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13話 あんなんやったり、こんなんやったり

 文字数:2070

 また、ゴーレム。

 こんなに短い期間で、似たようなのが続くと流石に飽きる。


 どうしたものか・・・。




 今回は (似たような事が起こった時の為に) 効率は度外視して、一階層毎に倒し方を変えて気分をドンドン変えていこう。


 魔物を無視して突っ込んでいけば、2・3日もあればこの試練を攻略できるだろうが、それだと経験が積めなくなる。

 レベル的な経験値ならいつでも手に入れられるが、いつか逃げられない・逃げたくない状況で、沢山の魔物と戦わなきゃいけない時がきたら、やっぱり、手段が選べないよりも、選べる方が良いに決まってる。


 近所のおっさんが、よく「勉強はできる時にしとけよ、学べばそれだけ将来の選択肢が増えるからな。」って言ってたのを、今更理解する。


 それから、出来る事ならそろそろ手加減系のスキルが欲しい。

 力が強くなりすぎて、包丁やまな板をよく壊す。


 だから、今回のゴーレム層は、攻撃手段を増やす事と、強くなり過ぎた力を充分制御できる様に、手加減を覚えるのを目標にする。




 まずは、魔法で水をまきながら、グレネードランチャーの冷凍弾で凍らせて動きを止めていく。

 そして、スナイパーライフルの貫通弾で胸部を撃って、ヒビを入れていく。

 一通りヒビが入ったら、炸裂弾に変えてヒビを狙い撃ち一体ずつ丁寧に倒して行く。




 次の層


 ここでは、金属疲労で倒していこうとするが、よく燃える油程度では火力が足りないらしく、火炎弾でもびくともしなかった。

 なので、自前の炎魔法で、なるべく高温になる様にイメージしながら、ゴーレムに向けて魔法を投げてみた。

 すると、放たれた魔法は胸部を貫通して、後ろのゴーレムを3体ほど纏めて倒してしまった。


 ちがう、こうじゃない。

 いや、これも合ってるんだけど、俺がやりたかったのはこうじゃない。

 今なら、これをビーム状にして、なぎ払う事だって出来そうだが、今はゴーレムをちょうどいいくらいに加熱する事だ。


 それから2度溶かして、1度加熱不足でなんともなかったが、その次に投げた魔法はちょうど良い感じにゴーレムを加熱し、白っぽく光りながら燃えていた。

 そこへ、すかさず冷凍弾を打ち込みゴーレムの体を急激に冷やす。

 そうすると、思っていたとおりに体からヒビが入っていき、マグナムの土属性弾1発でガラガラと音を立てながら崩れていき、光の粒となって消えていった。

 

 コツを掴んでから進行速度は速かった。

 最初は火球を投げていたが、炎のビーム・・・に見える、長い炎の棒を作る事ができ、それを、ゆっくり横に移動させることでゴーレムを過熱していき、冷凍弾でボロボロにしたところで、マグナム弾でトドメをさす。




 2層クリアしたくらいでちょっと早めの昼にし、食休みを挟んでから、午後の戦闘を始めた。


 ミスリル鋼のゴーレム層3層目は、刀術スキルを上げる為に、ひたすら切って行く。

 なんとなくの感覚だが、斬るじゃなくて、まだ切るって状態なんだと思う。

 カタナムズカシイ


 そんな、いつまでも刀術スキルが上がらない難しい刀で、ゴーレムをひたすら切っていった。


 もうすぐこの層が終わるというくらいになって、ようやく3に上がった。急所突きと刺突は9まで上がった。

 そして、刀術スキルを上げようとしてたのに、手加減スキルを手に入れてた。


 ちょっと早いが、この日はこれで終わりにして、野菜炒めを作ってみる。

 すると、包丁が壊れない!まな板はまだ切れ込みが入ってしまうが、それでも充分な進歩だ。

 この日は、食事が終わるとひたすらキャベツを刻んでいた。

 いつかお好み焼きを作ろう。そして手加減が2になった。



 

 朝になり、今は棍棒を手にしている。

 今から、この4層目で手加減スキルを上げる為に、棍棒でオーバーキルにならない様、一体一体丁寧に倒して行く。

 

 ゴーレムの攻撃を、弾き飛ばすんじゃなく止めてみたり、ゴーレムを打ち上げて、空中の同じ位置をキープさせながら滅多打ちにしてみたり、ゴーレムの攻撃を隣のゴーレムに当ててみたり等、色々やってその先2層、合計3層攻略したところでこの日は休んだ。




 次の日、レベルが900になっていたので、手に入れたゲームなどで見かける対物ライフル(威力だけでみるとサブマシンガンかアサルトライフルの段階で対物ライフル並)の見た目のライフルと、新しく購入できる様になった設置型爆弾(スマホから起爆可)を7層目で性能を確認してみた。


 結果から言うと、ライフルの方は、炸裂一発で撃破できるほどの威力だが、当然の様に連射は出来ない。

 狙い撃ちするなら1秒に一発、とにかく当たれば良い程度なら1秒に3発ほど。

 どうしても反動で銃口がぶれるので、それくらいが限度みたいだ。


 設置型爆弾は、設定した範囲に入ると自動(設定により敵対に反応や、設定した個体など、細かい設定が出来た)で爆発するのと、スマホで起爆させるのを選べる。


 1層分を実験に使って、残りの3層をまた棍棒で殴り進んだ。

 そのおかげで、手加減が8まで上がり、まな板も切れ込みが入るようなことがなくなった。


 ゴーレムの層を攻略し終わり、次の相手がなんなのか確認しに行ったら、今度はエルダートレントらしい。

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