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魔法使えぬ魔法探偵  作者: 紘月


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file5 破壊された永遠 ブレイクサイクル

火 エリアe370

水 エリアc115

光 エリアf286

闇 エリアa743

永 エリアb909


魔法 C級 周りに影響がない程度

魔法 B級 周りの物や人に被害が及ぶ程度

魔法 A級 周りの物や人を殺傷、破壊させる程度

魔法 A級+ A級の派生能力を持ちエリア全体に影響をもたらせる程度


永属性の住むエリアのb909は属性の名前通りインフィニティコアによってエリアが永久的に維持される仕組みだ。そのためA級+であり、尚且つどの属性にも値しないと判断された場合このエリアに住むことになる。

しかし、インフィニティコアは破壊されてしまったのだ。インフィニティコアは三重の結界で守られているのに。

永属性なら誰でも破壊できると考えていた管理庁だが、永属性にはコピー、不老不死、結界発生、身体能力強化の4つしかなく破壊できるものはなかった。この難解な事件を管理庁は解決できず探偵に任せた。インフィニティコアを取り戻さなければ、このエリアは完全に破滅してしまうという重大な役目を果たしてもらうために。



破壊的な音がしてから駆けつけた探偵。そして火花と共に散っていったインフィニティコアを見つめていた。そこで探偵は疑問に思う。


火花?


犯人は火属性なのか?しかしエリアb909に並大抵の別属性人間は近寄れなかった。


そこでエリアb909の四人を集めた。本当は10人もいるのだが、管理庁などで別エリアにいたりする人らがいるのでこの四人以外現実的に有り得なかった。


「僕の能力はコピーです。相手の能力をコピーできます。能力は重複することができます。でも違いますよ?そもそもコピーする能力がほとんど永属性なので。」


「俺の能力は月が出ている時の身体能力強化です。いわゆる狼ですかね。さっきのコピーの人が魔力大会に出る時にコピーさせてあげてますよ。」


「私の能力は結界の破壊と結界の生成です。しかしインフィニティコアを守る大結界はエリア管理庁のものによるもので破壊できてもインフィニティコア本体も極めて丈夫、そんなに破壊できません。そもそも結界しか破壊できませんし。」


「私の能力は不老不死です。ただそれだけです。しかも孤独を防ぐためにいつでも死ぬことが可能です。こんな私にコアは破壊不可能です。」


探偵は頭を悩ませた。しかし冷静に考えたらコピー能力だ。だが火属性と関わる機会などないはずだった。だとしたら唯一破壊ができる結界破壊なのだろうか。


探偵はまた前の事件に手掛かりがあるのかも知れないと考えて手掛かりを探していた。

しかしこれだ!という手掛かりは見つからなかった。


そんな探偵にまた新たな事件が来た。それは能力詐称事件。そして解決のためにあることをしようとした探偵だが、そこで忘れていたあることに気づく。一方インフィニティコアによりエリアb909は不安定化が進んでいた。



「犯人が分かりました。」


「ほう?」


「誰なんですか?」


「それはコピー能力を持つ貴方です!」


「はぁ?破壊なんて不可能だろ!」


「それができるんですね。」


「いつどこで?」


「エリアe370管理庁放火事件で検証を行った時にあなたは火の龍を召喚する能力を獲得、そして魔力大会で月が見えている時の身体能力強化を獲得、そして結界破壊、再生能力を獲得、そしてエリアa743脳電波利用殺害事件で犯人である証拠の裏付けのために夜にする能力を獲得した。」


「...」


「そして犯行時に夜にして月を出させて身体能力を強化し全能力を強くした。その状態なら強化されているので軽々結界を三枚破壊。結界の破壊によって破壊的な音がした。そしたらあとはコアの中心から龍を出してすぐ消せばコアは内部から爆発し終了というわけです。」


「何でわかんだよ!」


男は舌打ちをした。


「このコアの力が欲しかった。コピーでも手に入らないほど膨大な力をな。だから破壊して力を手に入れようとした。だが手には入らなかった。ただ壊れただけだったんだよ!」


しかし探偵は思い出す。コアを復活させれないのだ。不安定化により地面が揺れ始めた。

すると男は


「もういい!死んでやる!」


すると不老不死の能力をコピーし、いつでも死にたければ死ねることを利用し死亡してしまった。


探偵は手を伸ばしたがそれは無駄だった。

喪失感に追われたその時、コアが復活したのだ。なんとコアは破壊者が死亡したことにより復活。そして結界破壊、復活能力を持つ魔法使いが力を合わせて結界を修復した。


これでこのエリアb909インフィニティコア破壊事件は幕を閉じるのだった。


探偵は容疑者を死亡させたと言うトラウマを植え付けられながらも、その後も様々なエリアの事件を解決していった。

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