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転生天使の変わった日常  作者: ふゆふゆ
大悪魔救出?!編
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112話 一つの決着と再戦

俺の魔力が一気に強まったことによって周りの全員が注目した。もちろんサルドも。


サ「っっ?! どこにそんな力が残って……」


サルドはそこめがけて飛んで向かった。


◆◆◆


ベルドラムが許せなくて沸点に達している俺は魔力がさらに強くなっていく。感情に身を任せてると言ってもいいだろう。


許さんぞクソ悪魔(ベルドラム)! 振り回される俺の身にもなれっての! いやそもそも振り回されるようじゃぁ俺がダメなんだが……あぁもうなんだか自分にも腹が立ってきた。


サ「貴様、まさかやられたフリをしていたのか?」

ゆ「あ゛あ゛ぁ?」


サルドが戻ってきた。俺はただの八つ当たりをする。


ゆ「そんなわけねぇよ全身痛いっての!」

サ「ではなぜだ?!」

ゆ「知るか!」


またサルドと剣を交える。サルドはさっきと戦闘力は変わらないはずだが圧された。


サ「先ほどと違う……それにこの感じ……まさか!」


バッと飛んでサルドが距離を置いた。


サ「まさかありえない……奴は天使のはずだ。悪魔の魔力を感じるのはありえない」


サルドは1人で考察している。俺はというとなぜかまだまだ魔力が強くなっていた。


ゆ『なんだ? さっきから魔力の供給が止まらねぇ』

サ『もしや奴は堕天してきているのでは?』

ゆ『供給? なんで供給って思った?』

サ『堕天しかけているなら天使から悪魔の魔力を感じてもおかしくない』

ゆ『供給なのか分からねぇがもしそうなら……』

サ『だがなぜ黒くない? 堕天したのならその時点で黒く染まる』


2人のそれぞれの思考の中先に動いたのはサルドだった。俺はその一撃を受け止める。この思考のおかげで少し冷静になれた。


サ「よく分からないが貴様はここで消えてもらうのが一番だ」

ゆ「そういうわけにもいかない。俺の邪魔をいい加減するな」


サルドが近寄ったことによって気づいた。


サ「っっ?! 貴様!」

ゆ「ん? やっぱりそうか……」


魔力の供給が止まらないかと思ったがサルドがそんな反応するなら間違いないだろう。俺はどうやらサルドと同じくイェルマインの魔力の恩恵を受けている。


ゆ「チッ、癪だがいいだろう。利用できるなら利用してやる」

サ「なぜ貴様がイェルマイン様の?!」


本当に癪だが悪魔の力を借りて強くなっている。本当は拒否したいがあんな結果になるなら俺は強くなりたい。力を渇望しすぎるのは良くないことだと分かってる。でも目の前にあるならつい手を伸ばしてしまうものだ。


ゆ「一瞬で終わらせる」

サ「っっ?! …ぐはぁぁ!!」ザンッ!


天使の俺と悪魔のベルドラム、イェルマインの力を乗せた一閃はサルドを切り裂いた。そして忘れず倒れたサルドの足元にゲートを作る。サルドはゲートに吸い込まれて消えた。


ゆ「胸くそ悪い勝利だこれは」


なおも強くなり続ける魔力のまま俺は他へ向かった。


◆◇◆◇◆◇


う『っっ?! なに? この嫌な感じは?』


私はゆうくんたちと別れた所から変な気配を感じた。それともう一つ……


み「どうしたの?」

う「え? う、ううんなんでもない……」

み『始祖光うららちゃんだから感じた何かがあるのかしら?』


私と美鈴ちゃんで背中を合わせ周りを警戒する。さっきアスタロトの力を継承した美鈴ちゃんはレッケルらに対して十分な力を見せつけていた。継承されると元々ある力に別の力が加わるのだから強くなるのは当然で昔より今の天使、悪魔の方が強いのも納得できる。


う『さっきのはいったい……っっ?!』


私は横からきた見えない魔力をとっさに頭を下げ避ける。


み「うららちゃん!」


私はその位置を正確に捉える。そこにレッケルは居た。先ほどからダヴィッドの魔力で地面を液体のように操りダヴィッドとレッケルがその中を自由に行き来していた。地面の中から飛び出して攻撃、飛び出して攻撃の繰り返しだった。


さっきの魔力回路を壊して魔力を破壊してもいいけどレッケルらの安否を敵でも心配してしまい使えない臆病者の私。だれも死なせたくないしアマチャンだけどクレアに大丈夫だって言われたから、私は戦闘不能の状態にさせるため模索する。


キャンベールさんも美鈴ちゃんもゆうくんも誰も死なせないようにしてるのは私に感化されたからかな? キャンベールさんの任せろという言葉を信じる。


そのためにはどうするべきか……




?「こざかしい」


ダ「ぎゃぁぁぁ!!」

一同「っっ?!」


ダヴィッドの悲鳴と共に現れた者の魔力で辺り一帯が消し飛んだ。


う「っっ………皆大丈夫?」


私は魔力で皆を守った。


み「いったいなに?」

エ「あ……あぁぁ………」

ク「な! あれはルシファー!」


クレアがルシファーを指差す。消し飛ばしたのはルシファーだった。嫌な感じの1つがルシファーだったのね。じゃあゆうくんのところはなんだろう?


ルシ「少し眠っている間に面白いことをやってるじゃないか」


み「それよりあいつ仲間のはずのダヴィッドまで巻き込んだわよ」

ク「悪魔でしかもそのトップがわざわざそんなこと考えると思う?」

み「っ……確かに」『もともと始祖光うららちゃんにしか興味なさそうだったからね』


またルシファーは私に視線を向ける。私は皆に言う。


う「っ……次も私1人でやらせて」

み「え?! でも……」

う「分かってる。正直勝てるかなんて分からない。でも今度は油断しない。それと誰も傷つけない」

ク「む、無茶よ。いくら始祖光シュピラーだとしても」


当然止めてくる。けど……


う「本当にごめん。今回だけは………『()()』だから」

み、ク、エ「……?」


そう、約束と言わずとも私は決めてたから……


ミ『ルシファーを討ってください。頼めますか?』

う『私は世界のバランスなんて知りません』


ふと夢の中でミカエルさんと話したことを思い出す。


う『でも、私は全てを尊重したい』

ミ『実に善良極まれり傲慢な人間です。ですが掛けてみる価値はありそうです』


今こそ! ミカエルさんとの約束を果たす時!


う「これは、私にとっての戦いなの」

ク「なんでそうなるのよ。元々アスタロトを助けるための戦いなんでしょ?」

み「待ってクレア」

ク「え?」

み「うららちゃんは、きっと何か思うところでもあるんじゃない?」


美鈴ちゃんがあと押しをしてくれた。クレアも納得しきれてないけど分かってくれた。


う「ありがとう」


私は一言言ってルシファーに近づく。


ルシ「なんだその決意に満ちた目は?」


私は魔力を強めて言う。


う「決意も当然。ルシファー、あなたを……()()()()()のだから!」

次回もこの続きです。←めんどくさくなってきてない笑?

それはそうと100話記念のやつが未だに完成してないのですが、なんかもうタイミングなさそうな気がしてきたのですが、、、

まあ出来たら出します。←いつになるのやら

(@^^)/~~~では

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