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くすぐり魔女の館  作者: nice tickle


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第8話 くすぐり媚薬とくすぐりオイル

囚人部屋のベッドで、エレナはゆっくりと目を覚ました。くすぐりの記憶が夢の中でフラッシュバックしていたのか、体が震えている。


「う……ここは……」


頭を振って立ちあがろうとするが、縄が両足に巻かれ、自由が制限されている。身につけているのはタンクトップとショートパンツだけだが、昨日のくすぐりローションの残りでぐしょぐしょだ。敏感になった体では、シーツの感触さえくすぐったく感じる。


「昨日のくすぐりアイアンメイデンのせいだわ……」


これ以上くすぐったくならないよう、エレナがなんとか動かないようにしていると、扉が開き、アンナが入ってきた。トレイに朝食を乗せている。


「おはよう、エレナ。よく眠れた? 朝食の時間よ。」


彼女の声は意外に優しく、エレナは当惑した。しかも、トレイにはパン、チーズ、果物、温かいスープが並ぶ。捕虜同然の私に対して、こんな歓迎をするの?


「これは……毒か何か?」


警戒して言うエレナに、アンナはくすくす笑った。


「大丈夫、食べても痛くも痒くもならないわ。侵入者にも栄養は必要よ。食べなさい。」


エレナは警戒しつつも、縄を解いてもらい、食事を始めた。空腹には勝てず、いつの間にか皿は空っぽになっていた。スープの温かさが体に染み、果物の甘さが心地いい。


「ありがとう……でも、なぜ?」


アンナは微笑んだ。


「魔女の教えよ。激しいくすぐりの前には、相手の体力を回復させるの。その方が反応がいいし、長くくすぐりを楽しめるからよ。

ところで、体中べっとりね。シャワーを浴びたら? 」


エレナは頷いた。昨日のローションを洗い流せるなら、それ以上のことはない。アンナに案内されるまま、隣の部屋のシャワールームに向かう。シンプルなタイル張りの部屋に、シャワーヘッドが一つ。


「タオルはそこよ。ゆっくりしていって。」


アンナは出ていき、エレナは服を脱いだ。裸の体が冷たい空気に触れ、震える。


「早く洗い流して、脱出の道を探さないと……」


シャワーをひねると、勢いよく液体が噴射された。

だが、それは水ではなく、くすぐりローションだった。透明で粘り気のある液体が、体中に降り注ぐ。


「えっ!? 何これ……またローション!」


エレナは慌てて止めたが、もう遅い。頭から足まで、ローションまみれだ。甘い香りが広がり、肌がピリピリと敏感になる。


「く、くすぐったい……体が熱い!」


必死にタオルを探すが、棚は空っぽ。どこにもない。


「アンナの罠……!」


仕方なく、タンクトップとショートパンツを着たが、布地がローションを吸い、肌に密着してくる。体中がローションまみれで、歩くだけで布が擦れ、くすぐったい。かといって、全裸でいるわけにもいかない。


「んんっ……動くだけで……ひゃん!」


体が異様に敏感になっている気がした。ローションだけではない。朝食のスープに、何かくすぐり媚薬を盛られたようだ。体温が上がり、肌の神経が敏感になる。軽く腕を触っただけで、笑いが込み上げてくるほどだ。


「はっ……くすぐったい……早く……逃げないと」


エレナは壁に寄りかかり、息を整えた。出口を求めて、部屋を出る。歩くだけで精一杯だ。足の裏が床を擦り、くすぐったさが走る。


「ひゃっ……歩けない……」


館の廊下までなんとか出てきたエレナ。すると、曲がり角から突然、若い女性が現れた。茶色のショートヘアに、青い瞳がイタズラっぽく輝いている。黒いドレスを着て、手には小さな瓶を持っていた。


「あらあら、見つかっちゃったわね~。あなた、アンナが言ってた、警察官さんよね?」


エレナは後ずさった。だが、体は重く、いうことを聞かない。


「誰……近づかないで!」

「ふふふ、そんなに怖がらなくていいじゃない。私はリュシー。この魔女の館で、くすぐりオイルを作ってるの。ちょうどいい機会だから、私のオイル、試してみない?」

「無理!絶対試さないから!」

「ほらほら、そんなこと言わずに、素直になってよ~。こちょこちょこちょっ!」


リュシーはイタズラっぽく笑うと、素手でエレナの腹部を軽く撫でた。ローションと媚薬の効果で、エレナの体は即座に反応してしまう。


「ひゃっ! くすぐったい!……あははははは!」


笑いが漏れ、大爆笑が始まった。


「ははは! お腹、だめ……止めて!」


リュシーの指は脇腹に移り、軽くつまむようにしてくすぐる。


「ずいぶん反応いいわね。これは期待できそうだわ。」


素手のくすぐりがエレナを消耗させたところで、リュシーは瓶を取り出した。中身は黄金色の液体だ。


「これはね、特別なくすぐりオイルよ。ローションに溶け込んで、くすぐったさを倍増させるの。」


彼女はエレナのタンクトップをめくると、オイルを腹部に垂らし、指で塗り広げた。


「ああっ! くすぐったすぎる!……あははははははっ!もお無理いいい!」


リュシーはオイルを塗った指で、腹部をくすぐり始めた。こちょこちょと、爪を軽く立てて。


「どう? オイルの効果は?くすぐったくなったかしら?」


エレナの大爆笑が部屋に響く。


「あはは!くすぐったい!もっとくすぐったいからああ!あはははははは!」

「ふふふ、こちょこちょこちょ~!もみもみもみ~!」


リュシーは楽しげに続けた。オイルを脇の下に塗り、指でくすぐる。


「お次は弱点の脇ね。」


エレナの絶叫が響く。


「ひゃああ! 脇、だめぇ!!……ははははは!」


あまりのくすぐったさに、エレナは気絶した。笑いが途切れ、体がぐったりと崩れ落ちる。

リュシーは満足げに笑った。


「ふふ、媚薬とオイルの組み合わせ、効いたわね。5分も持たなかったんじゃないかしら」


彼女はアンナを呼び、エレナを運ばせた。アンナは気絶したエレナを抱き上げ、廊下の奥の部屋へと向かっていくのだった。


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