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すみません、つい…
「授業ってさ、なんであんなに面倒なんだろうね」
部室に入って来ると同時に先輩がそんな事を言う。
「その割には先輩成績いいじゃないですか。毎回学年3位以内でしょう?」
「それとこれとは話が違うんだぜ若人よ」
僕と一つしか歳の違わない人生の先輩が何か言っていた。
「大体さー、こっちの授業態度を注意する前に授業をもっと面白くすべきなんだよ」
「あーそれは確かに。面白ければ内容も頭に入ってきますもんね」
先輩がぐだーっと机に伏せる。ゴソゴソと取り出したのはチョコレートだろうか?
「うー、後輩クンなんか面白い授業やってよ」
「いきなり無茶振りですか。…授業とは行きませんけど、じゃあ一つだけ」
「おっ、何かな何かな」
身を乗り出してきた先輩を押さえつつ、僕は今の状況について語った。
「さっきからずっと先輩の背中に抱きついてる子、見えます?」
…………………………。
ピタッ、と先輩の動きが止まる。
「ん?」
「あー、やっぱり見えてないか……。すみません、何でもありま」
「ぷりーずうぇいとぷりーず」
「唐突に日本の狂った英語教育の賜物が。どうしたんですか急に」
「……マジでいる?」
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「えっ、嘘まさか本当に」
「まあ嘘なんですけどね」
「ですよね」




