 バルドさんは商人らしく利益には敏いが、少なくとも村を食い物にしようとはしない。品物の値段も、理由を聞けば説明してくれる。高い時は高いと言うし、安く買う時も「今は王都で値が落ちている」とちゃんと教えてくれる。


 ドランとは全然違った。


 シルフィが羊皮紙を広げる。


「昨日までの内容を整理しました。まず、外部へ出してよいものと、出してはいけないものを分ける必要があります」


「出してはいけないもの」


 村長が頷く。


「井戸水、霊豆、世界樹関連、ぷる太、このあたりだな」


「ぷる太を出すって何ですか」


 俺が思わず言うと、ぷる太が桶の中でぷるんと揺れた。


 少し不安そうだった。


「いや、誰もぷる太を売らないぞ」


「ぷる……」


 ぷる太は安心したように丸くなる。


 シルフィが真面目な顔で補足した。


「ぷる太そのものはもちろんですが、ぷる太の浄化能力についても外へ出してはいけません。井戸水の品質がぷる太によって維持されていると知られれば、ぷる太を狙う者が現れる可能性があります」


 部屋の空気が引き締まる。


 マルタさんがぷる太の桶をそっと自分の方へ寄せた。


「そんなことはさせないよ」


「ぷる」


 ぷる太が小さく鳴く。


 門番老人が腕を組んだ。


「ぷる太は村の井戸守りだからな」


「その通りです」


 シルフィは頷き、記録へ書き込む。


「外部説明では、井戸水は『昔から水質のよい井戸』程度に留めるべきです」


「昔から?」


 俺が首を傾げる。


「最近急に良くなった、では目立ちます」


「確かに」


「ですので、村の言い方を統一しましょう。『山からの水脈がよいので、昔から飲みやすい』」


 村長が頷く。


「それでいこう」


 マルタさんが手を上げた。


「でも、昔からそんなに良かったかい?」


「そこは、まあ」


 村長が視線を逸らす。


「昔から少し良かった、最近は手入れをしたからさらに良くなった、くらいなら嘘ではなかろう」


「嘘が苦手な村長が、いい感じにぼかしてきましたね」


「アレン、お前さんに言われたくない」


「俺ですか」


「お前さんは、隠し事をすると顔に出る」


「そんなに?」


 俺が聞くと、部屋にいた全員が頷いた。


 ぷる太まで揺れた。


「ぷる太まで?」


「ぷる」


 地味に傷ついた。


     ◇


 次に、売ってよいものの話になった。


 シルフィは羊皮紙に項目を書いていく。


 一、普通より少し品質の良い薬草。


 二、保存状態の良い乾燥野菜。


 三、少量の麦や豆。


 四、簡単な修繕済み道具類。


「修繕済み道具類?」


 俺が聞くと、村長がこちらを見た。


「お前さんが軽く直した鍬や鎌だ」


「あれを売るんですか?」


「売るというより、余った分があればだ。だが、外に出すなら注意が必要だ」


 シルフィがすぐに言う。


「師匠が修繕した道具は、耐久性が異常に高くなる傾向があります。外へ出す場合は、効果を抑えるか、師匠が触れていないものにするべきです」


「俺が触らない方がいい物、また増えた」


「村の安全のためです」


「分かってるけど、少し寂しいな」


 そう言うと、シルフィがぴたりと羽ペンを止めた。


「師匠」


「何?」


「触れないことも、村を守る仕事です」


 村長が深く頷く。


「その通りだ。付与相談役は、付与しない判断もせねばならん」


「付与しない判断……」


 俺はその言葉を繰り返した。


 今まで、何かできることがあればやらなければいけないと思っていた。


 役に立てるなら手を出す。


 治せるなら治す。


 整えられるなら整える。


 でも、力を使えば何でも良いわけではない。


 使いすぎれば目立つ。


 目立てば狙われる。


 狙われるのは俺だけではなく、村全体だ。


「難しいですね」


「難しいから相談役なのだ」


 村長は短く言った。


「簡単なら役目などいらん」


「確かに」


 ぷる太が桶の中でぷるんと揺れた。


 自分も分かっていると言いたげだった。


 マルタさんが笑う。


「ぷる太も、井戸を浄化しすぎない練習が必要かね」


「ぷる?」


 ぷる太が固まった。


 どうやら、それは考えていなかったらしい。


「そうですね」


 シルフィが真面目に頷く。


「ぷる太の浄化も、外部に見せる水については抑える必要があります」


「ぷる……」


 ぷる太がしょんぼりした。


 ミナがいたら「ぷる太は頑張ってるのに!」と怒りそうだ。


 俺は桶の縁を軽く撫でた。


「ぷる太、村の中では今まで通りでいい。外に出す分だけ少し普通にするんだ」


「ぷる?」


「たとえば、すごく綺麗な水じゃなくて、普通においしい水くらい」


「ぷる……ぷる」


 考えている。


 スライムが考えている。


 最近、この光景にも慣れてしまった。


「できそうか?」


「ぷる」


「努力するそうです」


 シルフィが訳した。


「シルフィ、本当に分かるようになってないか?」


「なんとなくです」


 なんとなくで会議が進んでいる。


 この村、大丈夫だろうか。


 たぶん大丈夫だ。


 たぶん。


     ◇


 会議の途中、ミナが差し入れを持ってきた。


 小さな籠に、焼いた麦餅が入っている。


「マルタおばちゃんから!」


「ありがとう、ミナ」


「会議、長い?」


「少し長くなりそうだ」


「ぷる太、ちゃんと会議してる?」


「ぷる」


 ぷる太が真面目に揺れた。


 ミナは満足そうに頷く。


「えらい!」


 そして、机の上の板を見た。


『外向き商売の決まり』


「商売の決まり?」


「そうだ」


 村長が答える。


「外の人と物を売ったり買ったりする時、村がだまされないように決まりを作っておる」


「変な紙に名前書かないやつ?」


「それも一つだな」


 ミナは真剣な顔で頷いた。


「ミナも覚える」


「そうか」


「一、変な紙に名前書かない」


「うむ」


「二、ぷる太が嫌がる薬はだめ」


「うむ」


「三、アレンお兄ちゃんを売らない」


「売らん」


 村長が即答した。


 マルタさんが吹き出しそうになる。


 俺は少し困った。


「ミナ、俺は売り物じゃないからな」


「でも悪い商人さん、アレンお兄ちゃんを連れていこうとしたんでしょ?」


「連れていこうというか、協力契約に」


「それ、だめ!」


 ミナは拳を握った。


「アレンお兄ちゃんは村の人だから、勝手に持っていっちゃだめ!」


「持っていくって荷物みたいだな」


「荷物じゃないから、もっとだめ!」


 その言い方に、胸の奥が温かくなった。


 村の人。


 勝手に持っていってはいけない。


 子供の言葉は真っすぐで、時々大人より核心を突く。


 村長が静かに頷いた。


「ミナの言う通りだ。四つ目の決まりに入れよう」


「本当に?」


「本当だ」


 シルフィが羊皮紙に書く。


「第四項。村人本人の意思を無視した契約、身柄の拘束、労働協力の強制は禁止」


「シルフィ先生、むずかしい」


「つまり、誰かを勝手に売ったり、連れていったり、働かせたりしてはいけない、ということです」


「うん、それ!」


 ミナは満足した。


「ぷる太もだよ!」


「ぷる!」


「ぷる太も勝手に売らない」


 シルフィが追記する。


「人および村の守護生物に関する取引は禁止」


「守護生物」


 俺は思わず繰り返した。


 ぷる太がちょっと誇らしげに揺れる。


 肩書きがまた増えそうで怖い。


     ◇


 午後には、決まりを村全体へ共有することになった。


 広場に村人たちが集まり、村長が板を掲げる。


 門番老人が字を大きく書き直したものだ。


『リーフェル村 外向き商売の決まり』


 一、契約書は必ず村長、シルフィ、アレンが確認する。


 二、井戸水、世界樹、霊豆、ぷる太の力は外へ出さない。


 三、薬草や作物は、村で決めた量だけ売る。


 四、村人やぷる太を勝手に契約に入れない。


 五、怪しい薬や保存薬はぷる太に見てもらう。


 六、分からない時は、その場で決めず持ち帰る。


 かなり実用的な決まりになった。


 特に五番目が目立つ。


 ぷる太が広場の中央で、ものすごく得意げに揺れていた。


「五番、ぷる太だ!」


 ミナが嬉しそうに言う。


「ぷる太、すごい!」


「ぷる!」


 ぷる太が跳ねる。


 光りかける。


「ぷる太、今は光っていいぞ」


「ぷるる!」


 金色に少し光った。


 村人たちから拍手が起きる。


 村長が微妙な顔をした。


「目立たせないための決まりを説明しているのに、目立っておるな」


「今日だけです」


 俺が言うと、シルフィが記録しながら言った。


「村内士気の向上には効果的です」


「そういう見方もあるのか」


「あります」


 村長は諦めたように頷いた。


「まあ、村の中ならよい」


 マルタさんが村人たちへ声をかける。


「みんな、分かったね? 外の人がどれだけ急がせても、その場で名前を書いちゃだめだよ。王都の商人だろうが、貴族の使いだろうが、エルフだろうが、まず持ち帰る!」


「はい!」


 若者たちが返事をする。


 門番老人も言う。


「それから、うまい話には必ず裏があると思え。特に『今だけ』と『特別に』は危ない」


「それは商人全員に悪い気もしますけど」


 俺が言うと、門番老人は鼻を鳴らした。


「まともな商人なら、急がせない」


「確かに」


 バルドさんも、こちらが迷えば「次に来た時でもいい」と言う人だった。


 急がせる相手ほど、考える時間を与えたくない。


 俺も覚えておこうと思った。


 シルフィが板を見ながら言った。


「この決まりは、村内に掲示しましょう。村の入口と、井戸のそば、保存庫の前に」


「井戸のそばにも?」


「ぷる太が確認する場所ですので」


「ぷる太が読むのか?」


「読めるかどうかは別として、役目の象徴になります」


 ぷる太が真剣に揺れた。


 読めるようになる気があるらしい。


 ミナが目を輝かせる。


「ぷる太に字を教える!」


「スライムに字を?」


「ぷる太ならできるよ!」


「ぷる!」


 ぷる太もやる気だ。


 俺はシルフィを見る。


 シルフィは少しだけ考えた。


「魔力反応で簡単な記号を識別できる可能性はあります」


「真面目に検討するのか」


「ぷる太は成長中ですので」


 この村では、スライムの読み書き教育まで始まりそうだった。


     ◇


 夕方、バルドさんが村へ来た。


 いつもの荷馬車で、いつものように手を振りながら。


「いやあ、聞いたぞリーフェル村! 王都で大騒ぎじゃないか!」


 村長の顔が固まった。


「もう噂になっておるのか」


「そりゃなるさ。ドラン商会が偽薬でやらかした上に、ガリオン男爵家まで絡んでるって話だからな。しかも、辺境の村でスライムが見抜いたっていうんだから、酒場じゃ大人気だぞ」


「大人気……」


 俺はぷる太を見た。


 ぷる太は井戸守りの旗の下で、少し得意げにしている。


 やめてほしい。


 これ以上有名にならないでほしい。


「ぷる太の名前も出てますか?」


「井戸守りぷる太、ってな」


「出てる……」


「かわいいって評判だ」


「方向性が違う目立ち方だ」


 シルフィがすぐに記録する。


「ぷる太の名が王都酒場に流布」


「それ記録しなくてもいいんじゃないか?」


「重要です」


 バルドさんは笑いながら荷台から品物を下ろした。


「まあ、悪い噂ばかりじゃない。リーフェル村は怪しい契約に引っかからない村だって話にもなってる。これは商人相手には結構な抑止になるぞ」


「抑止?」


「騙しにくい村に、悪徳商人は行きたがらない。手間のわりに儲からないからな」


 村長が少し安心した顔をした。


「それは助かる」


「ただし、逆に興味を持つまともな商人も増えるかもしれない。だから決まりを作るのは正解だ」


 バルドさんは板を見た。


「ほう。外向き商売の決まりか。いいじゃないか」


「バルドさんから見て、どうですか?」


 俺が聞くと、彼は板をじっくり読んだ。


「かなり良い。特に『その場で決めず持ち帰る』がいい。これがあるだけで、だいぶ違う」


「そうなんですね」


「ああ。契約は、急いだ方が負けることが多い」


 バルドさんはにやりと笑った。


「それと、俺からも提案がある」


「提案?」


「村で売る薬草には、品質を三段階に分けた方がいい。村内用、信頼できる取引用、一般販売用。最初から全部良いものを出すと危ない」


 シルフィが目を輝かせた。


「なるほど。品質管理区分ですね」


「そうそう、それだ」


「販売用の薬草は、師匠が直接触れない畑で育てたものに限定しましょう」


「また俺が触らない方向だ」


「必要です」


 バルドさんが笑う。


「アレン坊は触ると良くしすぎるからな」


「バルドさんまで」


「俺の目にも分かるぞ。前にもらった乾燥薬草、普通じゃなかった」


「普通のつもりだったんですけど」


「そこが怖い」


 皆が頷く。


 俺だけが少し取り残された。


 とはいえ、バルドさんの提案は役立った。


 村長はすぐに決まりへ追加する。


 七、外へ売る薬草は品質を分け、村内用の特別なものは出さない。


 シルフィはそれを綺麗に書き直した。


 バルドさんは満足そうに頷く。


「これなら、少量ずつ安全に売れる。王都ギルドと正式に取引できるなら、俺も運搬で協力できるぞ」


「バルドさんは、それでいいんですか? 王都ギルドと直接取引になったら、儲けが減るんじゃ」


 俺が聞くと、バルドさんは笑った。


「短く見ればな。長く見れば、信用できる村と長く付き合う方が得だ」


「長く」


「商売は一回勝てばいいもんじゃない。次も、その次も、また会える方が強い」


 その言葉は、ドランとはまったく違った。


 シルフィが静かに言った。


「良い商人の言葉ですね」


「お、エルフのお嬢ちゃんに褒められると照れるな」


「照れなくていいです。記録します」


「それは少し照れる」


 広場に笑いが起きた。


     ◇


 夜、俺は自分の家で、今日の決まりを書き写していた。


 シルフィの字は綺麗だ。


 俺の字は、まあ読める。


 読めるはずだ。


 シルフィが横から覗き込む。


「師匠、ここの『契約』の字が少し崩れています」


「難しいんだよな、この字」


「練習しましょう」


「はい」


 先生のようだ。


 いや、実際、先生になりつつある。


 ぷる太は机の端で、木片に書かれた簡単な記号を見つめていた。


 ミナが昼間に持ってきたものだ。


 丸は水。


 三角は薬。


 バツはだめ。


 ぷる太用の初級文字らしい。


「ぷる太、これは?」


 俺が丸を指す。


「ぷる」


 ぷる太は桶の水を少し揺らした。


「水だな。じゃあこれは?」


 三角。


 ぷる太は少し考え、薬草の束の方へ体を伸ばした。


「薬?」


「ぷる」


「合ってる」


 シルフィが真面目に記録する。


「ぷる太、記号識別の初歩を理解」


「本当に賢くなってるな」


「師匠の影響でしょう」


「俺、スライム教育までしてたのか」


「無自覚に」


「また無自覚か」


 ぷる太は誇らしげに揺れた。


 窓の外では、村が静かに夜を迎えている。


 井戸のそばには決まりの板が立てられた。


 保存庫の前にも。


 村の入口にも。


 小さな村が、外の大きな力に飲み込まれないための、最初の決まり。


 それは剣でも魔法でもない。


 紙と板と話し合いでできた守りだった。


「シルフィ」


「はい」


「今日は、村が少し強くなった気がする」


「はい」


 彼女は柔らかく頷いた。


「力だけではなく、決まりを持つ村になりました」


「決まりって大事なんだな」


「はい。悪い契約を拒むためにも、良い取引をするためにも必要です」


「俺、まだ知らないことが多い」


「一緒に覚えましょう」


「うん」


 その言葉が、自然に嬉しかった。


 俺一人で全部分からなくてもいい。


 シルフィがいる。


 村長がいる。


 マルタさんがいる。


 バルドさんも、マリナさんも、助けてくれる。


 ぷる太もいる。


 この村は、小さいけれど一人ではない。


 俺は書き写した板を見た。


『分からない時は、その場で決めず持ち帰る』


 いい決まりだと思った。


 俺自身にも必要な決まりかもしれない。


 困ったら、その場で抱え込まない。


 持ち帰って、みんなで考える。


 それが、リーフェル村のやり方になる。

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