偏差値27 バトル! 対タルタロス!!
8000文字超えてしまったのでご注意ください。
「そ、粗茶ですが………」
プルプル震えながらカグツチさんはお茶を出した。
黒服の少女、タルタロスはそれを受け取り、満足そうに飲んだ。
「美味しい! ぼくが温いのが好きなことをよく覚えていたね!」
ここは校舎の一階で、カグツチさんとイハサクさんが急拵えで作った応接間。
赤い絨毯を敷き、壁は茶色の木の板を張った。一般的な学校の……感じかな?
「え、えと……その……タルタロス様?」
今にも泣きそうな声でいつものカグツチさんらしくない。
「ん? …………ビビりすぎ。えいっ!」
手のひらから鎖を出すと、カグツチさんの頭を撫でた。
「……!!!タルタロス様!ありがとうございます!」
カグツチさんの表情が柔らかくなった。
「今…何を…?」
するとタルタロスはこっちを見て、
「火之迦具土神 の僕に対する恐怖を取り除いたのさ。この鎖でね。」
「そんなことが……」
「そうだよ。この鎖には触れたものの何かを奪う性質があるんだよ♪」
にっこりと笑った。かわいい。
「あっ 自己紹介していなかったね。
……それっ!」
「「「「うわぁっ!」」」」
カグツチさん以外全員鎖で頭を軽く叩かれた。何か奪われた?
「そんな驚かなくても大丈夫だよ 」
「………あれ?」
「今、皆にぼくの情報を鎖を通して与えた。これでぼくが何者か、わかったでしょ?」
「や、やばいよ……!」
マインが震え出した。
「主、とんでもないものを召喚してしまったのでは?」
「う、うん。」
冥界の支配者………最近リリエールさんやプロメテウス様が来たから麻痺していたが……もうやばいとしか言いようがない存在だ。
強すぎるし、危険だ。 もしかしたら俺の能力を狙っているのかもしれない。
警戒し始めた俺達を見たタルタロスは慌てて
「ああ~!そんな怖がらないでよ!大丈夫。君達に危害を加えることはないさ。ほら!こんなかわいい女の子だよ?怖いことなんてしないって!」
ウィンクしてくるが………情報からすると信じきれない。
「じゃあお聞きしますが………なんでカグツチさんはあなたを恐れていたんですか?」
「ああ、それは……火之迦具土神 は昔、タルタロスの監獄にいたんだよ。」
「!?」
「知らないのかい?火之迦具土神 は産まれたとき母であるイザナミを殺したんだ。体にまとっていた炎でね。ヒノは悪気はなかったのだが悲しみ怒った父、イザナキに斬り殺された。」
「は、はい。」
古事記にそう書いてあったな…
「タルタロスは元々神ヶの敵、もしくは罪を犯した神が収容される場所なんだよ。」
「それでカグツチさんも入れられた。」
「そう。神は死なないからね。といっても産まれたばかりの赤ちゃんが来たからね。さすがに他の神と同じく罰するのはかわいそうだろう?」
「そうですね。」
カグツチさんがうつむきかけている………嫌な記憶なんだろうな……ごめんなさい。
「ということでこきつかった。」
笑顔。
「え?」
「赤ちゃんでも神だからね。成長が早い。子供ぐらいになったら雑用にこきつかいまくったよ。」
おっと?
「かわいそうじゃなかったんですか!」
タルタロスはさも当然というように
「え?だって日本神話の祖神を、しかも母を殺したんだよ?故意じゃなかったとしても罪は罪さ。 ざっと1000年ほど働かせたあと、解放したよ。過失だからね、これでも軽い方さ。」
「せ、1000年………」
「その後、いろんな神の元を転々としていまは……パンドラの部下なのかな?」
「そうです……タルタロス様。」
な、なるほど………どうりで家事が上手だったり面倒見が良いはずだ。
1000年か。それなら恐怖するわな。むしろやってのけたカグツチさんがすごい。
「…………………」
全員沈黙した。
「あっ!余計に怖がらせちゃったかな? どうもぼくの感性は人間とずれているみたいで………加減がわからないんだ。」
「え、えぇ」
自覚はあるんだ………
「大丈夫だって。ぼくは悪人と悪魔は嫌いだが、人間には優しいつもりだ。今回の召喚も君達に出会えて嬉しいよ 」
うーん。笑顔でいっているし、神眼でも嘘は言ってないことが確認できる。信用しても問題無さそうだ。
チョイチョイ。
ラコンが袖を引っ張ってきた。あぁそうか。
「あの、ラコンは竜の時国ひとつ滅ぼしかけたそうですがそれは大丈夫なのでしょうか? 」
「え?ああ、別に竜なら罪はないよ。だけど、今は竜人だから今から悪いことをしたらダメだけどね。」
「ヒィッ!」
ラコンは跳んで俺の後ろに隠れた。身長的に隠れきっていないが……
「まぁソウタくんを襲ったことも解決しているし、そんなに罪はないさ。」
ヒッ!そんなことまでお見通しなのか!
「そんな怖がらなくても普通の人は悪いことをしても煉獄に行くだけさ。格別悪いことをした者が地獄、救いようのないやつが冥界、タルタロスに来るのさ。死んでから僕に会うようなことは無いと思うよ。」
「ホッ……」
あの世の人に言われるとすごい説得力があるというか、保証があるというか………
「カグツチ、お茶おかわり。それで、大分話がそれたけど、ぼくと契約がしたいんだよね。」
「………はい!!」
「面白そうだ。いいよ。」
「えっ?」
早っ!
「だけど、一つ条件がある。 ぼくと勝負しよう。火之迦具土神 は除くここにいる全員とぼくで勝負だ。」
「「「全員!?」」」
「ぼくは外の広場の真ん中に立っている。君たちが攻撃してぼくにダメージを与えられたら、契約してあげよう。」
「……!!」
「僕からは攻撃しないし、移動もしない。 ソウタくん、ケイくんだけでもいいが君達全員と勝負しよう。その方が、フェアだろう?」
確かに。俺の魔力やケイの剣術では何でも奪うことができるタルタロスに勝てるかわからない。相手は神々を罰する冥界の支配者、カグツチさんやリリエールさんとは違う。
だが、リリエールさんたちはいいのか?怖いだろう。
「いいでしょう! 主とならやります!」
「ふっふっふっ!私のスキルでぼっこぼこよ!」
「魔王もなめられたものね~そんなに下に見られるなんて~~」
え………やる気マンマン……?さっきまで顔を真っ青にして怖がっていたのに?
下を見ると鎖がスススーっと床の上を動いていた。
まさか……鎖でやる気を出させた……?
「よし!じゃあ外で闘おうか!」
「「「おーっ!!」」」
………うーん。
移動中……
(あの、今更ですけどなんで俺の召喚に応じてくれたんですか?)
(仕事が一杯あってやらされていたから、嫌で抜け出したかったんだよ。そしたら丁度召喚の招きがあったから………)
(サボリ………?)
冥界ーーーーーーーーー
フェンリル「はぁ、すーぐサボるんですからあの人は。タルタロス様がいないとできない仕事もあるのに……」
イザベラ「あの……私手伝いましょうか?」
フェンリル「いや、いい。私に任せてくれ。」
書類を書きながら答えた。
イザベラ「苦労してますね・・・」
フェンリル「昔からだからな・・・もう慣れた。」
イザベラ「お茶でも入れましょうか?」
フェンリル「ああ、頼む」
(トルエノは昼寝しています)
ソ:ソウタ ケ:ケイ マ:マイン ラ:ラコン リ:リリエール タ:タルタロス でお送りいたします。
ザッ ザッ
タ「よーし。ぼくはこの×印の上から動かないよ。そちらの準備は出来たかな?」
ソ「いいか……これでいくぞ。……はい!」
「それでは始めよう!ゲーム、スタートだ!」
まずは、
ソ「魔法!30連ファイア!」
ラ「竜魔法! 青色吐息 アクアブレス!」
リ「魔法! キープ・フラッシュ!」
マ「魔法! スローロック!」
タ「4連続の魔法………だがっ!」
ソ「いけるか……」
4つの魔法はタルタロスに命中したように見えたが………
タ「ふふーん! 効かないよ!この程度!」
ソ「そんなこと……わかっているっ!」
魔法がぶつかった時に生じた煙に紛れて奇襲する。 ケイ!
ケ「せいっ!!」
鎖で防がれた。
タ「君は剣術もできるのか!なら相手をしてあげよう!」
鎖がジャラジャラと音をたて剣の形になった。
ケイの剣を受けながらタルタロスは余裕の表情だ。
くそっ……剣も駄目なのかっ!
タ「ふーん。対人剣術も習っているのか。それにかなり上手だね。剣の重さだけでふらないで、相手の剣の芯を狙っている。」
当然だ。剣の神に習っているのだから。
金属と金属が打ち合う音が響く。タルタロスは攻めずにこちらの攻撃を受けるだから埒が明かない。
ケ「ハアッ ハァッ だめです、ソウタ…まだ僕の腕じゃ……」
ソ(いや、それでいい、良かった。とりあえず今は退こう)
タ「ハア、ハア、もう終わりかい?」
マ「こっちよ!」
間髪入れずに次の攻撃だ!
マインの飛び蹴り!
タルタロスは魔力量が多い。スキルで増したマインの攻撃なら耐えきれないはず……!!
マ「!!」
止められた……?
タ「甘いね。言ったでしょ? ぼくの鎖は奪う性質がある。スキルの"効果"を奪ったよ。」
タルタロスが張った鎖の網の上にマインは乗ってしまい、攻撃は無効化された。
マインは悔しがりながら飛び退いた。
その瞬間に、ラコン!
ラ「竜魔法 赤色吐息 ハイレンジファイアブレス!!」
タ「うわぁっ!」
広範囲に火力が強い火のブレス。
火の柱のようなこのブレスなら逃げようがないはず。
タ「ハア…ハア…危ない危ない。立て続けに攻撃されたから焦ったよ」
鎖で作った壁で防がれた。何でもありかあの鎖!
涼しい顔で立っているのが悔しい。
いっておくがどの攻撃も大抵の敵は殺せる威力。
もう一回!
ソ「魔法! アクアボール!」
ホット!!
タ「? 水の玉? それでどうやってダメージを……?」
ソ「ただの水では、ありません!」
ボンッ!
タ「爆発ッ!?」
タルタロスの周りに漂わせた複数の水の玉が爆発した。
ソ「突沸。 実はそれ、沸騰直前の熱湯なんですよ!!」
水を熱するといずれ沸騰する。だが静かに熱すれば沸騰しないことがある。その熱湯に衝撃を与えれば、一気に沸騰し、爆発する!!さっきからゆっくりと加熱していた。
飛び散ったしぶきによるやけどを狙ったが………
タ「ふう! まさかお湯をかけてくるとはねぇ……だけど、鎖で温度を奪った。多少濡れたが、火傷はしないよ。」
手で顔をぬぐっている。
………濡れたのなら、OKだ!
タ「もう終わり?色々策を弄したようだけど、この程度なのかい?」
鎖を振り回しながらニヤニヤ笑っている。契約する気はあるくせに勝負はガチでするんだな。
ソ「フフフ………ラコン!」
ラ「はい主!」
ラコンは俺とマインの手を握って
ラ「竜魔法! 竜の大翼!」
空へ飛んだ。
タ「飛んだ…? !!もう一人はすでに飛んでいたのか!」
そう、リリエールさんはタルタロスが俺たちに注目している間に空中である魔法の準備をしてもらっていた。
ソ「リリエールさん、いいですか?」
リ「バッチシよ~!精気をもらったばかりだから思いっきりやったわよ~!ソウタくんたちも準備OKかしら~?」
ソマラ「はいっ!」
ソ「いくぞ、開け パンドラボックス!!」
タルタロスは目を見開いた。
タ「なんだあれは……大きな岩?」
この前のリリエールさんと戦った時獲得した隕石だ。
これと、
リ「大魔法!! 『ファイアーメテオ!!』」
前は略式だったが今回はちゃんと唱えてもらった。
二つの隕石を同時に落とす。
しかし、俺の方はただ落とすだけなので勢いが足りない。だから、
ソ「いくぞ! マイン! ラコン! リリエールさん! 」
「「「おー!!」」」
全員(ケイ含む)で身体強化し、隕石を蹴る。4人で蹴れば魔法での隕石並の勢いがつくだろう。
マ「いっけーー!!」
反動で俺たちは飛び上がった。
ソ「さぁどうだ!」
ソマラリ「W隕石!!」
タ「ふむ……こんなことを企んでいたのか………」
隕石の動きが止まった。
ラ「これでも、駄目なのですか?」
タ「まあ魔王もいるのだからこれぐらいの事はできるのかな 」
リリエールさんはため息をついた。
リ「……アタシ、この魔法を使って止められたこと、なかったのよ~? 2回も失敗したら自信なくすわぁ~」
タ「けれども来るとわかっているのなら対処はできる。」
下から鎖が何本も出てきた。
それらが包み込むように2つの隕石をおおった。
タ「この鎖なら、隕石の勢いも、隕石そのものも吸収することができる!」
」
ビシビシとひび割れる音がして亀裂が入る。
タ「せいッ!」
タルタロスが鎖をグイッと引っ張ると隕石は2つともガラガラと崩れて破片は鎖に吸収された。
マ「ひえぇっ! あんな大きいのが二つとも………」
ラ「恐ろしい………」
リ「あらあらぁ~~」
ソ「………………」
…フゥ。
タ「さてと。4人とも降りてきたね。さ、どうする? 降参かい?」
ソ「……いいえ。いくぞ!ラコン!」
これが最後の攻撃!
ラ「了解でございます! 主よ!」
ソ(魔法、ファイアーロック)
ソ「それっ! ラコン!」
タ「火の玉を味方に蹴った……?」
ラ「リリエール殿!!」
ラコンはジャンプしてリリエールさんの方に蹴った。
リ「マインちゃ~ん!」
リリエールさんはブーツの裏で蹴り返した。
タ(リリエールも……何をする気だ?)
マ「いっくわよ~~!ファイアーシュート!」
タ(そうか! 小さい石を核にした火の玉を魔力を込めて蹴ることで攻撃対象である火の玉に魔力を加えていき、最後スキル持ちのマインが蹴る。)
ソ「スキルで威力がはねあがったシユートだ!!」
シュートはまっすぐタルタロスに飛んでいく。マインが運動神経抜群でよかった。
タ「まだわかんないかなぁ~~いくらすごくても、この鎖の前では無駄なんだよ!」
タルタロスが網をつくり、受け止めようとすると、
マ「甘い!」
タ「!!」
シュートが割れてバラバラになった。
タ「まさか、分裂するなんてね。けど、こんなの!」
タルタロスは自分に向かってくる球だけ止めようとした。
しかし、それが間違いだった。
1つの球がタルタロスの頭上を通ったその時、
ドゥンッ!!
黒い煙と共に大きな爆発が起きた。
タ「カ、カハッ……」
タルタロス以外は十分な距離をとっていたので爆風が少し来たくらいで平気だった。砂が飛び散る。
タルタロスは爆発のど真ん中、炎に包まれた。
ソ「やった!」
タ「ガッ……アァ……ウ…………」
タルタロスは炎の中でほもがき苦しむ。
ラ「竜魔法 青色吐息 バブルブレス!」
ラコンが吹いた泡のブレスによって消火された。
タ「………ハッ!!」
ソ「良かった。気がついて」
タ「ここは……ああそうか。」
ソ「校舎の医務室です。タルタロス様にちゃんとダメージを与えましたよ!約束通り、契約してもらいましょうか!」
タ「………うーん。わかったよ。でもその前に聞きたいことがあるんだ。いいかい?」
ソ「どうぞ。」
へっへっへ。
タ「くっそーニマニマ笑いやがって~! 何故、あのとき爆発したんだい?あの火の玉には爆発魔法を組み込んだ訳ではないんだろう?ぼくの足元も燃えたわけだし。」
ソ「そうです。実は、隕石を落とす前の水の玉、あれに秘密があります。」
タ「秘密? あれはただのお湯なんでしょ?沸騰した。」
ソ「実はあの内の何個かは水ではありません。」
タ「え!?」
ソ「NGL、天然ガソリン。液体燃料ですよ!」
タ「天然ガソリン………」
ソ「正確には、天然ではないのですが……メタンやエタンガスを元に俺が魔法で精製し、パンドラボックスにいれといたのです。常温常圧で液体で扱いやすい。揮発性があり、無色透明。」
タ「バカな! ガソリンなら臭いでわかるはず!」
ソ「だからケイと剣で戦ってもらい、魔法攻めをしたんですよ!運動すれば息が荒くなる、鼻で呼吸せず口で息をするでしょう!」
タ「確かに……口で息をしていた……」
ソ「本当は隕石で引火させるつもりでしたが、引火できるほど近づく前に止められたので、保険のファイアーロックでの引火になりましたけどね。」
タ「だ~~くそっ!そうか…君たちが蹴りあっているうちにぼくの服に付いたガソリンが蒸発して……攻撃が当たらなくても引火したってことか!」
ソ「フッフッフッ!そういうことです!」
タルタロスはすごく悔しがって
タ「く~悔しい!騙されたのはひさしぶりだ! まあいい!ぼくと契約するんでしょ!右手を出して!」
よっしゃあ!
ソ「はい。」
タ「カグツチ!立ち会って!えっとね………ぼく、タルタロスは人間、ソウタを召喚主として認め、いついかなるときでも召喚に応じ、参上することを誓います!」
タルタロスはそういうとポケットから指輪をだし、俺の右手の中指にはめた。
ソ「? 魔法じゃないんですか?」
指輪は黒く、そして鈍く輝いている。
タ「ふふっ その指輪は契約の証。魔法よりも強く結びつけるのさ。その指輪を魔法陣に当てるとぼくを呼べるよ。……おっと後ろの女性陣の目が怖い、ぼくはこれで失礼するよ!じゃあね!」
ソ「??…さようなら。」
? 恐い?何が?
タルタロスは鎖を自分の体に巻き付け、消えた。
ケ(ソ、ソウタ……指輪をうけとるなんて……)
ソ(へ……??)
ラ「……ぁ主ィ~~~!!」
マ「ソウタ~~~!!!!」
ソ「え?何?」
ふたりとも泣いているのか起こっているのかわからない表情でずんずんと近づいてきた。
ラ「我の気持ちを知っていながら……指輪を……」
ソ「え?これがどうかしたの?」
マ「指輪が何を意味するか知らないの?」
手をぐいっと引っ張られた。何でそんなにおこってるの?
ソ(え?どういうこと?ケイ?)
ケ(本当に知らないんですか? 女性から男性が指輪を貰うことはプロポーズの了承を意味するんですよ!)
ソ(えぇ?)
ケ(つまり、タルタロスからの求婚をOKしたってことですよ!)
ソ「えええ!そういうこと!?」
ラ「クッ……ウゥ……でも一夫多妻もOKですし…でも初めては我が…」
マ「私も……」
ソ「え?マインはケイのことが……」
マ「それはケイの体でしよ?……って何言わせるのよ!」
ソ「す、すまん。 でも右手の中指だし、そういうつもりじゃなかったんじゃ………」
ケ「何言ってるんですか!右手の中指が特にそれを意味するんですよ!」
ラマ「じ、自分で自分におこってる……」
こっちの世界ではそうなのか……左手の薬指じゃないんだ……
ラ「ってことはタルタロスは主に好意を……?」
ソ「そんなわけ……今日あったばかりだよ?」
するとカグツチさんが
カグツチ「いや~わかんないよ。タルタロス様は大昔男色だったし……あ!言い忘れてたけどタルタロス様は体は美少女だけど精神は男だからね。」
ぇ !!(゜ロ゜ノ)ノ
ソケマラ「エ…………」
凍り付いた。
リ「いるわよねぇ~男が好きな男。特にソウタくんぐらいの若い男の子が好きな人は~」
ソケ「え………」
ショタ好き?
カ「普通にいるよ。特に上流階級の人にはね。中にはそれでも女性も好きって人もいるからね……変ではないんだ。」
マジか…………
ラ「なんでもいいでのでございますよ!それより、この指輪、とれませんかね……」
えっ
マ「そうよねー取ってしまっておけばいいわよねー(怒)」
ちょっ
ソ「この指輪、取れないんだよ!さっきずらそうとしてもびくともしなかったんだから!」
ラ「やってみないとわかりませんよ主。指を切断するって手もございます。あとで魔法でくっつければいいのですよ」
待って目が恐い。本気だ。待って
マ「大丈夫よ。剣で斬ればくっつけやすいわ……さぁ…貸して?」
待っ あのときと同じ怖い目だよ!
リリエールさんは笑っているし助けてカグツチさん!
カ「確かに指輪は魔法でくっついているからそれ以外取りようがないね」
カグツチさーん!
……………
その後、なんとか指を死守し、指輪は許された。
あとで確認も兼ねてタルタロスを召喚したら
「あっはっは!やられた分やり返しただけだよ!」
と笑われたので殴った。
油断してたのか意外と簡単にやり返せた。その後仲直りした。
こらからどうなるんだ。
試験的に「 」の頭に話しているキャラの名前を打ってみましたがどうでしょうか?
今回登場するキャラが多いので混乱しないよう(作者が)入れてみました。
よかったらいいね!って言ってください。前から誰が話しているのかわからないと言われてきましたが良いかどうかわかんないんで。
お詫び 2019/8/12
作中に京都アニメーション放火事件と似た表現がありました。
今回の話は事件が起きるずっと前に執筆、投稿したものです。
事件と無関係であり、悪意のあるものではありません。
今回の話を読んで不快になった方にはお詫びを申し上げます
今回の事件で亡くなられた方々にはご冥福をお祈りします。





