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1話 ビーフィリア大陸到着

文字数:2285

 ポカンとしながら、こちらを見ている騎士と冒険者達。


 俺はもう1度聞いてみた。


 「これで別の大陸に行けるんだよな?」


 それで、騎士が我に返り


 「あ、ああ大丈夫なはずだ。早くても明後日だがな。そんなことよりおま「断る!」」


 「まだ何も言ってないんだが。」


 「どうせ俺の事を話せとか言ってくるんだろ?」


 「よく分かってるな、あの攻撃とか、サハギンを事前に察知した事とか、俺に使った魔法の事とかな。」


 「攻撃方法は俺個人のもので、真似できるものじゃない。

 察知したのは、借りてる道具のおかげだから真似できるものじゃない。

 あんたに対しての魔法は、自衛と警告の意味で漏れた魔法だ。

 想定していた以上の弱さ意外、なんら問題はないはずだ。

 宿を探さないといけないからこんなもんでいいか?」


 「まてまて、それだと俺が弱かった情報しか入ってこない。」


 「事実だろ?

 それに、俺の事を根掘り葉掘り聞こうとしたら、色々と厄介な事になる。

 どうしても聞きたかったら、この街の教会で1番偉いやつに、お告げのことを聞いてみるといい。

 だけど、その事を広めたりしたら、俺はこの街を出て行く。

 あと、宿屋に行きたいんだが、もう行ってもいいか?」


 「とりあえず案内にこの騎士をつけるから、分からない事があったら聞いてみるといい。

 それと、いつでも連絡が取れるようにしといてくれ。

 騎士団の詰め所に来るか、俺と同じ格好をしてる奴に声を掛けるとか「あそこで隠れてる奴に言うようにするよ」」と、目線でその相手の場所をさす。


 「ま、まぁそういうことだ。

 上司経由で、この教会の司教に連絡はしておくから、明日の昼頃に連絡がとれるようにしといてくれ。」




 という事で、案内役の騎士を引き連れて、ギルドで持っていた魔石をいつもより多く換金、店にて知らない野菜なんかを購入した後、質の良い宿屋に案内してもらって食事をしてからその日は終わった。




 朝


 昨日の夕食がまぁまぁだったので、朝食を食べてから、宿の近くに待機している騎士に声をかけて、詰め所に向かう。


 「単刀直入に言うと、大陸への渡航許可が下りた。

 しかも、最短だと今日の便で船に乗れるがどうする?」


 「じゃぁその便で」


 「・・・行き先は聞かないんだな。目的地じゃなかったらどうするんだ?」


 「どこだろうと関係ないな、全部の大陸に行く必要がある。どこからなんて重要じゃない。

 で?どこ行きの便なんだ?」


 「ここから1番近いビーフィリア大陸だ。いきなりだが準備は大丈夫か?」


 「どんな状態で乗るのかが気になるが、準備自体は常に出来てる状態を維持してるから問題ない。」


 「なら、今から出航だな。港まで案内させよう」




 「お前が飛び入りか、豪華な客室なんか無い貨物船だが、それでもいいな?」


 「集団で寝るのは勘弁願いたいから、貨物室とか甲板を寝床として使わせてくれればいい。

 料理は口に合わないかもしれないから、自分で用意するから気にしなくていい。

 それ以外に何かあるか?」


 「いや、ただ乗っけるだけで手間がかからないならそれでいいぞ。

 ただし、魔物の群れが現れたら働いてもらうがな。

 こっちの準備は、もう出来てるから出航する、早く乗れ。」


 「りょーかい」




 船に揺られる事2日


 「魔物の群れだー!!戦闘準備ー!!」


 甲板に出て確認してみると、にょろにょろした長い魔物がこちらへ向けて移動してきてる。

 大きさを比べる物が周りに無いので、大体の大きさしか分からないが、小さいものでも4m大きいものだと6mくらいある蛇の群れ、数は3桁はいそうなウジャウジャ感。


 そんな事を思っていると、最初に話した船長が、俺の方へ歩きながら寄って来て

 「言っておいたとおり、働いてもらうぞ。」

 と言った後、全体に大声で指示を出していく。


 そして、俺は船首で魔物が辿り着くまでの間待って




 いるのはもったいなかったので、スナイパーの炸裂でシーサーペントの頭を一体ずつパンパンしていった。


 船上の準備が整うころには、蛇の群れは半分以下になっていた。


 船上をチラッと見ると、船員っぽいものも含めて、弓持ちが15人くらい、杖のようなものを持ったのが6人、そのほかにも、筋肉達磨達が2人1組で銛を投げる準備を完了させていた。


 20くらい残しておけばいいかなと思いながら、攻撃の速度を落としていく。


 そこへ船長がやってきて。

 「なんだ?攻撃速度が遅くなってるのは何か問題発生か?それともサボりか?」


 攻撃の手を止めて

 「サボりだな。

 これだけの人数がいるんだから、20くらいは残さないと周りに迷惑だろ?

 それにあれって食えるんじゃないのか?肉が全く無いのはなんかもったいない。」


 「・・・ふっ。

 はっはっはっ、確かにそうだ!海で手に入る食料は無駄にしちゃいけねぇ!おめぇ分かってるじゃねぇか。

 おめーら!残りの肉はキッチリ狩るぞぉぉ!!!」


 「「「「「「「「「「おおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」」」」」」」」」」




 1時間後


 重傷者2名、軽傷者12名、魔力枯渇で気絶3名

 シーサーペントの肉×25匹分


 その日の夕食は厨房を借りて、串焼きで宴会をした。

 勿論怪我人は、魔法で回復させてある。




 それから3日後、ビーフィリア大陸の港町ビフテッキンに到着する。


 到着してからまずした事は、この大陸の名産品ホーンブルの肉を食べて、味の確認をした。

 驚いたことに、国産牛肉くらいの味がしたのだ。

 筋張っていたり、靴底並みの硬さなんて事もなく、適度な硬さで味も食べやすい、丁度いい肉がそこにはあった。


 この肉を一抱えくらい買って、店主にこの肉の事を聞いてみたのだが、これは冒険者が近くの森で狩ってくるものらしい。


 なので、明日から少し狩っていこう。

 そんな事を考えながら宿屋でその日は終わった。

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