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超時空の彼方 〜フォロミー〜  作者: 一等神 司
第ニ章 ◆人類の文明開拓◆
13/22

【文明開拓】

新章の始まりです。

(めぐみ)さんは、異世界を開拓します。

あれから約一年が過ぎた。

大きな変化と言えば、(めぐみ)の住んでいる所だ。

今では、獣人(ウェア) 狼族(ウルフ)集落(むら)を出て、分体(スプリット)で産まれた子供達(・・・)と共に暮らしている。

分体(スプリット)で産まれた子供達の総勢十名(・・・・)とである。


あの後 何週間かはコーイチとイアンとフジャーの四人で暮らしていたが、人間の子供が二人だけでは、寂しくて可哀想だと思うと、また分体(スプリット)で、二人の男の子が誕生した。

そうなると、今度は男の子四人だけでは可哀想だと、先ずは二人の女の子が分体(スプリット)産まれて、もちろんそれではバランスが悪くて可哀想だと、更に二人の女の子を……

そして、先日 とうとうまた二人の男の子を分体(スプリット)で誕生させた。

多分 そう遠くない将来 女の子二人が増えるだろう。

そこで、狼族(ウルフ)のみんなに反対されたが、(めぐみ)は「このままでは、集落(むら)に人間の方が多くなる」と、新しく集落(むら)を作り、自分の分体(スプリット)の子供達を連れて、移り住んだのだ。


移り住んだのには、もう一つ 理由が有る。


(めぐみ)集落(むら)に現れてから、巨大な(けもの)が、集落(むら)の周辺に多くなった。

無関係かも知れないが、時期的に何らかの可能性を考えて、狼族(ウルフ)集落(むら)から離れる事にした。


そして、事実 それから獣人(ウェア) 狼族(ウルフ)集落(むら)では、巨大な(けもの)は減り、(めぐみ)達が移り住んだ辺りに、巨大な(けもの)が増えてきている。

原因は解らないが、(めぐみ)の存在が、この世界に何らかの影響を与えている様だった。


その為 (めぐみ)の作った集落(むら)は、フジャー達狼族(ウルフ)集落(むら)と較べると、かなり巨大な塀で周囲を囲ってある。

狼族(ウルフ)のみんなにも手伝って貰い、森から木を切り出し、それを板に加工した。

そして、それを支えにも使い、魔法でコンクリート状に変えた土を使って、高さ約20メートル、奥行き約5メートルの高い壁を作って、集落(むら)を囲ったのだ。

しかも、その更に周囲にも、深さ約30メートル、奥行き約10メートルの堀も、魔法でコンクリート状に変えた土で補強して作ってある。

何しろ、分体(スプリット)で産まれた(めぐみ)の子供達も、(もと)(めぐみ)なので、魔法の得手不得手や魔法の種類の得手不得手は有るが、みんな魔法が使えるので、

全員の(のうりょく)を使えば、そんなに大変な事では無いのだ。

堀は、魔法で補強した土を使って、近くの川まで、用水路で繫いで、水を引き込んである。

堀に水が注がれる地点には、落ち葉などのゴミを回収する部分(回収したゴミは、集落(むら)で肥料として活用している)や、水を浄化する機能を持つ溜池を作ってあるので、堀の中の水は、堀の底が見えそうな程に、清浄だ。

その堀の水は、集落(むら)の中にも水路を作って引き込んであり、日々の生活に利用している。

つまり、(めぐみ)の作った集落(むら)には、上水道が有るのだ。

下水も浄化処理する物を、地下に埋めて、水道に混入しない様に、集落(むら)の外に排水しているので、下水道も完備している。

他の集落(むら)と較べたら、水に限って言えば、かなり恵まれた造りになっている。

大きなお風呂まで完備しているのも、(めぐみ)の自慢だ。

塀の内側に、小規模だが田畑も作ってあるので、集落(むら)だけでも、ある程度 生活が出来る様にはなっている。



とは言え、狼族(ウルフ)も含めて、獣人(ウェア)の各種族とは、仲良く交流をしている。

今日も、(めぐみ)が【人類村(じんるいむら)】と名付けた集落(むら)に、フジャー達狼族(ウルフ)の若者が遊びに来た。




常に憑依(カバー)で繋がっているフジャーから、(めぐみ)の心に呼び掛けられた。


[来た (めぐみ) どこ?]


「あっ!ごめん!今 行く!」


集落(むら)の奥から(めぐみ)が走って来る。


「じゃあ、また狩りに行こうか」


【人類村】は、集落(むら)の中で、作物を栽培しているが、基本は狩りをして、その肉を周囲の村々と、物々交換して食糧を得ている。

集落(むら)の周囲に田畑を作っても、巨大な(けもの)に踏み荒らされてしまうので、

それならと、自分達の安全確保の為にも、それ等を狩って糧にしているのだ。

その結果 【人類村】は、他の集落(むら)にとって、肉屋の様な存在となったのだ。


狩りには、(めぐみ)と各集落(むら)の狩りを一緒にしたい者が、参加する。

【人類村】の子供達は、まだ参加しない。

毎回 産まれてくる子供達は、狼族(ウルフ)猫族(キャット)と、同じ位の体格で産まれてくるし、魔法も使えるので、戦う(のうりょく)も有るが、

狼族(ウルフ)猫族(キャット)が、狩りを出来るからと言っても、

魔法を使えるからと言っても、

産まれてくる子供達は、“子供”である事実は、変わらない。

しかも、狩りをする相手は、冗談かと思う程に、超巨大な(けもの)が中心だ。

最近も、あの20メートル位は有るだろと思われた、超巨大大蛇のオトロチが再び現れ、それを(めぐみ)を中心として、多数の種族の獣人(ウェア)達が協力し合い、仕留めたばかりだ。

(めぐみ)念動(マインド)で動きを止められるので、獣人(ウェア)に被害は無いが、一つ間違えば大惨事になっただろう。


そして、今日も【人類村(肉屋の村)】の(めぐみ)は、狩りに行く。



〜〜〜


挿絵(By みてみん)

異世界簡易マップ

(めぐみ)獣人(ウェア) 狼族(ウルフ)集落(むら)を出て、【人類村(じんるいむら)】に移り住んだ後。

マップ上部中央の村が、獣人(ウェア) 狼族(ウルフ)集落(むら)、上部左側の村が獣人(ウェア) 猫族(キャット)集落(むら)

マップ上部右側の山に作られているのが、【人類村(じんるいむら)】。

人類村(肉屋の村)】の広さは、後に記載予定です。

かなり広いです。

そんなに広くないとは言っても、中に田畑が在る位ですから。

広いのには、きちんとした理由(わけ)も有ります。

それは、後のお楽しみです。

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