表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ミュータントオブザデッド  作者: ガガリオン
2/29

ニュース

今回のあるあるはニュースです

 その後、音がなった方角を見ると黒い煙が上がっている。


 「火事?結構すごい音がなったけど怖いわね…」

 「そうだな、まあ火事なら誰かが通報して、消防士がなんとかしてくれるでしょ。かえろーぜ」


 火事は珍しいが、別に僕たちがどうかできるわけではなく、プロに任せるのが一番だ。

 気にせずに屋上を去ろうとしたとき、あちこちから煙が上がり、わずかだが悲鳴が聞こえてくる。

 

 「おい、やばくないかこれ?なんかニュースになってないか調べてくれない?」

 「そんぐらい自分でしなさいよ、まったく」


 そういいながら綾香は携帯をとりだし、調べてくれた。


 「ええと、早速ニュースになってるわね。どうもあの煙があがった付近で集団暴動事件がおきているみたいね。今警察が出動して事件の鎮圧をしようとしているらしいわ」

 「おいおい、結構大事件じゃないか。煙まで上がっちゃってるよ」


 もっと詳しく知りたいと思い、テレビのニュースを見たかったがあいにく僕にも綾香の携帯にもテレビをみる機能はない。


 「詳しく知りたいけどこの学校にテレビあったっけ?」

 そう綾香に問いかけるとすぐに返事は来た。

 「職員室にあった筈よ。急いで見に行きましょう」


 職員室に向かいながら親友のマナトに電話をかける。


 「マナトきこえるか?どうやらこの近くで暴動事件が起きたらしい。詳しいことはわからない.

職員室のテレビで詳しいことを確認しようと思うからマナトもきてくれないか?」


 電話の向こうから、わかったすぐ行くと返事が返ってきた。マナトは頭がいいからきっとこの事件の意味やどう対処すればいいのか教えてくれる筈だ。

 職員室まで急ぎ扉の前まで来るとマナトも同時に到着したようだ。

 扉を開けてみると職員室にいる先生全員が1つのテレビを見ていた。

 僕たちもつられてテレビをみると、そこには緊急速報とテロップがでており、キャスターが現場の解説をしているところだった。


 「みなさんこんにちは。現在集団暴行事件が発生しており現場は混乱しています……え?なにあれ?ちょっとあそこ写してくれない?」


 そうキャスターが言いその指差したほうをカメラの向きが変わっていく。


 「アアァァアァアァァァ……血がアアアァァァ…誰か!誰かだずげ……………」


 男性に馬乗りの形になって組み合っている人間が写っている映像だったが、初めは耳が痛くなるような悲鳴をあげていた男性だったが、上にのっている人間が首元に顔を近づけた後男性は動かなくなってしまった。


 「嘘…集団殺人…?まさかテロ?ここらへんにある有名なものってこの学校くらいよ…?なんでわざわざここで…?」

 

 1人の先生が声を震わせながら独り言をつぶやく。

 その言葉に反応するかのようにニュースキャスターはしゃべりだす。


 「みなさんそうやらこの地域は現在非常に危険な地域となっています。周辺住民の皆さんは直ちに家に非難してだれも入れないように戸締りをしっかりしてください!われわれもすぐに非難を開始したいと思います」

 「佐藤さん後ろっ!」


 恐らくカメラマンがいったのであろう警告の言葉はすでに遅くさっき男性を殺した人間が佐藤さんというキャスターの後ろまできていた。


 「え?嘘…?キャアアアアアアアアァァァァァアアァァァァアア」

 「佐藤さん!」


 佐藤さんを助けようとしたのだろう。カメラマンはカメラを捨てて二人を引き離そうとする。

 地面に落ちたカメラからわかる情報は人が揉み合う音とわずかに見える足のみ。

 佐藤さんをなんとか引き離したが倒れたまま起き上がってこない。

 カメラマンは佐藤さんに大丈夫かと声をかけながらいまだに組み合っているようだ。

 少しすると佐藤さんは起き上がってくる。

 それを確認したのか、カメラマンは安堵の言葉をはく。しかし、次の瞬間佐藤さんはカメラマンに襲い掛かり、その後カメラが壊れたのか砂嵐が流れ始めた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ