第四の水晶神
クリスの口から軽い笑いが弾けた。
「お前ら……お前ら……馬鹿どもが。」
「本物の馬鹿どもだ。」
怒りに顔を歪めながら歩き回り始めた。
「サイラス、サイラス! 役立たずになった。あいつのチーム全員。引き入れたとき殺しておくべきだった。」
「すべてが無駄、無駄、無駄だ。」
「はは……!」
「お前——……」
有沢を見つめ、有沢は驚きと困惑でクリスを見返した。
「お前は悪魔の子だ、アモールを滅ぼすために来た者。お前は悪だ。悪だ!」
声の末尾が荒々しくなった。
「お前が憎い……」
手袋を直した。
「お前が俺の近くを歩くたびに、俺に触れるたびに、俺は生理的に嫌悪を感じた。お前は俺を嫌悪させる、俺はお前が憎い。」
有沢は見つめた。
「な、何を言って——」
「俺に喋らせろ! 弱い、役立たずの……」
「お前は死の体現だ。」
「愚かさの。」
「馬鹿さの。」
「愚行の。」
「不公平の。」
「お前は何者でもない。」
「誰でもない。」
「お前は俺の計画を何度も邪魔し続けた……」
「アモールを救うという俺のシンプルな計画を……」
他の者たちはクリスの攻撃的な様子を見つめていた。クリスはファジュラのほうを向いた。
「お前はずっと前に死んでいるはずだった、ずっとずっと前に。」
「俺の部下がお前を連れ去った後、俺が拷問して殺すはずだった。」
その微笑みがねじれた。
「でもお前は抵抗したんだろう?」
氷がファジュラの下から突き出た。
普通の氷ではなかった。
その水晶は不自然な静けさを帯び、表面に淡い青のマナの筋が走る半透明の白だった。その中に小さな粒子が浮かんでいて、永遠にその場で静止していた。
水晶の箱が彼女の周りに形成された。
時間そのものが躊躇するように見えた。
ファジュラの炎も、監獄を取り囲む埃でさえも——
すべてが止まった。
水晶の外の世界は動き続けた。
中の世界は動かなかった。
クリスが歩き回り続ける中……
サラデルは本物の驚きでその状況を見た。
「あなたは……水晶神の一員——……」
「そう、そうだ、もちろんだ。」
興奮して自分を指差した。
「子どもよ、俺は水晶神の一員だ。」
「俺は四番目だ。」
「最も弱い。」
「最も拷問的な。」
「最も激情的な。」
「最も美しい。」
「最もエレガントな。」
「最も非凡な。」
「最も驚くべき。」
「最もスペクタクルな。」
「最も知的な。」
「お前たちを捕らえることになっていた。」
「同胞たちに自分を証明する。」
「でも、そうはいかなかった、そうはいかなかった、そうはいかなかった、いや!」
顔が歪んだ。
「お前が首を突っ込まなければならなかっただろう!」
「有沢!」
「これはお前のせいだ!」
「これは絶対にお前のせいだ!」
「俺のチーム、俺のチーム、俺のチーム……」
自分の髪を掴んだ。
「完全に役立たずだ。」
「俺の……」
「俺のチームじゃない。」
「サイラスだ。」
「すべてはサイラスだ。」
「あの汚らわしい、異世界から来た砂漠育ちのセイジュラ人め……」
「それにインフリド……」
「サラデルと同じくらい馬鹿な奴と戦いたいという理由だけで、感情のない少年であることを証明したいから、あんな子どもでさえどんな言い方にも従う、あの馬鹿で無能な子どもが。」
「正気の沙汰じゃない。」
「おかしい。」
「馬鹿だ。」
「まったく無意味だ……!」
——クリスが……
——神の一員なのか?
——そ、そうかもしれない、でも……
——なんで彼は——
クリスは有沢に向かって歩いた。
手が有沢の喉に向かって飛んだ。
締め付けた。
「ぐっ……」
「お前は死ぬべきだ。」
「でもお前に死んでほしくはない。」
微笑みが広がった。
「死んで、生き返って、死んで、生き返って、死んで、生き返ってほしい。」
「俺のためにそれができるか?」
「俺がお前を殺して、治って、また殺すことができるか?」
「それは素晴らしい。」
「とても、とても素晴らしい。」
水晶のような青い目が見開いた。
美しい目だった。
しかしその中には——
執着以外は何もなかった。
「お前を絶対時間の中に停止させることができるか?」
「お前の友人を殺すことができるか?」
手が締まった。
有沢の喉の周りの肌が紫色に変わり始めた。
「できるか?」
サラデルが近づこうとした。
彼女の足が凍った床に触れた瞬間——
止まった。
足元の氷が雪の結晶のような複雑な模様を描きながら広がった。神の手で刻まれたような。マナの粒子がその周りに浮かんでいた、動かずに。
本当の効果は氷ではなかった。
時間そのものだった。
絶対凍結。
「お願いできますかああ?」
——こいつは狂ってる。
クリスは自分の下に水晶の高い構造物を作り上げた。
柱は優雅に、凍った木のように螺旋を描きながら上へと伸びた。
マナの粒子がその周りに停止していた、効果が彼に触れないように固定されて。
「お前を落とすこともできる……」
「たぶん。」
有沢の足がぶら下がった。
手がクリスの手を必死に引っ掻いた。
呼吸しようともがいた。
顔がゆっくりと紫色に変わっていった。
「でも……」
クリスは首を傾げた。
「それはあまりに安易な死だ。」
——役立たず……
——俺は役立たずだ。
——なぜ?
——全員がいなくなった。
——俺はどうすればいい?
——どうする?
——俺の希望という考えは無駄だったのか?
クリスは有沢の目を見つめた。
「考えているな。」
「ああ、深く考えている。」
「そうだ……」
「俺はお前の目が好きだ……」
「俺はお前の目が好きだ。」
「それが俺を……」
にやりとした笑みが不自然に広がった。
「こんなに興奮させる!」
「お前が抵抗している様子が。」
「お前が空気を喘いでいる様子が。」
「お前が考えている様子が。」
「ついにお前が苦しむのを見られる。」
「でもこれでは十分じゃない。」
「もちろんこれでは十分じゃない。」
「どうしてこれで十分になれる?」
「十分になれるはずがない。」
「十分には絶対にならない。」
彼は二人の下の美しく複雑な氷を溶かした。
水晶が輝く粒子となって砕け、マナへと溶ける前に。
二人はゆっくりと降りてきた。
有沢の意識が薄れた。
目がひらついた。
世界がぼやけた。
地面に触れた瞬間——
彼はついに気を失った。
クリスは有沢の喉から手を放した。
軽々と肩に担ぎ上げた。
そしてアマランスを出た。
「ファジュラは死ぬ……」
「ゆっくりと……」
「断片の中に停止して。」
「停止した……」
「そう。」
「確かに停止した。」
「氷が彼女の血管に入っていく。」
「悪魔の側を見つける。」
「そしてゆっくりと……」
「ゆっくりと……」
「彼女を殺す。」
微笑んだ。
「ちょうど俺が……」
「ゆっくりとお前を殺すように……」
「有沢。」
彼は額に口づけした。
絶対的な怒りの中で微笑みながら。
歩きながら、最寄りの洞窟へと向かった。
アマランスに近く。
しかし公衆から十分に離れていた。
ヴィヴィアントの近くにあった。白と黒の地区だった。
新来者のための美しい観光地。
白い石の崖が黒い花の野原の隣に立ち、淡い川が月光のリボンのように景色を切り抜いていた。
夜でさえ、地区はかすかに輝いていた。
美しい場所。
そして矛盾した場所。
クリスが洞窟に入ると、有沢を下ろした。
洞窟自体は天然のマナの水晶が敷き詰められ、柔らかな青と銀の色合いで暗闇を照らしていた。
有沢を見つめた。
「座って。」
「いつ目が覚めるだろう?」
「どれくらいかかるだろう?」
「明日だろうか?」
「マナの月が来る日だろうか?」
「誰にもわからない、誰にもわからない。」
「一、二、三、四、五、六、七、八、九、十。」
「十一、十二、十三、十四、十五、十六、十七、十八、十九、二十。」
「八万六千四百秒か、五万秒か、あるいは千秒か!」
「二十二、二十三……」
ただ待った。
待ち続けた。
「八十六万三千六百三十五……」
「八十六万三千六百三十六……」
有沢の目がひらひらと開き始めた。
クリスは微笑んだ。
ぎこちなく、ぎくしゃくとした微笑みだった。
「ようやく目が覚めたか。」




