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バイオハザードシナリオゲーム 決着

目の前に現れたタイラント、演出ギミックかと思われたが、それは動き出した。

果たして美津子はタイラントとどう戦うのか。

核ミサイル爆発まで残りゲーム時間が迫る。

定番なゲームとクオリティの高い演出によりリアル感ある戦闘です。

第十六話バイオハザードシナリオゲーム

<その3>

目の前のタイラントが突然動き出した。

美津子は反射的にアサルトライフルのM4RSを構えた。

 トリガーを引く。

 パパパパパッ!

 連続した発射音が地下室へ響き、無数のBB弾がタイラントへ降り注ぐ。

 胸部。

 肩。

 腕。

 頭部。

 だが――。

 バチッ、バチバチッ!

 BB弾は分厚い皮膚に当たり、まるで小石のように弾き返された。

「うそ……効いてない!?」

 タイラントの皮膚は特殊なゴム素材らしく、弾がめり込む気配すらない。

『STARS……』

 低い唸り声。

 そして巨体が一歩前へ出た。

 ズシン。

 床が揺れる。

 その圧迫感だけで、美津子の背筋に冷たいものが走った。

「これはダメ!」

 本能的に悟る。

 戦う相手じゃない。

 美津子は踵を返して走り出した。

 地下通路を全力疾走する。

 背後から重い足音。

 ズン、ズン、ズン――。

「速っ!?」

 図体の割に異常な速度だった。

 タイラントは猛烈な勢いで追ってくる。

 美津子は地下室を飛び出し、廊下を駆け抜けた。

 角を曲がる。

 階段が見えた。

 ここまで来れば――。

 美津子は振り返る。

 静かだった。

「……いない?」

 追跡を振り切ったのか。

 胸を撫で下ろした、その瞬間。

 ドゴォォンッ!!

 壁が爆発したように砕け散った。

「きゃあっ!?」

 粉塵の中から巨大な腕が突き出る。

 次の瞬間、タイラントが壁を突き破って現れた。

「うっそー!!」

 美津子は叫んだ。

 砕けた壁を見ると、内部は発泡スチロールで作られている。

 なるほど、破壊演出用だ。

「って、感心してる場合じゃない!」

 タイラントは無表情のまま巨大なミニガンを持ち上げた。

 モーター音。

 ギュイイイイイン――。

「え……それ撃つの!?」

 直後。

 バララララララッ!!

 無数のBB弾が暴風のように吐き出された。

「きゃああっ!」

 美津子は頭を庇いながら階段を駆け上がる。

 BB弾が壁を叩き、床で跳ねる。

 まるで本物の銃撃戦だ。

 階段を転びそうになりながら上り切る。

 だが、焦りすぎた。

「しまった……!」

 飛び出した先は研究所表側。

 しかも。

 ゾンビ兵士たちの復活部屋だった。

 十数人の感染者役が、一斉に美津子を見る。

 一瞬、空気が止まった。

「……人間?」

「いや、味方?」

 その時だった。

 地下側通路から轟音。

 バラララララッ!!

 タイラントがミニガンを乱射しながら現れた。

『STARS!!』

「うわあああっ!!」

 ゾンビ兵士たちが悲鳴を上げる。

 タイラントは敵味方関係なく撃ちまくった。

 感染者。

 アンブレラ軍。

 RPD隊員。

 全員が混乱する。

「何だこれ!?」

「タイラント来たぞ!!」

「逃げろーっ!!」

 阿鼻叫喚だった。

 BB弾が暴雨のように飛び交う。

 美津子はとにかく走った。

 だが。

 パシッ!

「っ!」

 背中に衝撃。

「ヒットー!」

 思わず叫ぶ。

 振り返る余裕もない。

 タイラントか、別のプレイヤーかすら分からない。

 美津子は両手を上げ、そのまま復活ポイントへ急いだ。

 RPD警察署へ戻る。

 だが室内は混乱していた。

「アルファー何人残ってる!?」

「ブラボーは!?」

「ゾンビ増えすぎ!」

 誰が生存しているのか、もう把握できない。

 ワクチン所持者も減っている。

 このままでは制圧失敗だ。

 美津子はその場にいた三人へ声を掛けた。

「タイラントを倒さないと終わらないわ!」

 三人が振り向く。

 一人はRPD隊員。

 一人はアンブレラ軍。

 もう一人はラクーン軍兵士。

「倒せるのか?」

「方法を探すしかない」

 そこへさらに数名が集まり、最終的に十一人の小隊になった。

「研究所へ戻る。タイラント撃破方法を探すの!」

 異論はなかった。

 十一人は市街地エリアへ飛び出した。

 ゾンビ兵士が徘徊している。

「感染者接近!」

「無視して進め!」

 必要最低限の威嚇射撃だけ行いながら突破する。

 だが前方で激しい銃撃戦が始まっていた。

 ゾンビ兵士とアンブレラ軍が狭い通路で撃ち合っている。

「通れない!」

 BB弾が飛び交う。

 遮蔽物へ飛び込む。

 その時だった。

 後方から地響き。

 ズシン、ズシン――。

『STARS!!』

「ヤバい!!」

「タイラント来た!!」

 十一人全員の顔が引き攣った。

 一人の隊員が半ばやけくそ気味にBB手榴弾を投げた。

「喰らえぇっ!」

 ポンッ!

 散弾のようにBB弾が炸裂する。

 偶然にも、前方のゾンビ兵士の頭部へBB弾が直撃。

「ヒットー!」

「今だ!」

 美津子が叫ぶ。

「全員走って!!」

 一斉に飛び出す。

 背後ではタイラントのミニガン。

 バラララララララッ!!

 BB弾の嵐が路地を薙ぎ払った。

 市街地は迷路のようだった。

 右へ。

 左へ。

 建物を抜ける。

 気づけば。

「……あれ?」

 仲間が二人しかいなかった。

「他の人は!?」

「分からない! 逸れた!」

 残ったのは、美津子とブラボー隊員、そしてアンブレラ軍兵士。

 三人だけ。

 だが立ち止まれない。

「行くわよ!」

 三人は研究所裏口へ到着した。

 幸い、こちら側は相変わらず無人だった。

 素早く内部へ侵入。

 階段手前で、美津子は拳を上げた。

 停止合図。

 二人が足を止める。

「二階に隠し部屋があるの。それと地下……タイラントがいた」

 二人の顔色が変わる。

「マジか……」

「なら地下に手掛かりがあるはずだ」

 アンブレラ兵士が低く言った。

 美津子も頷く。

 三人はライトを点灯し、地下へ降りた。

 静かな地下通路。

 そして。

「……あった」

 壁に巨大な穴。

 タイラントが突き破った場所だ。

 三人はそこからショートカットし、培養室へ入った。

 だがタイラントはいない。

「今のうちに探せ!」

 三人は散開した。

 机。

 棚。

 ケース。

 必死に漁る。

 その時だった。

「おい! あったぞ!!」

 アンブレラ隊員が叫んだ。

 手に持っていたのは、一枚のレポート用紙だった。

アンブレラ隊員が拾い上げたレポート用紙には、乱雑な文字でこう書かれていた。

『コブクロがリリースした6枚目のアルバムは、コブクロというだけにいくつでしょう?』

「……は?」

 三人とも一瞬、固まった。

「何それ……」

 ブラボー隊員が呆れ顔になる。

「コブクロって、あの歌手の?」

「いや、俺ファンじゃないし!」

 地下研究所で命懸けの探索をしていた緊張感が、一瞬だけ妙な方向へ吹き飛ぶ。

 だが、美津子はすぐに顔を引き締めた。

「待って、これ多分……語呂合わせよ」

「語呂?」

「コ・ブ・ク・ロ」

 美津子は指を折りながら考える。

「コ……5?」

「なんで?」

「こ、で五十音の“五”とか……」

「いや無理あるでしょ」

「クは9っぽいじゃない?」

「それは何となく分かる」

「ロは6!」

「……それも分かる気がする」

 三人は顔を見合わせた。

「つまり……5?96?」

「“ブ”が分からない」

 美津子はレポート用紙を握りしめた。

「たぶん二階の部屋に関係ある。戻らないと――」

 その瞬間だった。

 ズドォォン!!

 地下室の壁穴から巨大な影が飛び込んできた。

『STARS――!!』

「うわぁぁっ!!」

 タイラントだった。

 赤い目を光らせ、ミニガンを構えている。

「ゲーッ!!」

 三人は反射的に逃げ出した。

 地下通路を駆け抜け、出口ドアへ飛びつく。

 ガチャッ!

「開かない!?」

 美津子は必死にドアノブを回した。

 だがびくともしない。

「どうして!? 入る時は鍵で開いたのに!」

 背後ではタイラントの重い足音が迫ってくる。

 ズシン、ズシン――。

 美津子は半狂乱になりながら周囲を見た。

 その時。

「……え?」

 ドアノブの上。

 小さな電子キー端末。

「暗証番号!?」

 思わず叫ぶ。

「内側から施錠って何それ!」

 だが直後、美津子は理解した。

「いや……タイラントの実験室なら、むしろ当然……?」

 生物兵器を閉じ込める部屋。

 簡単に出入りできるわけがない。

 その時、背後から銃声。

 パパパパッ!

 ブラボー隊員とアンブレラ隊員がタイラントへ必死に応戦していた。

「早く開けてくれー!!」

 ブラボー隊員の悲鳴。

 美津子は電子キーを見つめた。

「コブクロ……!」

 指が震える。

「5……96……」

 問題は“ブ”だ。

「ブって何!?」

 焦る。

 背後でミニガンが唸った。

 ギュイイイイ――。

「来るぞ!!」

 美津子は咄嗟に数字を打ち込んだ。

『5096』

 ピロピロピロ――。

 赤ランプ。

「違う!」

「早く!!」

 BB弾が地下室を乱れ飛ぶ。

 バチバチバチッ!!

 アンブレラ隊員が遮蔽物から叫ぶ。

「頼む! 急いで!」

 美津子の脳が高速回転する。

「ブ……ブ……」

 武?

 部?

 ぶた?

「違う違う違う!」

 焦燥で息が乱れる。

 美津子は次の数字を叩き込んだ。

『5196』

 ピロピロピロ――。

「またエラー!」

「うわぁっ!!」

 アンブレラ隊員の身体へ無数のBB弾が叩き込まれた。

「ヒットォォ!!」

 タイラントのミニガン掃射。

 彼は崩れるように壁際へしゃがみ込む。

「もう無理だ!」

 ブラボー隊員が叫んだ。

「タイラント来るぞ!!」

 巨大な影が近づく。

 ズシン。

 ズシン。

 地下通路が震える。

 赤い目が三人を見据えていた。

『STARS……』

 美津子の喉が乾く。

 時間がない。

 このままでは全滅する。

「ムリだ! 一旦回り込め!」

 ブラボー隊員が叫び、横通路へ飛び込んだ。

 美津子も咄嗟に走り出した。

 背後でミニガンが火を噴く。

 バララララララッ!!

 BB弾がコンクリート壁へ激突し、地下室に激しい反響音が響き渡った。

再び電子キーに取りついた美津子は、震える指でテンキーを見つめた。

 タイラントの咆哮が地下室に反響する。

 ミニガンの回転音が耳障りな唸りを上げ、BB弾が壁や床に激突して乾いた破裂音を撒き散らしていた。

「コ……五。ブ……?」

 脳の中で必死に語呂を組み立てる。

 タイラントは壁際を回り込み、逃げ道を塞ぐようにゆっくりと前進してきた。

 アンブレラ隊員がフルオートで応戦するが、分厚いゴム皮膚にBB弾は軽く弾かれるだけだった。

「早くしてくれ!」

 ブラボー隊員の悲鳴のような声。

 その瞬間、美津子の脳裏にふっと浮かんだ。

「ブ……二!」

 すぐさまテンキーを叩く。

 5296――。

 ピピッ。

 電子音と同時にロックが解除された。

「開いたわ!」

 勢いよくドアを引き開ける。

 二人は転がるように廊下へ飛び出した。

 背後でタイラントが唸り声を上げる。

 重い足音がコンクリートを震わせた。

 二人は右の通路を全力で駆けた。

 暗い研究所の廊下をライトが乱反射し、壁に二人の影が揺れる。

「しつこいわね!」

 美津子は息を切らしながら叫ぶ。

 階段へ飛び込み、一気に駆け上がる。

 だが、途中で美津子は立ち止まった。

「待って……」

「どうした!?」

「手がかりを失ったわ……」

 ロケットランチャーの場所も、タイラントを倒す方法もまだ分からない。

 ただ逃げ回っていても意味がない。

 その時だった。

 場内スピーカーから警告音が鳴り響く。

『核ミサイル攻撃まで、あと三十分――』

 二人は顔を見合わせた。

 午後ゲーム開始から既に三時間。

 時間切れが迫っていた。

「まずいな……」

 ブラボー隊員が息を吐く。

 とりあえず裏口へ向かう。

 だが、そこには既にゾンビ兵士が数人うろついていた。

「しまった……」

 表も裏も塞がれている。

 階下からはタイラントの足音。

 残る選択肢は一つだった。

「二階へ行くしかないわ」

 二人は再び階段を駆け上がった。

 その途中、ブラボー隊員が足を止める。

「俺がここで食い止めるから行って!」

「でも――」

「早く!」

 彼はM4を構え、階段下へ向けた。

 直後、タイラントが姿を現す。

 ミニガンの銃身が回転し始めた。

 美津子は唇を噛み、二階へ走る。

 背後で激しい銃声が炸裂した。

 開かずの扉が二つ。

 美津子はライトで壁や床を照らし、必死に仕掛けを探した。

 その時だった。

 通路の壁際に、不自然な石像が置かれていることに気づく。

 まるで「ここを調べろ」と言わんばかりだった。

「怪しすぎるわね……」

 触れてみると質感が軽い。

 発泡スチロール製だ。

 美津子は無理やり裂いた。

 中から鍵が落ちる。

「いや、こんなのアリ?」

 思わず笑ってしまう。

 だが時間はない。

 鍵を一つ目の扉へ差し込む。

 回らない。

 もう一つの扉へ。

 ガチャリ。

 ロックが解除された。

 その瞬間、階段方向からヒットコールが聞こえた。

「ヒットー!」

 ブラボー隊員が落ちたのだ。

 ついに一人になった。

 美津子は静かに部屋へ入った。

 そこは武器庫のような部屋だった。

 棚には様々な装備が並ぶ。

 ラペリング用ハーネス。

 ドアブリーチングキット。

 医療バッグ。

 そして奥のラックに、それは置かれていた。

「……これだわ」

 ロケットランチャー。

 灰色の筒状兵器。

 まるで映画の小道具のような存在感だった。

 美津子は慎重に持ち上げる。

 意外に軽い。

 横には説明書が貼ってあった。

『一発限り』

「十分よ」

 彼女は小さく呟いた。

 ロケットランチャーを肩に担ぎ、深呼吸する。

 ドア越しに気配を探る。

 静かだ。

 そっと扉を開ける。

 薄暗い廊下。

 誰もいない。

 階段下を覗く。

 タイラントの姿もない。

 美津子は慎重に地下へ降り、そのまま裏口へ抜けた。

 外へ出た瞬間、春の風が頬を撫でる。

 遠くでミニガンの炸裂音が響いていた。

 タイラントだ。

 音を頼りに市街地エリアへ向かう。

 途中、背を向けたゾンビ兵士を見つけた。

 素早く近づき、ワクチンボトルで背中をタッチする。

「人間復活!」

 振り返ったのはアルファーチームの隊員だった。

「助かった!」

 美津子は残っていたワクチンボトルを押し付ける。

「一人でも多く戻して!」

「黒木さんは!?」

「私はタイラントと勝負するわ」

 二人は別方向へ散った。

 市街地エリアの奥。

 タイラントがいた。

 ミニガンを乱射しながらゾンビ兵士も人間側も無差別に追い回している。

 美津子はわざと物音を立てた。

 タイラントの目が赤く光る。

「こっちよ!」

 彼女は狭い路地へ走った。

 タイラントが追ってくる。

 重い足音。

 地面が震える。

 美津子はバリケードの陰へ滑り込んだ。

 ロケットランチャーを肩に構える。

 呼吸を整える。

 タイラントが路地へ入ってきた。

 今だ。

 トリガーを引く。

 バシュウウウッ!

 凄まじいガス噴射。

 ロケット弾が唸りを上げて飛翔した。

 ヒュルルルル――!

 放物線を描き、タイラントの胸部へ直撃。

 ドンッ!

 爆発音と共に白煙が広がる。

 タイラントは大きく揺れ、そのまま膝をついた。

 美津子は念のためM4RSを構え、数発撃ち込む。

 動かない。

「……やった?」

 どうやら倒したらしい。

 だが、周囲を見回した美津子は苦笑した。

 ゾンビ兵士の数が圧倒的に増えていた。

 残り時間はあと三分。

「あー……ダメだわ。もう終わりね」

 その瞬間。

 背後から肩を叩かれる。

「感染です」

 ゾンビ兵士がニヤリと笑った。

 美津子も思わず笑ってしまう。

「参ったわね」

 彼女は腕章を裏返した。

 人間側最後の抵抗は終わった。

 スピーカーがカウントダウンを始める。

『5、4、3、2、1――』

 ドッカァァン!

 爆音。

 爆竹。

 場内全体に警報音が鳴り響く。

 そして終了ブザー。

 長いゲームが終わった。

 参加者達は疲れ切った顔をしていた。

 だがセーフティへ戻ると、誰もが笑顔で戦況を語り合い始める。

「あそこで感染した!」

「タイラント反則だろ!」

「ゾンビ楽しすぎ!」

 美津子は椅子へ腰を下ろした。

 タバコに火をつける。

 煙が夕暮れ空へゆっくり昇っていく。

 ポットのコーヒーを流し込む。

 疲労感と達成感が混ざっていた。

 閉会式。

 龍崎がマイクを持つ。

「今回、タイラントを撃破した黒木美津子さんに――タイラント賞!」

 歓声と拍手。

 景品として渡されたのは最新型ハンドガン、シグP320だった。

 午前中の射撃競技で獲得したM4RS。

 そしてP320。

 今日は二丁も新しい銃を手に入れてしまった。

「でもミッションは失敗ね」

 美津子は笑う。

 片付けをしていると、渡辺未来が近寄ってきた。

「良かったじゃない! 二つもゲットして」

「まぁね。でも核ミサイルで全滅だし」

「あー、それ込みで師匠のシナリオだから」

「やっぱりわざと?」

「勿論。渡された台本通りに近かったよ」

「あとで見せて」

「いいわよ。驚くと思う」

 二人は顔を見合わせて笑った。

「お疲れ様」

「お疲れー」

 西へ傾いた夕日がフィールドを赤く染めていた。

 長い一日が、静かに暮れていった。


シナリオゲームは幾つかあり、筆者が実際にシナリオを作りサバイバルゲームで主催した実績があります。

今回のバイオハザードシナリオもそんな一つです。

さて、黒木美津子もゴーストスナイパーとしての知名度が上がってきました。

それは彼女が求めていたことでは無かったが、スナイパートライアルで名が知れたことは大きかった。

そして今回のシナリオゲームでも。

いよいよ物語は思わぬ展開へ、そして第一シーズン終盤へとなります。


誤字、脱字、用語の間違えなどお気づきの点あれば、コメントをお願いいたします。

また、感想もよろしければお願い致します。

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