↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
18/28

第18話 防御魔法

第18話

デイバーが待ち望んでいた次の日。デイバーはいつもより慌ただしい様子で、水晶玉を見た。

「今日こそ、私は人類最強になれる」

デイバーは朝から、自信と期待でいっぱいになっていた。

「そろそろ、天の国に出発しようではないか」

「はい」

デイバーの敵は、天の国に向かった。

#天空神(ゼウス)は天川神(あまがわ)の部屋にいる時だった。響き渡る敵の笑い声が聞こえた。

「今のって敵?」

「その様ですね」

2人は笑い声のする方へ走る。天空神(ゼウス)は走っていた足を止め、呆然となる。天空神(ゼウス)が来た時には、いつも以上に体が大きな敵が、他の神を襲いかける寸前だった。天空神(ゼウス)は襲われかけ、デイバーと敵が笑いながら神に攻撃しているのを見て、怒りを覚える。敵に攻撃しようとすると、隣にデイバーがいた。デイバーはにやりと笑うと、間にも見えない速さで、天空神(ゼウス)の後ろにいた天川神(あまがわ)の腕を傷つけた。天川神(あまがわ)は腕を抑える。

「天川神(あまがわ)様」

天空神(ゼウス)は後ろを振り返る。

「天空神(ゼウス)ちゃん。俺の事は後でいいから、皆んなを助けて」

「でも・・・」

天空神(ゼウス)は天川神あまがわの腕の傷をじっと見る。

「大丈夫、掠っただけだよ。だから行って」

「はい」

天空神(ゼウス)は新たに作り出した防御魔法を天川神(あまがわ)にそっとかけると、デイバーと敵を睨みつけた。その瞬間、敵が全力で天空神(ゼウス)の元に向かって走って来た。デイバーは何1つ指示していない。

(もしかして今回の狙いは私ではなく、私が天川神(あまがわ)様に構っている隙に他の皆んなを倒す考えか)

そう、今回の敵とデイバーの狙いは人類最強の天空神(ゼウス)ではなく、天の国にいる天民の皆んなだ。そして天川神(あまがわ)を傷つけ、天空神(ゼウス)が構っている間にデイバーが他の神を倒すと言う作戦だった。敵は天空神ゼウスの目の前に来ると、攻撃しようとするが、デイバーに言われた言葉を思い出した。だが、天空神(ゼウス)を攻撃しないと他の神は誰1人倒せない。それに、自分も人類最強になれない。敵は一瞬、戸惑いを見せるが、すぐに攻撃体制になる。そんな敵の姿を見て、デイバーは笑う。天空神(ゼウス)も攻撃体制になる。お互いの鋭い目が合う。次の瞬間、2人の力がピッタリ合わさる。

「デイバー様のおっしゃる通り、やはり君は強いが、人類最強になれるのは俺とデイバー様だ」

敵はそう言いながら、笑い出す。

「私が貴方に負けると思いますか?」

「どう言う意味だ?」

「私は以前戦った敵から、人類最強の神で、強いのが羨ましいと言われたんですよ」

「だから何だ。それに今の君には、デイバー様に勝てるのか?」

「勿論、倒せますよ」

敵は"デイバーを倒せる“と聞いて、まるで怯えるかの様に、驚きながら後ろへ一歩後退りする。

「まさか、そんなはずはない。子供の貴様に、デイバー様を倒せるなど、絶対に有り得ない」

「有りえなくないんですよ」

「そんな・・・」

「それでは、さようなら」

「何が起こるんだ?」

天空神(ゼウス)はこれまで沢山の怒りのこもった鋭い目で、敵をまじまじ見る。そんな敵は戸惑う。敵はふと足元を見ると、そこには星型の魔法陣があり、地面に大きな穴が開き、敵が落ちた。攻撃音も何一つとしてなかった。一体、どうやって地面に穴を仕掛けたのだろうか。

「そんなの簡単ですよ。貴方と戦っている間に、地面に魔法で穴を仕掛けて置いたんですよ」

天空神(ゼウス)は穴に向かって、悪徳に笑う。敵は負けた事に、悔しそうにしながら消えた。

「まさか、あの敵が簡単に倒せるとはな。今回は君を倒せるかと、期待していたのだがね」

「そう簡単に、私は倒せませんよ」

「今の私なら、一瞬で君を倒せる自信が山ほどあるがね」

デイバーはニヤリと笑う。するとデイバーは、天空神(ゼウス)の横を通り、屋敷へと帰って行った。

「何があっても、私が必ずデイバーを倒す」

天空神(ゼウス)は硬く決意すると、強く拳を握りしめた。

数分後。

「天空神(ゼウス)ちゃん」

天川神(あまがわ)が呼ぶ声が聞こえた。

天空神(ゼウス)はゆっくり後ろを振り返る。

「一緒にデイバーを倒そう」

天川神(あまがわ)の声と表情は、今までよりもずっと真剣だった。

「はい」

こうして天の国では、デイバーを倒す計画が次々と始まっていくのだった。

                 続く


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。