幽霊
主要人物全員登場です
「ゾンビの次は幽霊でござるか!戦闘準備でござるよ!」
「違うんですっ!私幽霊じゃないです!」
「何言ってるでござるか!幽霊はそう嘘ついてみんなを騙すものでござるよ!」
「本当です!う~ん……そうだ!見てくださいこの制服!この学校の生徒の証拠です!」
「頭の良い幽霊でござるね!でも拙者のほうが一枚上手でござる!騙されないでござるよ!」
山下と幽霊の口論が続く中、那津実が慌てたように前に出てきて発言する。
「もしかして楓さんですか!?私です!バレー部の那津実です!」
「あ!那津実ちゃん。この人たちに怪しい人じゃないって説明してくれない?」
「み、みなさん…この人は怪しい人じゃないです。私の1つ上の先輩で、色々お世話になっているんです」
那津実は必死にみんなに説明する。
「また間違ったこと言っちゃったね隊長」
「なんかくーちゃん、拙者に厳しくないでござるか?」
「そーかな」
僕の腕にしがみついたくーちゃんは山下に軽い文句を言う。
「みなさん驚かせてすいません。私は西ヶ野 楓 。まず知りたいと思うことはどうして私がこうなったかなんですが…私もわかりません…いや、半分はわかるんですけど…」
「どういうことなんですか?僕たちにわかるようにお願いします」
マナトは意味がわからず問いかける。
他の誰もがその意味をわかっていないので楓の答えを待つ。
「本当に半分しかわからないんです。今の幽霊みたいなこの感じはわかります。原因は私の異能力だと思います。」
楓は説明を始める。
楓の異能力はランクBの”幽体離脱”
この幽霊のような状態は異能力をつかうといつもなるらしいがわからないのはここからだ。
「この幽霊みたいになれるのは10分くらいが限界なんです…でもなぜか今回はずっとこのままで…普通なら疲れてきて勝手にもとに戻るんです」
「ヤってる最中にイきすぎて精神がぶっ飛んだんじゃねぇの?」
「あんたは黙ってなさいよ」
真里奈の茶化しに綾香は釘をさす。
「やってるって何をですか?」
「ケッ、純情ちゃんかよ。しらけるぜ」
「?」
「たとえば、何かいつもとは違うことがあったんじゃないんですか?」
「マナト君だっけ?うんあったよ!なんか気味の悪い人がいっぱい来て怖くなったから隠れて異能力を使って逃げてきたの。そっからもとに戻れなくなっちゃって…」
「「「………。」」」
全員が1つの答えを想像する。
「え?え??みなさんどうしたんですか?そんな暗い雰囲気で…」
「いや…想像だけど…あの…」
「どうしたんです先生!?そんなに歯切れを悪くして!はっきり言ってください!」
「もしかしたら、君の体はゾンビに噛まれてそのままゾンビになってしまったんじゃないか…」
「え?ゾンビって映画ですか?も~馬鹿にしないでくださいよ。あれはお話でしょ?」
「ゾンビをしってるならわかると思うが、やつらに噛まれたらどうなる?」
「そりゃ噛まれた人もゾンビになるんですよね?でもそれはお話だって…え?みなさん知らないんですか?」
「それは知っている。でもそれがもし現実で起こっていたら?」
「まずいですよ!仮に不審者がゾンビだったら私噛まれてますよ」
「……。」
皆そろって黙りこみ、その真剣な雰囲気に嘘ではなさそうだと気付き始める。
「え?本当なんですか?じゃあ私の体はどうなっているんですか!?」
「もとに戻れないということは何かあったってことかもしれない…」
現状を理解した楓は空中で気絶した。
忙しい




