
まほうつかいは、やさしく たかしくんの めをみて ききます。
「じゃあさ、むずかしい りゆうは ぬきにして。
いっしょうけんめい そだてた トマトを めのまえで つぶされた とき、
きみは どうおもった?」
たかしくんの めから、ぽろりと なみだが こぼれました。
「……かなしかった。もう、この まほうつかいには、
ぼくの たいせつな ものを みせたくないって おもった」
解説
パラドックス(逆説的介入)
相手の考えを直接否定するのではなく、その考えをあえて極端な形で体験させることで、自分自身の考えを見直すきっかけを作る方法です。