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63メンバー装備リニューアル

いよいよやってまいりました。

全員の装備が完成したそうです。

さっそくゴルド工房に向かうことになって行くと言ってもすぐ近所なのだがこの間、飛行機の格納庫の様な倉庫を作らされて立ち入り禁止だったから見に行っても出来るまでのお楽しみで教えてもくれなかった。


RG工房に着くと4人で緊張しながら扉を開けた。するとすぐ目に飛び込んできたのは4人分の装備一式が飾られていたのだが…


…これはキャバクラのイベント衣装か?


まずテルトはボディコンの衣装の様な雰囲気で胸の所からヘソのあたりまで編み上げる様な感じでコルセットっていうのかなそんな感じで胸元まで覆われている。今回は肩紐なども無く袖も無いタイプの様である。それに繋がってタイトなスカートなのだが丈はロングで真正面真ん中に股下までスリットが入り見方によってはミニスカートに見えてしまうだろう。

袖が無い分は小手代わりにブレスレット付きのロング手袋である。目立たない様に回路が模様の様に描かれて、ネックレスと合わせて相変わらずの魔法補助装備の様である。


次にアーネ…こっちもミニくノ一って狙いすぎじゃないか?網タイツにロングのヒールブーツこれにガーターホルダーのおまけ付き。これに小手も合わさって糸を使って使える武器が多種多様に仕舞えるらしい。

今回は毒、麻痺、内部溶解などの液体攻撃がし易い注射器の様な物や牙の様に挟んでトゲから注入する様な物が用意されていた。


そして今回メインでお願いしたリーブはギリシャ神話とか出てきそうな感じで胸下で何やら絞っているがそこに付随して胸を覆う様に金龍の鱗が二枚あり、肩にもそこそこの鱗をつけられる様になっている。ベースは翼膜のワンピースに白っぽい生地が追加で巻かれており、神秘的な雰囲気を醸し出していた。

そこに盾は体の半分を隠せる大楯で金龍の鱗が使われている。そして龍爪剣は刃先が金属で加工されて切断能力が上げられていた。


3人はこんな感じであとは俺なんだが…なぜこんなにふんだんに使われているのやら…どうやらドラゴンメイルってやつが出来上がってる様だ。それでも胴体と腕がメインであとは服っぽく細工物で仕上げてある様だ。これに脇差サイズの日本刀が4本背中について、サブ武器にしては数が多い?ハサミの代わりにファン◯ルに使う様か?まあいいさそこは追々にで…そんでメイン武装が柄が少し太くなった薙刀で刃の部分は大型化されて4属性の精錬された魔玉が備えられていた。これは石突砲を扱うのと刃に纏わせるのでバランスとって4つを平均的に配置したそうだ。


さっそく全員で装備するとしよう。

俺はこの場でそのままなのだが3人はロレッタに裏に連れて行かれてた。

村人の服だったのが強化した繊維素材の服を着てその上にドラゴンメイルを着込んで行った。普段は強化繊維服だけでも良さそうだがその上に更にきたことにより安心感が断然違う。

それに背中の4本はハサミと同じ様に意識を向けると同じ様に扱えた。魔力伝達性を優先したから強度面は少々落ちるそうだがこれはこれで使い勝手が良さそうだ。

薙刀も柄が太くなったり刃渡りが大きくなったりとバランスが変わっているがそれでもさほど影響はなさそうだ。しかもこの柄にある横線模様は持って見て気付いたが実にいやらしい。等間隔に見えて実は少しづつ長さを変えてあった。

これは遠近法で見て錯覚を起こさせる効果を狙ったそうで薙刀の間合いを勘違いさせるために入れてるそうだ。魔獣相手に効くかはわからないがあって損はなさそうである。

あとは石突砲を試してみたいのだがここは全員揃ってから場所変えようという事で待つことになった。



「おまたせぇ〜」


3人の着替えが終わった様でロレッタを先頭にして一列に並んで出てきた…のはいいのだが…やっぱりここはキャバクラか?

セクシー系の衣装のイベント日みたいな感じだな…だがこれは良い。

普段はB〜Dくらいな3人なのだが寄せて上げて谷間を作っている様だ普段よりワンサイズ以上大きく見える。これはこれで良い。胸の大きさにこだわりは無かったがこの存在感が有るのは良い。俺はもしかしたら爆乳に憧れてるのか?適度な手のひらサイズが理想とか言ってたが大きいのも良いもんだ。


「みんな綺麗で可愛いな」


自然とこんな一言が出てしまった。今日の俺どうした?何が起きたんだ。

自分の状態異常を悟りながらも自然と笑みが溢れご機嫌な俺がいた。


その後ゴルドは裏の倉庫に案内をしてくれた。そこで待っていたものは…

4台のホバークラフト式のバイクと自衛隊で使ってそうな6輪の装甲車…軽トラで良いて言ったら斜め上に行き過ぎた様だ。しかもこいつ水陸両用って…陸上時速120km海上15ノットこいつは凄いけどやりすぎじゃないか?タイヤはワニの皮を使ってオフロードタイヤの様に仕上げているし、中は10人くらいが軽く乗れそうで小型のマイクロバス?くらいはありそうだ。本当にこれ浮くのか?まあいいや今度試せば。

こいつを作ったから魔玉が足りないってどれだけつぎ込んだのだが…まー集めに行くけどさ…金とってくれないからとんでもない量持ってきてやるけどさ。


さて装甲車を確認しホバーバイクを試し乗り、しかもこれに着くリヤカーもホバー式でどんな魔石でも補給に使えるってべんりすぎないか?しかも予備まで用意していて、壊れやすいものなのか聞いたら愛人増やすでしょうって…俺ってそんな奴に見られてるんだ…はぁ〜



「ほれケントここの横が試射場だから使ってみろ。嬢ちゃん達も試したいのあるなら良いぞ」


ゴルドの一言で始まりました。初めは普通にやってたがリーブがどこまで耐えられるかやりたいってことで俺達はリーブを的に攻撃することになった。


俺はフルパワーでやっても盾は壊せないと言われてムキになってしまった。

石突砲は蜂針の射撃システムから来ていたので空気圧の射出が利用されてるのだが属性魔玉4つを平等に使えることからちょっと試しに使い方を変えてみることにした。

それは空気の圧力の代わりに水蒸気の爆発的な膨張を使って見ることにした。


火の力で高温を維持し、そこに水をぶつけて体積を一気に1700倍へと拡大させその勢いで土の力で金属の弾頭を作り風を纏わせ抵抗を削減してリーブの盾目掛けて打ち出した。


すると予想以上の勢いで打ち出した弾は空気の影響を受けることなく直進し見事盾に直撃。

盾は幾つもの曲線で構築されていて垂直に当たった様に見えても角度がついてるので、上に弾かれ斜め後ろの天井を貫いていった。盾で受けたリーブは後ろに10m近く吹き飛ばしていた。盾を反らせたおかげで無傷で済んだ様でよかった。


なんとか胸を撫で下ろせた時には薙刀の柄が金属で熱を伝達してきていた。


「熱っ!」


思わず叫びながら落としてしまった。


これは使えるが改良の余地がありそうだ。


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