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綿毛のように遠くまで  作者: かけらあつめ


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魔法の言葉


はぶられたきっかけはほんとに些細なことだったと思う。

悲しかった。苦しかった。

だって、誰に話しかけても無視されるの。


私をいないように扱って、二人一組でって言われた時はクラス人数が偶数なのがほんとに嫌だった。


だからお母さんに言ったの、学校に行きたくないって。

逃げたかったから。


でも、大丈夫って。

無理にでも毎日挨拶してたらいいって。

同じようにこっちも無視したらダメって言われて。

学校に行きなさいって。

大丈夫だからって。


お母さんが大好きだったから。

お母さんが大丈夫っていうなら苦しいけど頑張ろうって。


でもね、ほんとは嫌だったよ。

休んでいいからねって言って欲しかったな。


どうして助けてくれないんだろう。





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