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第百六作目「ふかふかの終わり」
その魔物の繭はふかふかだった。
天然の寝具は如何なる傷も癒やし何より寝心地が良く高値で売買された。
だが皆その恐ろしさに気付かない。
それは捕食装置であった。
使用者は睡眠時間が伸びていきやがて文字通り起きなくなる。
回復効果も獲物を長持ちさせる為のもの。
人は睡眠の誘惑に抗う事が出来ない。
【一言メモ】
こう言う可愛い擬音で邪悪な展開になる話独特な怖さがあっていいよね!
臓物がモキュモキュ!みたいな笑
人間が都合良く解釈したものが本当は恐ろしい何かって展開良い(°▽°)




