不翼而飞(翼なくして、飛ぶものは)
不翼而飞(翼なくして、飛ぶものは)
原文
打倒帝国主义,打倒军阀,打倒贪官污吏,打倒土豪劣绅,这几个政治口号,真是不翼而飞,飞到无数乡村的青年壮年老头子小孩子妇女们的面前,一直钻进他们的脑子里去,又从他们的脑子里流到了他们的嘴上。
帝国主義をうちたおせ、軍閥をうちたおせ、汚職官吏をうちたおせ、土豪劣紳をうちたおせ、こうしたいくつかの政治的スローガンが、ほんとうに羽根がはえたように、数かぎりない農村の青年、壮年、老人、子ども、婦人たちのところにとんでいき、そのまま頭のなかにはいりこみ、そして、頭から口にながれでる。
《湖南省農民運動の視察報告》
「不翼而飞(羽がないのに飛んでいく)」という成語は、「无翼而飞」と同じ意味である。「无翼而飞」の出処は管子の戒第二十六にある。春秋時代、斉の桓公と君臣が問答をしていた際、管子は桓公に対して「翼無くして飛ぶものは声なり(羽がないのに飛んでいくものは言葉である)」と語った。後世の注釈には、「門庭(我が家の敷居)から発せられた言葉であっても、千里の先まで必ず響き渡る。ゆえに、翼無くして飛ぶと言うのだ」とある。
「无翼而飞者,声也」の意味は、「言葉には羽がないが、非常に素早く伝わっていく」ということであり、物事の伝播が極めて迅速であることの比喩である。
毛主席は、この「不翼而飞」という成語を用いることで、政治宣伝活動の普及が、迅速かつ広範に、そして深く展開されていく様子を生き生きと表現したのである。




