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信号機

 

風が轢く音

灰色の路に消えていく

点滅を繰り返し

赤と青だけが行き交う


色褪せた壁を道標に

添い歩く動物たち

土竜さえ這い出れない土の上

生命たちは歩いている


影なく息もなく

面影だけが息づいている

青色が赤色を呑み込むなら

その時から景色は止まった


ただ点滅する時間の標

守るものは誰もおらず

過去だけが置き去りされた

1つ泣き続けている機械音


長閑な景色の中

寝静まった街を歩くのは雑音か

それとも残された営みか

明滅する光が問い続けていた

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