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こちら陽気なたんぽぽ荘 ~大家と店子の家賃戦争~  作者: かきくけ虎龍
第二部 リン君と機械帝国の創世期編
150/162

反撃の狼煙編……少女っぽいオカマさんに炸裂したのはガウガウ師匠の奥義っぽいものなのですかーっ!?

楽しんでいただけましたら幸せます。

「こより姫を知るライオンのぬいぐるみよ、満面の笑みの後ろで緩慢な世界の果てで朽ちるお・も・いを体験させてあげるよ」


 ガウガウ師匠のただならぬ殺気を認めた可愛い少女っぽいオカマは視線を細めて悠然と構える。


 はっきりとわかります! このオカマは化け物ですーっ! 驚愕で目をパチクリしてしまうほどの濃厚な妖気をピンピン感じてしまうのです。


「リン! 良く観ておくガウ! ガウガウと修行で学んだことを思い出しながらガウガウの後光がさし過ぎる素敵な戦い方をしっかりと拝みながら観覧するガウ! 御代はアマアマのおいちーい印のみたらし団子をおごるガウ!」


「この期に及んでみたらし団子ですかーっ!?」


「みたらし団子を舐めるなガウ! 物事はみたらし団子で始まりみたらし団子で終わるってナンバイダーッ戦隊ジュウバイダ―レッドが言った名言ガウ!」


「その番組は視聴率とれなさそうですよーっ!」


 ガウガウ師匠が啖呵をきると少女っぽいオカマの顔が醜く歪み本能的に恐怖を覚えそうな受け付けたくない笑みを浮かべる。


「さっさと煩いライオンのヌイグルミをバラバラにしてメインディッシュを食べたいな」

きゃぴきゃぴした言葉とは裏腹に獰猛な得体のしれない掴み所のない妖気が辺り一帯を張り詰めさせる。


「ガウガウのカッコ良いところをしっかり見ているガウゥ! アニマルぬいぐるみ族長ガウガウをなめんなガウ!」


ガウガウ師匠が雄たけびと共に鋭くなった気配とともに前方へと駆けだした。


「アニマルヌイグルミ流アチョオチョ神拳ふぅんあふふふーんの女の子なのよーっの舞いガウ!」


「メインディッシュのためにも来るもの拒まず、一瞬で消してあげる」

 

少女っぽいオカマの剣呑な言葉を吐き捨てた刹那!


ガウガウ師匠の身体が揺れるとガウガウ師匠そっくりな分体が数体あらわれると少女っぽいオカマのピー部分に向かって突撃する。


しっとりとした肌を隠していた七分そでのTシャツが裂けると双丘のピンクな野郎が怪しくドクドクと脈打ちゆれる!


少女っぽいオカマがその場に足を止めて不快感などの全てが抜け落ちた表情で崩れ落ちる。


あれっ!? 変質者の如くボクサーパンツに浮かび上がっていたシンボル勃起が消滅している……っていうかパンツごと無くなっているではないですか―っ!


「綺麗に決まったガウ! リン見ていたかガウ! これはアニマルヌイグルミ族アチョオチョ神拳地方からの出稼ぎ派の奥義の一つ『性転換実地のバイト先生になってウハウハ給料~ふぅんあふふふーんの女の子なのよーっの舞い~』ガウ」


「その怪し過ぎる必殺技っぽいものもバイト系なのですか!?」


「当たり前ガウ! アニマルヌイグルミ族は世界でも不遇すぎる指よりの貧乏な種族ガウ……モーモーさんもペンペンさんもみんな……ううっ、何だか勝負に勝ったはずなのに涙が出て惨めな気分になってきたガウーっ」


いかがでしたか?

今後もかきくけ虎龍作品を宜しくお願いします。

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