第2話:深海魚は太陽の夢を見るか
二十年以上前に書いたものです。
ほぼ当時のだけど、細かい変更点につては、活動報告の「今週の短編紹介:/2026・5月4週目」に書きました。
性癖で書いただけで「あらしのよるに」とか特に意識してないです。
深い深い海の底、暗く生命の気配さえ希薄な海底……
そこに一匹の深海魚が棲んでおりました。
ひっそりと、気の赴くままに。
深海魚にとって日常とは生きるために存在し、それ以上でもそれ以下でもなく、他に考えることもありませんでした。
ただ、日々淡々と生きるために餌を求め、砂をさらって生活をしていました。
ある日のこと、いつものように砂に潜って海中を見つめていると、ちらちらと光るものが見えます。
とっさにチョウチンアンコウのことが頭をよぎりましたが、どうやら違うようです。
アンコウの潜む砂よりもずっと上、見上げたこともなかった上方にそれは見えました。
光は時々瞬いたかと思うと、消えたり、ぼんやりと光り続けたりしていました。
なんだろう。深海魚はその光に興味が湧き、光を目指して泳いでみることにしました。
普段生活している砂より上の海を泳ぐのは初めてでしたが、少しワクワクします。
どのくらい泳いだかわかりませんが、光は徐々に大きさと輝きを増し、深海魚を誘います。
そしてある一定の距離まで近づいた瞬間、目の前が真っ白になり、視界を奪われました。
あっという間の出来事に驚く暇もなく、意識が遠くなっていくのを感じました。
しかしその次の瞬間には息苦しさに目が覚め、辺りを見回すと、見たこともない景色が飛び込んできました。
深海魚の退化した小さな目に、初めて目にする明るい世界が広がっていたのです。
深海魚はそのキラキラと眩い世界に戸惑い、住処である深海に戻ろうと身体を翻そうとした時、意識は再び闇に落ちました。
気が付くと深海魚はもといた深海に戻っていました。
はっとして辺りを見回しますが、当然辺りは闇。あの明るい世界が夢のように思えます。
上に向かって泳いだら、見たこともない世界が広がっていた。
あんなの見たことがない。
こんなことってあるのか?
本当に夢だったんじゃなかろうか。
深海しか知らない深海魚は戸惑います。
だけど、行けるものならばもう一度行ってみたい。
あの眩い世界をもう一度泳いでみたい。
深海魚は自分の中に今までにない感情が湧き上がってくるのを感じました。
それからというもの、毎日毎日そのことばかり考えています。
餌を探していても取り逃すこともありました。
明るい世界についての情報を求めて、仲間の深海魚のところを巡ることもありました。
そうすると少しずつ情報も集まってきました。
同じように何かの拍子に上へ出てしまった仲間もいて、わかる範囲のことを教えてくれました。
上の世界が存在すること、こことは違う姿の魚が信じられない数存在すること、そして……
自分達は上の世界で棲むことができないこと。
上に出た瞬間、身体が爆発して死んでしまうものさえいるようでした。
深海魚はがっかりしました。
あんな素晴らしい世界に自分は存在できないのかと思うと、悲しくさえ思いました。
しかし、他の仲間も一回行ったきりの者ばかりで、長くいたことのある者はいませんでした。そう思うと、自分にはまだ余地があるような気もします。
実際、自分は生きて帰ってきている。
ああ、またあの世界に行きたい。
あの場所で楽しく暮らせたらどんなに素晴らしいだろう?
想いは膨らんでいくばかりでした。
ある日深海魚は、再び明るい海に行くために上を目指して泳いでみました。
しかしどうしてかわからないが、少しでも明るい場所に来た辺りで胸が苦しくなり、先に進めなくなってしまうのです。
あともう少し頑張ろうとしましたが、どうしても耐え切れず、深海へ戻るほかありませんでした。
しかしそれだけで挫ける気は全くなく、その日から深海魚は行ける所まで上がってみることにしました。
毎日毎日限界まで上がっては戻り、戻っては上がり、少しでもあの日の光景に近づこうと泳ぎ続けました。
そんなことをしばらく繰り返したある日、深海魚はついに随分と明るい場所に上がることができました。
身体に残った感触が、あの日の場所に近い所に来ていると告げています。
しかし、少し様子が違うようです。
ちゃんと明るい場所に上がってきたはずなのに、妙に暗い。
深海魚はもう少し上がってみました。
それでもあまり明るくはなりませんでした。
実を言うと、深海魚が来た時間は夜なのですが、深海魚は夜を知りません。
なので訳がわからないまま仄暗い海をウロウロとするばかりでした。
すると次第に息苦しくなり、口から何かが飛び出しそうになってきました。
苦しい、深海魚は苦痛から逃れようと身を捩り、海水を飲み込もうと口を開けようとした瞬間、響くような声が深海魚を制止しました。
口を開けてはいけない。
そう聞こえました。
深海魚は咄嗟に口を閉じ、意識が朦朧とする中、必死に深い場所に潜ると、間もなく苦痛は治まり、ほっと一息深海魚は胸を撫で下ろしました。
一息ついていると、目の前が大きなもので塞がり、また響くような声が聞こえました。
深海魚が大きな何かを見上げると、それは大きな魚が自分を見下ろしていました。
危なかったねえ、あのまま口を開けていたらお前の口から身体の中身がはみ出て、お前は死んでしまっていたんだよ。
声の主は随分と大きな魚のようでした。
深海魚が誰か尋ねると、大魚はこの海に住むものだと答えました。
大魚は深海魚に、さっき苦しかったのは深海と上の海は環境が違うせいだから、違った海の生き物が迷い込むと長くは生きていられない、だから、早く帰ったほうが良いと優しく諭しました。
深海魚は大魚の言葉にとてもショックを受けました。
やはり、自分はこの海では生きていけないのか。
せっかくここまで来ることができたのに。
ここで終わってしまうのか。
そう思うと、とてもやりきれない思いでいっぱいになりました。
深海魚は大魚の言葉を黙って聞いていましたが、深海魚があまりにも悲しそうな顔をするので、大魚はどうしたのか尋ねました。
深海魚は、今までの経緯と、この明るい海で生きてみたいことを大魚に伝えました。
変わった奴だ。大魚はそう笑いました。
そんなことを言う深海の魚など見たことがないと。
大魚はひとしきり笑った後、しばらく黙って深海魚のことを見つめていました。
そしてそんな沈黙の後、ニッコリと笑って言いました。
お前の挑戦、面白いから手伝ってやる。
深海魚はその言葉に、自分の胸が高鳴るのを感じました。
偶然出会った明るい海の住人である大魚に付き添われ、深海魚は深海以外を泳ぐ練習を始めました。
海底で生きる深海魚の弱い目でははっきり見えるわけではありませんでしたが、明るい海はとても美しく、暗い海底では見ることのできない物ばかりで、知れば知るほど惹かれていきます。
大魚はとても博識で、明るい海のことなら何でも知っています。
色んな魚にも出会いました。
だけど、皆大勢で行動しているせいか、深海魚が話しかける暇はなく、忙しなく通り過ぎていくだけです。
大魚によるとこの辺りは目的地に向かう魚達の通り道で、留まる場所も余裕もないそうです。
こんなに綺麗な場所を通り過ぎるだけなんて勿体ないと、遠ざかる群れを見送るたびに思いました。
毎日大魚と泳ぐようになって、随分長く明るい海を泳ぐことができるようになってきました。
しかし、なかなか身体は慣れず、しばらく泳ぐと海底に帰らざるを得ませんでした。
一番の問題は、上がってきている間は餌をとることができないこと。
本来なら常に餌をとらなければなりませんが、上層の食べ物は身体に合わず、上にいる間はずっと絶食状態でいなければなりませんでした。
身体が小さく、エネルギーの消費の早い深海魚には、自殺行為に等しい行為です。
でも、明るい海を泳ぎたいという欲求には勝てませんでした。
そして今日も大魚と別れ、深海に帰る途中。
ゆっくりと潜りながら、色々と思いを巡らせます。
きっともう自分は長くない……そんな気がし始めたのです。
様々な無理がたたり、深海魚の身体は随分と弱っていました。
これ以上深海と明るい海を行き来する生活を続ければ、ただではすまない。
今深海へ帰ったら、多分しばらくは難しいな。
……次はいつ上がってこられるだろう。
深海にいた時はこんなことを考えることはありませんでした。
考える必要もありませんでした。
ただ生きて、生きて生きて、死なないように一生懸命生きて。
それで充分だったのに。
だけど、今は何かが足りない。
何故かわからないけれど、どうしようもなくあの世界に惹きつけられる自分がいる。
もっと知りたい、色んなものが見てみたい。
生きるだけでは物足りなくなってしまった。
深海魚はふと泳ぐのを止め、上を仰ぎました。
明日、目が覚めたら真っ先に上へ上がろう。
それが最後になってもいい。
我慢するよりはずっとマシなような気がする。
明るい海を泳ぎながら死ねたなら、それで良い。
再び深海魚は海底目指して潜り始めました。
その時、響くような声が深海魚を呼び止めました。
その声は紛れもなく大魚のものだったが、ここはもう随分と深いところ。
驚いて振り返ると大魚がいました。
良かった間に合って。
そう言って大魚は笑いました。
こんな深い所まで平気なのか、大魚に尋ねると、身体が大きいから大丈夫と答えました。
深海魚が、どうしたのか尋ねると、冬が来るからしばらくは上へ来ない方が良いことを教えてくれました。
明るい海の冬は海底よりも寒さがキツイらしい。
「教えてくれてありがとう」
深海魚は大魚の言葉にただ、静かに返事をするほかありませんでした。
せっかく覚悟を決めたところだったので、何だか決意を挫かれた気持ちにもなりましたが、そんな深海魚の内心を大魚は知りません。
あくまで自分を気遣ってくれているだけなのだから。
そうか、冬が来るんだ。
しかも明るい海は寒い。
こうやって忠告しに来るくらいなのだから、よっぽど寒いのだろう。
そうなると生きていたとしても春までは上がれないだろう。
その現実に残念なような、ホッとしたような何とも言えない気持ちになります。
明るい海の冬っていつまでなのかな?
深海魚は大魚に尋ねてみました。
そうだね、大陸棚の珊瑚が六回卵を産んだあたりかな。
深海魚は大陸棚を知りません。
それについても尋ねてみました。
大陸棚っていうのはね、ここよりずっと浅い海で……
大魚はそこまで言って急に押し黙りました。
そして急に、そうだ! と大きな声を上げました。
そうだ! 大陸棚だ、近くに深い溝のある大陸棚があった!
そこなら……
大魚は大きな目を細めて深海魚に詰め寄り、喜べ! と言ってはしゃぎました。
深海魚は巣に戻ってもまだ、夢の中にいるような気持ちでした。
あそこよりももっと素晴らしい場所があると。
大陸棚に行けば砂があるから餌にも困らない。
そこは色とりどりの美しい珊瑚や海藻がたなびく明るい場所で、美しい魚達が住んでいると言います。
更に、深い海底のある溝があるから、苦しくなったら、そこで休めばいい。と大魚は語りました。
本当にそんな場所があるのかと、深海魚は耳を疑いましたが、大魚はある、と断言しました。
ならばそこに連れて行ってはもらえないか、と頼むと、「構わない」と微笑みました。
だが少し間を置いて「だけど……」と言葉を濁しました。
深海魚はどうしたのか尋ねます。
大魚は言いました。あの大陸棚は遠い。
海底を経由しても随分遠いから、棚に着く前にきっと冬が来てしまうし、浅い海を長く泳ぐことも避けられない。
それにお前にそれが耐えられるか心配だと大魚は言いました。
大魚の言葉に押し黙る深海魚。
大魚が口にしない憂いが深海魚にはわかりました。
大魚の目から見て誤魔化しが利かないほど、自分は消耗しているのだろう。
……でも。
深海魚は言いました。
無事に到着しないかもしれないし、着いても大して生きられないのもわかる。でも、この暗い海底に留まって少し長めに生き長らえたところで何があるというのだろう?
どうせ短い命を生きるなら、自分はあの光の中で死にたい。
そのまま二匹はしばらく黙り込みました。
重い沈黙が横たわります。
その沈黙を先に破ったのは大魚でした。
分かった。一緒に行こう。自分は連れて行ってやることしかできないけど、お前の勇気は無駄にしたくない。
大魚の言葉に深海魚は息を呑みます。
大魚は続けて言いました。
でも、今のままでは本当に行き倒れてしまうから、少し休んで準備した方が良い。
しかし本格的な冬を避けるためにも二週間後に出掛けることにしよう。
そういう話になりました。
ただし……と、大魚が言葉を最後に付け足します。
準備している間は決して上に上がってはいけない。生きてたどり着きたいなら旅に備えて餌を沢山食べてうんと太りな。
そう言って大魚は自分も旅の準備をすると告げて帰っていきました。
二週間。今の深海魚にとって決して短くはない日にちでしたが、浅い海の過酷さを思えば仕方のないことだと思いました。
深海魚は大人しく従うことにしました。
久々に暗い海底で過ごす日々は果てしなく退屈でしたが、大魚は毎日会いに来てくれるし、季節も丁度餌が豊富になる時期でした。
大魚は時々、明るい海で見つけたものの話をしてくれました。珊瑚の隙間を出入りする小さな魚のこと。海藻の森をすり抜けていく魚達のこと。深海魚には見えなかった色や形を、大魚は楽しそうに語ってくれました。
悔しいが身体がみるみる丈夫になっていくのを感じ、苦笑する深海魚。
でも深海魚の気持ちはもう、海底にはありませんでした。果てしなく遠い先にある明るい海を泳いでいるのです。
耐える日々は穏やかに過ぎていき、とうとう出発の三日前となりました。
あと僅かで自分は旅に出る。
もうここには帰ってこない。そう思うと妙に物寂しくなり、仲間に別れを言うことにしました。
と言っても体中のヒレを合わせた数もいないのですが。
深海魚は一番仲の良い提灯ばあさんを訪ねます。
提灯ばあさんは深海魚が上の海に行くことを一番反対していたのでしばらく疎遠になっていましたが、今までお世話になったことを思うと、真っ先に会いたくなりました。
大陸棚に行くことは言えなくても、さよならくらいなら言えるから。
提灯ばあさんは普段砂の中に潜って姿を現しませんが、僅かにはみ出た彼の持つ光の欠片を見つけて声をかけます。
おばあさんおばあさん、お久しぶりです。
深海魚の声に、提灯ばあさんがのそりと顔を出します。
なんじゃあ、お前か。最近顔を見ないからおっちんだかと思っていたが、生きていたんだな。
口の悪さは相変わらずだと、深海魚は笑います。
そして今日は旅に出る前に挨拶に来たことを告げると、提灯ばあさんは溜息をつきました。
お前はきっとわしの忠告も聞かず危ないことをしようとしているのだろうが、引き留めたところで止められないのだろう?
だからもう何も言わん。少しでも長く生きろ。わしが言えるのはそれだけじゃ。
小言が聞けるのも今日が最後と思って覚悟していた深海魚は、ばあさんの言葉に肩すかしを食らった気持ちです。
きっと今まで上の海に行っていたことも知っている上で言っているのだろう。そんなばあさんの優しさに胸が苦しくなるのを感じて、深海魚は軽く言葉を交わして立ち去ることにしました。
去っていく深海魚に、ばあさんがそうそう、と呼び止めて言いました。
最近この辺りにいないはずの鮫が出ると皆が騒いでおる。旅に行くのは良いが食われぬように気をつけな。
鮫を知らない深海魚は鮫とは何かと尋ねます。
そしてばあさんが語る鮫の話を聞き、青ざめました。
ばあさんが語る鮫の特徴は、あの大魚にそっくりだったからです。
でもそんなことは口が裂けてもばあさんには言えません。
深海魚は挨拶回りを止め、巣に舞い戻ると深く悩みました。
もし、あの大魚が鮫だったら? 鮫だったとしたら、もしかして大魚との出会いは偶然じゃないかもしれない。
旅に出ようと言ったのは自分を餌にするためだったのだろうか?
でも、大魚は今まで自分に優しくしてくれた。自分が餌ならとっくに食われていてもおかしくはない。
だが思い当たることはなくはない。旅立つことを決めた時、何と言った? 沢山食べてうんと太れとも言わなかったか。やはり食べる気なのだろうか?
色々な思いが頭を巡ります。
でも深海魚にとってもっと問題なのは、何故旅立ちの直前になってこんな不安材料を知らされてしまったかということでした。
深海魚の未知への期待は、未知の恐怖によって塗り替えられようとしていました。
大魚に会いたい。会って、自分は鮫ではないと否定して欲しい。
何より、大切な友達の優しさを疑いたくはない。
ですがこんな時に限って大魚は姿を現しません。
そもそも深海魚はあんなに一緒にいた大魚がどこに住んでいてどこから来るのかも知らないことに気が付きました。
一体今まで自分は何をしていたのだろう? 色んな考えが浮かんでは消えていきます。
しかしずっとそんなことを考えていても仕方ないので、深海魚はひとまず眠りにつきました。
目覚めたら大魚に会えることを信じて。
それから三日が過ぎ、とうとう旅立ちの日がやってきました。
大魚はその間姿を現しませんでした。
大魚が鮫か否か、結局真実はわかりません。
それでも、もう不安はありませんでした。
約束の日を待つ間、深海魚はずっと考えました。
暗い巣の中で目を閉じるたび、提灯ばあさんの声が聞こえました。鮫に気をつけな。食われぬように気をつけな。
その声のたびに、今度は大魚の声も蘇りました。口を開けてはいけない。冬が来るから上へ来ない方が良い。餌を沢山食べてうんと太りな。
それらが優しさだったのか、罠だったのか、深海魚にはわかりません。
思えば、自分は明るい海のことを何も知りません。鮫のことも知らなければ、大魚のことも知らない。
知らないものに憧れて、知らないものを信じて、知らない場所へ行こうとしている。
けれど、あの明るい海を見た時の胸の高鳴りだけは本物でした。
大魚が見せてくれた景色も、教えてくれた話も、苦しい時に助けてくれたことも、深海魚の中ではもう消えないものになっていました。
考えた結果、大魚に何も聞かないことにしました。
鮫を知らない自分には、結局大魚が何を答えても本当か嘘かわからないことに気が付いたからです。
中途半端な偏見は、今までの大魚の優しさを無下にすることだとも思いました。
そして大魚が鮫でも、食べられたとしてもそれはそれで良い気がしました。
そもそも大魚がいなければあの日、初めて上層に上がった時点で自分は死んでいたわけだし。
大魚が自分に見せてくれたこと、教えてくれたことにはそれだけの価値があるのだから。
そろそろ待ち合わせの場所です。
見覚えがある大きな影が見えました。
さあ、旅の始まりです。
【終わり】




