30 アリーさんとの別れ アリー目線
どんなもんですかね
アランについては色々と考えましたが結局こうなることになりました
私はアランさんに一目惚れだった。最初はあんまり喋れなかったけど、今ではよく宿でよく話すようになった。
私はアランさんに告白することにした。もし、玉砕したとしても後悔したくないから。そんなことを考えていたら今日、信じられないことを聞いてしまった。
[アランが今までお世話になった人たちには別れの挨拶をしている]
本当に信じられなかった。アランさんがこの町を出ていってしまう何て。私は自分の部屋で泣いてしまった。アランさんは、うちの宿にも別れの挨拶をしに来たけどこんな顔は見せたくなかった。幸いにも、明日旅へ行くらしいので明日言おう。好きだって。
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「行っちゃうんですね」
「うん」
「寂しくなっちゃいますね」
「僕も寂しくなるよ」
「結構私、アランさんと会うの楽しみにしてたんですよ」
(言ってしまった)
「そうなの?」
「アランさんは、いつも今日あったことを色々と話してくれたじゃないですか。それが、詰まらない日常を変えてくれたんです」
「そうだったんだ」
「それがなくなっちゃうのは寂しいです」
「僕もアリーさんの笑顔が見れなくなるのは寂しいよ。いつもその笑顔に癒されていたからね」
(そうだったんですか!?!?)
「そうだったんですね」
「アリーさん。僕もそろそろ行くよ」
(言わなくちゃ、好きだって)
「あの、アランさん。その…あの…えーと」
「どうしたの?何か言いたいことでもあるの?」
「いえ、何でもありません。気を付けて旅をしてくださいね」
「うん。またね、アリーさん」
「はいっ」
私は告白出来ずにアランさんは旅へ行ってしまった。何で告白出来なかったのかなぁ。
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宿に戻るとお母さんが
「どうだい?アランには告白できたかい」
私は声を出さずに首を横にだけ降った。
「何で告白しなかったんだい。もしかしたら、もう会えないかもしれないんだよ?」
「分かんない。でも、好きって声に出せなかった」
すると、お母さんは私を抱き締めて言った。
「涙なんか堪えないの。泣きたいときに泣いときなさい」
私は声を出して号泣してしまった。もう、アランさんには会えないかもしれない。でも、さようなら。私の初恋のアランさん。
次回はアラン目線です
次回からようやく旅の始まりです




