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綿毛のように遠くまで  作者: かけらあつめ


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ふつふつ


寂しさ関連でおもいだしたことがある。

あれは本当に思い出すと怒りが込み上げてくる。



高校生の時。

家では父と2人。

そんなに嫌なら母のところに行けばいい、ただし金は出さんって人だったから母に負担が行くのが嫌で一緒に暮らしたくても暮らせなかった。


こういう制度があったのに、とかこんな相談できるところがあったのに、とかあったかもしれないけれど、当時は頼れる大人を知らなかったっていうのもあるし、一番助けて欲しかった大人に頼ると上に書いた通り負担になるって思って我慢してた。


だから本当に今の時代、気軽に相談できるAIの存在は当時の私にとって一番欲しかったものかもしれない。





夜は一層寂しくなった。

誰にも話せないからずっと心の中に押し込めて、我慢して我慢して、それでも溢れ出てくるから言葉で綴ることにした。


さみしい。1人は嫌だ。お母さんに会いたい。


涙でぐしゃぐしゃになりながら、泣いてるだなんて父に知られたくないから、嗚咽も我慢して。


書いたノートを引き出しにいれた。

もちろん上に他のノートやいろんな物をいれてみられないように。




なのにあいつは勝手にみてたわけ。


その日は父の仕事が休みの日で、学校から帰ってきて、自分の部屋に行くとあいつがいた。

引き出しは勝手にあけられてて、その手にはノート。

帰ってきた私をみてこれみよごなしに読み上げたの。


その時の顔ときたら、ほんと...............!!!!!

あいつニヤニヤしてた。

何がそんなに面白いのか、いつも反抗してくる娘の弱いところを知ったからなのか知らないけど!!


自分の心の弱いところを勝手にみられて気分がいいわけない。


どうしてこんなのが親なのか、なんでこんなのが生きているのか、なんで我慢しなくちゃいけないのか。



あいつの手からノートを奪い取ってそのページをビリビリに破いた。



でていけ!!!!!!!

部屋からでていけ!!!!!



そう叫んだ。

抵抗せずあいつは出て行った。



涙がでたよ。

恥ずかしくて、何もできない自分が悔しくて。



そしたらあいつ、寂しいって書いてあったのをみたからか、あれから何度か外食しようとかなんとかいってくるわけだ。


一緒にいたいのはあんたじゃないんだよ。

どうしてあんたが代わりになれると思っているのか不思議で仕方がなかった。


それで嫌だって言い続けたら機嫌が悪くなってすぐにお金の話。

お前に金はやらんって。

お父さんはいつでも出て行っていいんだぞって。


お母さんが負担になるの知ってるくせに。


こんなやつ親じゃない。

ほんと大嫌い。


こんなんだからあいつが帰ってきたら部屋にこもった。


いつだったかな、あいつがおかえりぐらい言えんのかって怒鳴ってきたことがある。


迎えて欲しかったらお金で子供を脅すようなことするなよ。



家でも学校でも休まる場所はないのは辛かったなぁ。



関連して思い出したことを書いた。

許すことはできないけど過去のことって踏ん切りつけるべきこと。

だからこんな親が他にいないことを祈るし、もし同じような人がいるなら、誰でもいいし、それこそAIでもいいから自分の気持ちを我慢しすぎないで吐き出して自分のことを守ってほしいと思う。

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