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エルフに転生した俺は今度こそ快適に暮らしたい  作者: 坂巻大樹
王宮にて―――再びのおまけつき
42/54

おまけその2(後編) 王子サマの紹介と姉妹喧嘩のシミュレート+お付き?

いろいろと忙しかったりいろいろしまして、遅くなってしまいました。



 昇ってくる朝日がきれい……って、すみません。見えてませんでした。

 アンリです。

 魂癒の塔はライトウィングなんで、城下町のバルトゥリスは南側にあるんで、南側から右手って、東側なんで、それで、全面開口は城内側に空いてるってことは西向きなんで、うん、夕日がきれいでした。

 たしか、そう言う表現してましたよね?

 この塔が回ってるとか言うならまだしも、展望台じゃないんでそんなギミックがあるはずないんで。

 なので、朝日は見えないですよね?

 うん、朝焼けがきれいって言うことで一つ。


 と言うことで、前回は時間切れになってしまった新キャラ紹介と言う名のおまけその2の後編、行ってみよっ!


「ふにー、次のキャラクターれふか?なんかあっさりれふが、こういう感じでふか?」


 ふぃーーん

 おぼろげに、次のキャラクターデータが浮かび上がってくる。



   名前:クリード=グレムヴァルト

   種族:人間

   性別:男

   年齢:26

   器用:+3

   敏捷:+3(行動順序:18)

   知性:+3

   筋力:+3(装備可能重量:19)

   HP:21

   MP:23

   職業スキル:戦士6 精霊魔術師7 真言魔術師3 賢者3

   ・ヴィンテファーラントの参謀役

   ・解説役とも言う

   ・戦闘時に着用する鎧は白銀製

   ・本名はセシル=シュバルツヘルツ



「おおっと、王子様ですかにゃ?でも、何故に成長後のステータスなのかにゃ?」

「そんなことぼくに聞かれても分かりませんってば。にしても、王子様って、ステータス的には結構強いんですね」

「人間の場合は、平均値は+2、(HPとMPは14)が平均だからな。さすが血統のいいサラブレッドは違うと言ったところか?高い所でそろっている」

「うーん、ルミフェナさんはエルフにおける完全に平均の所でそろってましたから、こういうのを見ると世の理不尽を思っちゃいますね」

「だがにゃ、高い所でそろっても、所詮1しか変わらにゃいのにゃよ。にゃから、そこまで大きな違いは……生まれるかにゃ?」

「理奈には分からないのれふよ。こういう時はヘルプさんに聞いてみればいいんじゃないのれふか?」

「えーっと、こういう時って大概ヘルプさん仕事してくれなかったはずなんだけど、出て来ちゃうのかなあ?」



  <アンリ=クロスティカに対して遺憾の意を表明させて頂きたいと愚考致しましたりしたりしますが、正当な依頼ですので、解説させて頂きます>



 ええっと、ち、ちょっと待って下さいね?

 な、何を言いたいのでしょーか?

 誤植……じゃないんですよね?

 た、確かに、遺憾の意って、どうにも語感からして誰かを責めたい時に言いそうな感じですけど、大概の場合はどうにもそう聞こえちゃうんですけど、本当は謝ってるんですよね?

 って、謝っていないんですね?うん、言葉って難しいデス。



  <例えば、同一レベルの戦士スキルを持ち、システム補正が互いに打ち消し合うという前提で、能力値が1異なる二人が全く同じ武器防具を用いて戦闘を行った場合、能力値の高い方は約57%の確率で攻撃が命中しますが、能力値の低い方は約31%の確率でしか攻撃は命中しません。従って、戦力比としては倍近くの差がつくことになります>



 むむ、それはちょっと差が大きすぎるんじゃないのかな?

 って、気になった言葉があるんですけど、システム補正って何なんですか?



  <システム補正について:基本的に、主人公側が有利に物事が運ぶようになるという話となっております。ですが、作者より『書いてみたもののあまり意味が無かったうえに、だから何?と言った感じになってしまったのでカット!』との指示がありましたので省略いたします>



 えっとですねぇ……

 じゃあ、そもそもシステム補正とか意味深な言葉使わなければいいんじゃないでしょーか?

 ちょっと期待しちゃったんですけど。


 まあいっか。


 起点は……そっか、王子サマの能力値がすべて1高いって話からだったっけ。

 みんな違わないから、それがいいって言っちゃってましたけど、こうやって明確に区別がつけられていくんデスよね……


「そうにゃね。……まあ、そるが言えたことじゃにゃいのにゃが……」

「お姉ちゃんもステータスお化けですもんね。お姉ちゃんなんで気にしないようにしてましたけど」

「でもにゃ、いくら能力値が高かろうが、職業スキルも高かろうが、行動が伴わなきゃ単なるお飾りなのにゃ」

「マスターが、至極まともなことを言っているだと?」

「イリアっちよ、ソルはそういう風な突っ込みは期待してにゃかったのにゃが、急にどういう風の吹き回しなのにゃ?」

「このままでは発言の機会がなさそうだったんだ。なので、少し強引に発言してみたんだが、結果、このような事態になってしまった。すまない。……すまないついてに、一つ聞いてみてもいいだろうか?」

「なんにゃ?」

「最近めっきりふよふよしかしていないエクセリナ(ブレイブシューター)だが、マスターと戦闘になった場合は本当にマスターが有利なのか?」

「ソルとしては、理奈がパワーアップしたといっても、HPが4点しかにゃいから戦闘になった瞬間に隕石落とせば勝てるにゃよ」



  <隕石落とし(コメットフォール):真言魔術10レベル 範囲指定型攻撃魔法です。ソルフェリノが使用した場合の期待ダメージ値は24点で、魔法発動が成功した段階で最低でも18点のダメージが確定します。魔法ダメージは職業スキルの最大値(+魔法ダメージに対して有効な装備品等)での減算ですので、最低でも11点のダメージが通りますので、そう言う意味では確かにエクセリナは蒸発します>



「えっと、ヘルプさん解説ありがとうございました。たしかに、これじゃあ理奈の勝ち目はないデスよねー」

「ふにゃ?そもそも、そういう状況にはならないのれふよ?理奈としてはいわゆる“はぐれ(モンスター扱いの)精霊(狂った精霊)”になる状況はあり得ないのれふ」

「えっと?……どゆこと?」

「理奈はお兄ちゃんとのリンクが切れた瞬間にこの世界からはじき出されてしまうのれふよ。なのれ、理奈が単独で戦闘に参加することはないのれふ。それに、のーまるもーどの段階でお兄ちゃんとHP、MPが共有となるのれふよ。つまり、16点からスタートになるのれふよ。なので、開始直後にとけることにはならないのれふ。宙航戦闘巡洋艦がごくごく小さな彗星と衝突したぐらいで大破するなんてあってはならないのれふよ」

「……びみょーに世界観がおかしいのはさておき、それでも、この戦闘システム上は、通常戦闘モードで戦闘開始直後に戦闘不能になる確率は高いんですよね?」

「理奈もイリアさんと同列扱いなのれ、戦乙女の(ヴァルキリーズ)加護(シールド)使えば溶けないのれふよ」

「「「え゛」」」

「理奈もお姉ちゃんも行動順序は同じ24れふ。そして、理奈はお兄ちゃん扱いなのれ、システム補正は最上位扱いなのれ、理奈の行動がお姉ちゃんの行動よりも優先的に処理されるのれふ。仮に、同時行動となった場合でも、すべからくゲームには防御側有利の大原則があるのれ、理奈のヴァルキリーズシールドが優先発動になるのれふ。ふふふ……」



  <戦乙女の(ヴァルキリーズ)加護(シールド):精霊魔術7レベル エクセリナもカテゴリー:勇気の精霊のため、使用可能 対象の周りに50点までのダメージを吸収する力場を発生させる。50点を越えるまでは、一切のダメージを対象者に通さない。ただし、ダメージは防御側の減算処理を行う前の値を使用する。なお、重ねがけは無効。発動中のリチャージも不可。ただし、効果終了後の再使用は可能>



「そっか、パワーアップで、理奈もこの魔法使えるようになっちゃんたんですね?」

「そうなのれふよ。それに、お兄ちゃんと言う強大なMPタンクがあるのれ、豪快にバカスカできちゃうのれふ」

「正確に言えば、戦いにおいて勇敢さを持つ者であれば、レベル要件さえ満たせば誰でも使用できる魔法だからな。アンリであっても精霊魔術師のスキルレベルが7になれば使用できる」

「そうなんですね?と言うことは、お姉ちゃんの絶対的優位が揺らいだ?」

「ぎにゃーーー!そんなことないにゃ!姉よりも強い弟なぞ存在しちゃいけにゃいのにゃよ!」

「まだ、お姉ちゃんが負けるとは言ってないんですけど、あおれに、あくまで理奈視点であって僕視点じゃないんですけど」

「いやな予感がひしひししちゃってるのにゃよ。すでに、ソルの優位が崩れている気がしてにゃらにゃいのにゃ」

「つまり、どうなっちゃうんでしょーか?」



  <シミュレート中…………ヴァルキリーズシールドからの千日手では、MPに余裕のあるアンリ&エクセリナペアが有利との判定となりました。ただし、戦闘方法次第ではソルフェリノ側が有利な展開にもなり得ます。むしろ、戦闘経験やスキルの幅を考えた場合、アドバンテージはソルフェリノ側にある物と結論付けます>



 うそん。

 けっこう、戦えるってことなんですよね?

 じ、じゃあ、禁断のコネクトモードだとどうなっちゃうんでしょーか?

 って、そもそも、コネクトモードって、僕が理奈に包まれるモードと、理奈の装備に僕が溶け込んで重装化するものとありますけど、どっちも詳しい説明なかったような気がするんです。

 そのあたりの説明はできますかねぇ?

 へるぷさーん、かもーん。



  <…………>



 あれ?そこでシカトなんですか?

 物語、と言うかキャラクター紹介をしなさいということなんですね?

 王子様の話がすっ飛んでるって話なんですね?


「そ・れ・で・にゃ、け・つ・ろ・ん・は、で・た・の・か・にゃ?」

「すみません……出ませんでした」

「それならいいのにゃ。ソルがアンリにきゅんに負けるなんて言う情景は想像の上でものーせんきゅーなのにゃよ」

「そろそろ、脱線は終わりでいいだろうか?」

「「「はっ」」れふ」

「キャラクター紹介と言う流れでは、カレジスタットの第一王子のセシル様の話だったと思うのだが」

「ああ、あのこれから道を踏み外す王子様のことかにゃ」

「これから踏み外すって……」

「きっかけはお姉ちゃんがミルフェ(風の精霊)けしかけたからだと思うのれふ……」

「駄目押しはそうかもしれにゃいかもしれにゃいが、そもそもせしるきゅんは精霊魔道師としての素質を持ってたから仕方にゃいのにゃ。生まれさえ違っていれば、こんな窮屈なことにはならなかったのにゃよ」

「だから、解放してあげようって、そう言う魂胆なんですか?」

「そこまでは言ってにゃいにゃ」

「つまり、マスターは面倒になって、あそこで風の精霊に命令したと、そう言うのだな?」

「そ、ソルにそんな真似は出来にゃよ?ふるこんは10レベルだからして」

「でも、あのとき、お姉ちゃん隠れて印を切ってましたよね?」

「あれはお願いにゃ。命令じゃないのにゃ。それに、放っておいてもせしるきゅんは精霊に傾倒してたはずにゃからして、あれでよかったのにゃよ」

「でも、確かに、エレメンタルオーダー……」

「あ・く・ま・で、お願いにゃ!!!」

「う、うう……」

「まあ、あれだ。歴史のある王国と言うのは、斯くに難儀なものだ、と言うことだな」

「……ぼく、そう言う生まれにならなくてよかったと心底思ってマス。平民って、やっぱり楽でいいデス」

「……あんりきゅんはその立ち位置で平民とのたまうのかっ!」

「い、いいえ?僕のそもそもの生まれの話ですから。この世界に転生する前の話ですから」

「にゃら、そるには関係のにゃいはなしにゃね」


***


「けっきょく、おはなしがどうどうめぐりなのれふ。なのれ、つぎのキャラクターにうつりたいとおもうのれふ」



   名前:ミルフェ

   種族:風の精霊(シルフ)

   性別:女

   年齢:不詳(生まれて間もないのかもしれないし、

      生まれてからずっと経ってるのかもしれない)

   器用:+2

   敏捷:+10

   知性:+4

   筋力:+0

   HP:なし

   MP:50

   職業スキル:精霊魔術師8

   特記:HPが存在しないため、通常攻撃はすべて無効



「続いて、セシルの友となった、と言うかならされたミルフェなんだが、……妙に強い気がするのは気のせいだろうか?」

「妙じゃないれふ。明らかに強いのれふ。HPがないから通常攻撃はすべて無効なんて乱暴すぎるのれふ!」

「精霊は肉体を持たにゃいので、HPがないので通常攻撃はすべて無効と言うのはデフォにゃんにゃが……これ、本当に風の精霊なのかにゃ?どちらかと言うと風の精霊王と言った風格があるのにゃが……」

「な、なんだか、これ以上触れるとよくないという胸騒ぎがひどいので、ここまでということにしておきましょー、ね?」



ここまでお読みくださり、ありがとうございます。と、ノーマルモードで言ってみたり……


次回は本編に戻るみたいですけど、正直どう展開させるんでしょーか?


******


肉体面でも精神面でも不調が続いております。

さらに、仕事面でも土曜出勤が続いていたりしまして、執筆ペースが上がっておりません。

しばらくは今まで以上に不定期更新となってしまいます。すみません。


2018/10/01 あまりにあれだろうと言うことでタイトルを修正しました

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