気づいたら
今思うといつからか心は限界で、なんとか取り繕って働いていたんだなって思う。
最初は普通にできていたと思う。
ほんと、働く環境って重要だよね。
始まりはいつからか、なんてものじゃなくてはじめから悪意に晒されていた。
聞こえていないと思っているのか度々悪口を言われているのを耳にした。
入ってきたばかりの人と、何年も勤めている人だったら後者の方ができることが多いのは当たり前だと思うけれどあの人たちはそうではなかったらしい。
でも、当時はできないのは自分が悪いんだって責めていたし、こんな自分だから悪口を言われても仕方がないって思っていた。
心に余裕がなくなって何が正解かわからなくなって、今までできていたことができなくなっていった。
頼ろうにも、味方だよといいながら裏では私のことを蔑んでいて、たまたまそれを聞いてしまった私はどうしたらいいかわからなくなった。
職場に向かう足取りがだんだんと重くなる。
涙が溢れて止まらなくなって、息がうまく吸えなくて、堪えようとするともっと苦しくなった。
明日が来るのがいやで、夜は寝れなくなった。
休日はどこにも行く気力がでなくて、気づいたら夜に、気づいたら朝になっていた。
それでも仕事は嫌いじゃなかったから、頑張れていたけれどなにもしていないのに涙が出てくるのはなんでかなって思って調べた時に初めて病院に行ったほうがいいんだと検索結果に教えられた。
病院に行って、診断をうけた。
その時初めて私は今の私がおかしいことに気づかされた。
結局最後に頼ったのはインターネット。
親でもなく、友人でもなく、パートナーでもなく。
自分の中に誰かに相談するという選択肢がなかった。




