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白い天井

2010年11月02日の作品です。

 僕は毎日、天井を見ている。毎日毎日飽きる事無く、天井を見ている。

 本当は、もう飽きた。天井を見るのは、飽きたんだ。でも、僕は天井を見るしか出来ない。

 白い、真っ白な天井を毎日眺めている。もう長いこと、こうしている。真っ白な天井を眺めながら、手足の指一本すらも動かせない。と言うよりも手足がついているのかすら分からない。何故なら、見ている天井以外の感覚は全くないからだ。

 だから今日も僕は天井を見る。ただただ、天井を見続ける。この命尽きるまで。


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