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ミリアムさんとお別れし、ホテルに帰った俺。
もう夕方か。居心地よくてすっかり長居しちゃったな。
さて、とりあえず所持品の確認でもするか。
一旦全部取り出してみようかと思ったが、また入れるのがめんどくさいので、ステータス画面を呼び出してみた。
【装備・所持品】
◯防具
銀製の胸当て
退魔用シャツ
退魔用ズボン
耐寒シャツ×5
暑さ対策シャツ×5
インナー各種
◯靴・衣類
コンバット風ブーツ
軽い丈夫なブーツ×3
黒のショートマント
スカイブルーのロングマント
◯キャンプ用品
魔石ランプ
魔道コンロ
ポット
ナイフ
テントセット
フライパン
片手鍋
大鍋
調理器具
◯所持金
989ゴールド
30シルバー
40銅硬貨
宝石 48
◯特殊アイテム
マジックバッグ
(持ち物を異空間に保管できる)
◯武器
錆びた小型の剣
鋼のロングソード
銀の剣
◯魔石 ゴブリン 95
オーク 58
ふむ、マジックバッグの中身はこうなったか。
身体の中に入っているアドベンチャーゲームブックのアドと聖剣。以前確認した時にもちょっと思ったけど、所持品にもステータスにも表示されないのは、なにか理由でもあるのだろうか?
うーん…なんかもう少し着替えの予備が要る気がする。防具も胸当てだけでは心もとないし、まだ携帯食料や薬、回復用ポーションなんかの購入も全くできていない。
さすがに錆びた剣はもう要らないかも。これは武器屋で処分してもらおう。
「なあ、アド。俺の持ってるマジックバッグってどれくらいの量が入るもんなんだ?」
『一応無制限ですが、生き物は不可です。またエルフを攫っても、それに入れちゃダメですからね』
「入れるか!そもそも攫ってないから!!!」
ふぅ。よし、ついでだ。
久しぶりに俺自身のステータスも確認してみるか。
【ステータス】
名前: エイト
種族: 人間
年齢: 21歳
性別:男性
身長:175センチ
体重:65キロ
職業: 勇者
レベル: 30→30.1
HP: 1200 / 1200
MP: 450 / 450
【魔法属性】風
・衝撃波ソニックムーブ―手のひらから発する魔力で相手を吹き飛ばす 【Lv.10】
・高速移動―自身が発した風に乗り、高速で移動ができる 【Lv.8】
・突っ込み―高速で相手に突っ込みをいれる 【Lv.12→12.333】
「……おい、アド。このレベルのところの小数点ってなに?」
『エイトのレベルが上がったに決まってるじゃないですか〜』
「いやもちろんそれは分かるんだけど。レベルってこんなに細かく上がるもんなの?」
『それはレベルアップの査定で貢献度が足りてないんでしょうね、きっと』
いや、誰が査定してるんだよ。
「風魔法の0.333っていうのもおかしくないか?」
『割り切れなかったんでしょ』
「何と割ってるんだよ!」
この計算、なんの嫌がらせなんだ。
やっぱりこの本、意味不明。




