表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
超時空の彼方 〜フォロミー〜  作者: 一等神 司
第一章 ◆闇から光へ◆
12/22

【母親】

分かれ出た二人の話です。

お母様と呼ぶ二人は、私から分かれ出たモノで間違い無かった。

魂の繋がりを感じるから。

でも、私とは別の存在になっている。

怨霊ではなくなったので、単細胞生物が分裂で増えるのと同じ様に、分体したモノは、私から分かれたら、別の生命体になるのかも知れない。


「初めまして」


「「初めまして?僕達 お母様から分かれ出たから、初めましては変かも!?」」


「あ、そうよね……」


「お母様 僕はコーイチです」

「お母様 僕はイアンです」


「私 結婚どころか恋愛さえした事が無いのに、子持ちになっちゃうんだね……」


「「うん!」」


「コーイチと…」


「はい!」


「イアン…ね?」


「はい!」


元気よく返事してくれた。


「僕達 要らなかった?」


戸惑っていたらコーイチが聞いてきた。


「そんな事は無いよ。嬉しいよ」


「本当…に?」


不安そうにイアンが確認する。


「もちろんよ。お母さん 嬉しいよ。産まれてくれて、ありがとう!」


「「良かった!!」」


二人が眩しい位の笑顔になった。

二人共 私から分かれ出たとは思えない程の美形だ。

その二人が溢れんばかりの笑顔を向けてくれて、さっきまでの寂しさが、吹き飛んで行ってしまった。


「あ……二人をフジャーや集落(むら)のみんなに紹介しなきゃ!」


「うん。お母様 お願いします」

礼儀正しくコーイチが言う。


「僕……恥ずかしいな……」

イアンは人見知りなのか、おどおどしている。


私も人見知りだったから、その気持ちは解るけど、一緒に生きて行くんだから、みんなに紹介しない訳にはいかない。


「お母さんも頑張るから、一緒に挨拶しようね!」


「「はい!」」


「良いお返事だね!じゃあ行こうか?」


「「うん!」」


先ずはフジャーに憑依(カバー)を使って呼び掛ける。

直ぐに来てくれた。

もちろん、フジャーは二人を見て動揺しまくりだった。


[だれ? だれ? だれ? だれ? だれ?]

[なに? なに? なに? なに? なに?]


そりゃ突然 見知らぬ人間が湧いて出たら驚くよね。


憑依(カバー)で二人の誕生を伝える。


族長(オサー) 行く]


と、フジャー。

そうよね。先ずは族長(オサー)に伝えなきゃね。


族長(オサー)の所に行って、族長(オサー)憑依(カバー)で繋がる。

そして、状況を直接 伝える。

そう言えば、族長(オサー)憑依(カバー)で繋がるのは初めてだ。


族長(オサー)は快く二人を迎えてくれた。

そして、獣人(ウェア) 狼族(ウルフ)のみんなを集めてくれて、二人を紹介してくれた。


こうして二人は集落(むら)に歓迎されて、フジャーと私と、これからは二人の子供と、四人の生活が始まる。



第一章 完


********************************************


第一章 の登場人物


(めぐみ)

主人公

人見知りで友達が作れず、出会いを求めてSNSを始めて、そこで知り合った男に殺されて、怨霊と化す。

殺した男だけじゃなく、自分が殺される切っ掛けとなったSNSを利用する男達も呪い殺そうとした。

呪い殺そうとした男が異世界に召喚された事で、(めぐみ)も異世界に転生する事になる。


(めぐみ)の父親】

(めぐみ)の父親


(めぐみ)の母親】

(めぐみ)の母親


(めぐみ)の弟】

(めぐみ)が嫉妬している実の弟


【真面目そうな男】

(めぐみ)に呪い殺され掛けた男。

異世界に転移する運命の男だった。

この男が異世界に召喚されるのに(めぐみ)は巻き込まれて、異世界転生する事になる。


【チャラい男】

(めぐみ)を殺した男。

(めぐみ)はSNSでこの男と出会い食事を一緒にする約束をするが、車で(めぐみ)を山奥にまで騙して連れて行き、乱暴しようとして、(めぐみ)を殺してしまう。


【異世界に召喚する者】

“真面目そうな男”を異世界に転移させようとして、一緒に(めぐみ)を召喚してしまう。ドジな超常的な存在。


【ナビゲーター】

異世界に転生した(めぐみ)のナビゲートをする無機質な話し方をする何か。

フジャー達 獣人(ウェア) 狼族(ウルフ)(めぐみ)を託したら、全く出なくなった。

かなり雑と言える存在かも!?


【フジャー】

獣人(ウェア) 狼族(ウルフ)の一人。

まだ性別不明。

狼族(ウルフ)だけど、モフモフしたくなるかわいさ。

黄土色の毛色の柴犬くらいの毛の長さ。

小学校高学年の子供くらいの大きさ。


【リム】

獣人(ウェア) 狼族(ウルフ)の一人。

まだ性別不明。

真っ白な毛色の毛の長さはペルシャ猫みたいな感じで、小学校高学年くらいの大きさ。


【サアド】

獣人(ウェア) 狼族(ウルフ)の一人。

まだ性別不明。

白地に灰色の縞の毛色。

リムより毛は短い。

小学校高学年くらいの大きさ。


【テア】

獣人(ウェア) 狼族(ウルフ)の一人。

まだ性別不明。

白地にこげ茶色の縞の毛色で、サアドより毛が短い。

小学校高学年くらいの大きさ。


【コア】

獣人(ウェア) 狼族(ウルフ)の一人。

まだ性別不明。

真っ黒な毛色でテアより毛が短い。

小学校高学年くらいの大きさ。

弓が上手い。


族長(オサー)

獣人(ウェア) 狼族(ウルフ)の一人で族長。

まだ性別不明。

薄茶色の地に、赤っぽい濃い茶色の縞模様の毛並みの良い、コリー位の毛の長さ。

小学校高学年くらいの大きさ。

これで第一章は終わりました。

第ニ章ものんびりとした展開で、ほんわかとした内容にしたいと思っています。

もし好んで読んでいる方が居るのなら、これからも宜しくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ