47 酒ポーション
酒ポーションってあんまり無いですよね(笑)
僕の発案で決まった❮酒ポーション❯で、最初にした事は鍛治職人をしているドワーフや人間に❮酒ポーション❯に関しての意見がないか聞いてみることから始めた。
「酒ポーションが出来るなら協力は惜しまないぜ」
「刺激がもらそうですし」
「度数だ!!度数だ!!度数だ!!」
「うっさいわよ」
何なんだ。このどんちゃん騒ぎは……。最後の方なんてドワーフじゃなくて人間じゃねーか。そこまで、度数の高い酒が飲みたいのか?
後から聞いた話だと、あの度数だ!!度数だ!!言ってた人は、シンプリット国でも1、2を争う豪酒らしい。僕は元々ある酒から❮酒ポーション❯を作ろうとしてるから元々の酒の度数が高くないと度数の高い❮酒ポーション❯は出来そうに無いんだけどな……。
次にする事は、どこで作るかと言う事だ。前は、泊まった宿屋で作っていたけど、作ってたら摘み飲みされそうで不安なんだよな。
すると、ギルドマスターのジンドさんが自分の家の一部屋を貸して貰えることになった。
まずは、その部屋にシンプリット国で集められるだけの酒を集めてもらった。結構色んな種類があった。甘い香りがする酒や本当に度数の高い酒も。もう、今ここにある酒で世界が回っていると言っても過言ではないぐらい沢山の種類があるな。さて、本職である調合師の仕事を久々にするとしますか。
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❮酒ポーション❯には、2日間をふんだんに使って作ることが出来た。酒と薬草だけではなくて色んな食材も混ぜながら作った。大体こんな感じだね。
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酒ポーション「度数軽目のオレンジ風味」
酒は飲めば気持ちいいぐらいの感覚ぐらいの酒を使っている。そこに、蜜柑の汁をちょちょいと混ぜて作ったポーション。
中回復、低確率ー混乱状態、低確率ー身体強化
酒ポーション「度数程々のレモン風味」
3杯程飲めば割と気持ちいい感じになる。レモンの汁をドバっと入れたため、度数と酸っぱいのが同時に来る。
小回復、低確率ー混乱状態、低確率ー麻痺状態
酒ポーション「度数ないよ風味」
ほぼ、ノンアルコールと言ってもいいぐらいの度数のなさ。度数が無さすぎて、汁を入れたら汁が勝つため何も入れていない。もしかしたら、これが本当の❮酒ポーション❯なのかもしれない。
小回復、低確率ースキル上昇
酒ポーション「度数ガンガンの林檎風味」
「度数だ!!度数だ!!」って言ってた酒豪には持って来いの❮酒ポーション❯になっている。林檎と度数強めのマッチングがこれまた美味いらしい。
中回復、中確率ー混乱状態、中確率ー身体強化
酒ポーション「死んでしまうかな(笑)の唐辛子風味」
極限にまで高い度数を保有している酒に辛さも混ぜた最凶の酒ポーション。これは、酒ポーションなのではないだろう。
小回復、低確率ー身体強化、中確率ー混乱状態、中確率ー麻痺状態
低確率ー気絶
まぁ、こんな感じだよ。他にも色々な❮酒ポーション❯はあるけど、同じようなポーションだったのでかつ割しておく。てか、最後のポーションは作っておいてやばかった。表示を見た時は仰天したし。
「度数だ!!度数だ!!」言ってた酒豪に「度数ガンガンの林檎風味」を渡したら大喜びだった。ツッコミを入れてた女性も酒豪らしく、2人でグビグビ飲んで混乱しながらも一心不乱に身体強化で鍛治をやっていた。恐らく、鍛治職人の性なのだろう。すんごく恐かったよ。
酒ポーションを作って次にする事は僕が作った酒は酒ポーションをどう存続させるか。僕はずっとはいられないから。まぁ、それはどうにかしてもらって僕はほおっておく。
最後にするのは酒ポーションを売る場合のお金はどうなるのかと言う事だ。僕は全てシンプリット国に渡しても良かったのですが、ジンドさんから価格の20%を僕に渡すというので折り合いがついた。なんか臨時の収入源が手に入っちゃった。
こんな怒涛の日々が3日で終わった。色々と疲れたし宿屋で寝るとするかな。
シンプリット国編は後、3話程度で終わっちゃいますね
(どんだけ短い章なんだよ)by.永遠の睡眠




