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page.21

エルフの男を引きずるように宿に戻った俺。

そして今、俺の目の前には無言で怒りに震える白銀のエルフ。

焦っていたとはいえ、なんで部屋にまで連れてきてしまったんだ……


『……路上でエルフを押し倒す勇者…その勇者に攫われてしまった麗しきエルフの震えるその姿…彼の貞操はいかに……』


ええいアド!脳内で変なことをぼそぼそと呟くな!!


彼を前にどうしたものかと頭を抱えていると、突然部屋の外からノックをする音と、聞き覚えのある声がした。


「ここかい?ちょいと邪魔するよ。」


入ってきたのは蒼のエルフのおばちゃん。


「おばちゃん!?なんでここに…」


「あんた勇者様だったんだってね。有名人だから皆知ってたさ。いやもう、路上でエルフを押し倒してたって大騒ぎで。あっはっは!」


………僕もう恥ずかしくて町中歩けない。


「それはともかくジュースのお代がまだだったからさ。払ってもらおうと思って。」


黙って話を聞いていた白銀のエルフが口を開いた。


「……まさか貴女様がこのようなところにいらっしゃるとは。蒼のエルフの長、アマルガリタ殿。」


えっ、ちょっと待ってこのおばちゃんそんなに偉い人!?

驚愕のあまり、おばちゃんと白銀のエルフを交互に見やる。


「ああ、あたしを知ってるのかい?しかしあんたも大変だったな。ま、この勇者様は悪い奴じゃないから勘弁してやってくんな。」


にんまり笑って言うおばちゃん。

うう、フォローありがとうおばちゃん。おかげで助かった。


「ところで白銀のあんたが城から出てくるなんて相当だ。何かあったのかい?」


すっと目を細めて白銀のエルフを見つめるおばちゃん…もといアマルガリタ。


「実は……」


視線をふっと反らして言い淀む彼。

これはもしかしてもしかすると…


とうとう姫の情報をゲットか!?


次回、『エルフの秘密、行方不明の姫』に乞うご期待!


(そんなタイトルではない)


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