表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生天使の変わった日常  作者: ふゆふゆ
大悪魔救出?!編
107/139

93話 話し合い

次の日の学校の昼休み、ゆうくんと美鈴ちゃんを呼んで話す。私は正直にちゃんと話すから返ってきた言葉、というより予想出来た言葉、


ゆ、み「えええぇぇ?! 魔界に行って悪魔と協力することになったあぁぁ?!」


そんなきれいなハモりだった。美鈴ちゃんは私の肩を激しく揺らしてくる。


み「何バカな事してるのよ! 何度も言ったでしょ!」


う「ぅぅわわわ、分かってるるぅっててぇぇ~」ガクンガクン


ゆ「わかってないからそう言ってんだろ……まあ人のこと言えないが……」


後半聞き取れなかったけどやっぱりゆうくんにも呆れられた。当然な事だけどね……


み「わ、わたくしだって、ずっとずっとお父様もお母様も心配してる。もちろん助けたいと思ってるわ。誰かさんが勝手に戻って来なければ……」


ゆ「だからあれはそう言われたんだよ!……で、うららはなんて答えたんだ?」


う「えっと、少し待ってって……」


どう行動するのかとか力の勢力差の事とかいろいろ話し合った。


◆◇◆◇◆◇


ここは『魔界』、うららと別れたクレアは少し様子を見る。さっきイェルマインがうららに目眩ましを食らわされた。いや~あれほど気分がスッキリしたのは何十年ぶりかな?


同じ同胞(仮)として今までやって来たけどああなった以上、私自身の安全はもう保証されないかもね。きっとレッケルにも話はいくだろうし……


ク『とりあえずイェルマインの様子を見てから、本来レッケルに言われたことを()()やってみようと現場まで行ってみますか』


私は来た道を戻りイェルマインがどうなったかを見ようとする。現場に近づくにつれ空気が重くなってくる。


ク『か~なり、お怒りのようね。ザマァないわ♪』


うららが始祖光シュピラーだってことはバレたはずだから捜索はきっと『人間界』にも及ぶだろう。それは別にどうでもいい。


前にうららと出会ってから私は変わった気がする。始祖光シュピラーの力を私の物にとは思ってなかったけど、今はそんな事せずともうららと行動を共に出来れば良いかもと思い始めている。


ク「さて、じゃあ現場まで……」


?「クレメンティア見っけ!」


ク「っっ?! ヴィンフリート?!」


同じ同胞であるヴィンフリートが居た。


ヴ「ここで何してんのさ? さっさとジジイの言うこと聞いとこうぜ。後で何言われるか分かったもんじゃない」


ヴィンフリートはまだ私の裏切りは知らないのか。


ク「え、えぇ、そうね。戻りましょう」


ヴ「な~んてな」


ク「え、っっ?!」ザンッ!


突然私はヴィンフリートの鋭い爪に切り裂かれ倒れた。


◆◇◆◇◆◇


み「信用出来る訳ないわよ……」


私はクレアの事を大丈夫だよと話してもやっぱり信用してくれない。


ゆ「あぁ、ほんとに悪魔のことは信用出来ねぇな」


み「そうそう、簡単に信用しちゃダメよ」←?

↑?

ゆ「ん?」

み「なに?」

ゆ「いや……」


み「うららちゃんはわたくしが守るわ! そしてその暁としてわたくしと……」

ゆ「やめろ」


話が進んでるようで進んでないような……


み「でも、不本意とはいえお父様の現状は分かったのはよしとするわ。なんとしてでも早く助けないと」


ゆ「具体的な案はあるのか?」


う「そ、それを皆で話し合おうと……」


み「全員ボコボコにすればいいのよ♪」


ゆ「力の差が分かって言ってんのか?」


話が進まない……すると昼休み終了のチャイムが鳴った。


み「あ!もう、誰かさんが話を止めるからぁ」


ゆ「お前も十分話止めてたからな」


ゆ、み「…………」


2人がいきなり取っ組み合ったので止めに入った。


◆◆◆◆◆


う「はぁぁ、結局何も……」


あのあと、よく話すことが出来ずに1日が終わり、夢の中でため息をついた。するとフェリさんに軽く、


フ「悩む事なんて無いじゃない」


なんて事を言われる。


う「具体的な案があるんですか?」


フ「悪魔を片っ端から潰して行けば良いのよ♪」


う「そうですか……」シラー


フェリさんはいつも通りだった。


フ「まあ、最初はさすがに驚いたわよ。悪魔を助けたいだなんて。でもよく考えたらうららちゃんは全員死なせる事なく平和にしたいって言ってたからね」


そういえばそんな事を言っていた気がする……自分で言っておいて考えれば考えるほどやっぱり難しいんじゃないかと思えてくるときがある。


例えば『アウトキャスト島』に行った時、命を全体的に助けることが出来てもその後やそれ以前の人間関係が上手くいっていなかった。これから良くしようとはしているみたいだけど、やっぱり全てが納得ってとても途方の無い事なんだなぁって痛感した。そう考えると良い経験(学習)はしたと思う。


フ「アスタロトを助けてどうするの?」


う「それは……もちろん美鈴ちゃんがどうにかするに……」


フ「アスタロトの言うことに逆らえないとしたら、助けた後でその美鈴に狙われるかもしれないのよ?」


う「み、美鈴ちゃんは絶対にそんな事しない!」


フ「美鈴に限らず澪弥だっけ? その天使を裏切った者も介入してこないとも限らないわよ」


なんでここでれいくんの話が出てくるのよ……


フ「油断するなということよ」


心を読まれ即答するフェリさん。


フ「クレメンティア、クレアだったっけ? その最上位級悪魔は本当に信用出来るの?」


う「も、もちろん。じゃないと私を素直に他の悪魔から助けたり人間界に返したりしないと思う」


フ「まあいいわ、うららちゃんがそう言うのだったらきっとそうなんでしょう。もうすぐ朝だわ、今日はしっかりと話し合いなさい」


なんだか最近のフェリさんは私のただの時間潰しの話し相手してくれる天使ひとみたいになってる気が……


◆◆◆◆◆


その後、最終的な結論として今のアスタロトを助けるための情報をクレアから待つということとソレだけでは心もと無いので美鈴ちゃんがちょっとずつ様子見をしてくれるということになった。


それからゆうくんは今までの定期的な『天界』の審査とは別で『天界』に行くようになった。なぜかは知らないけど師匠がどうとか言ってたかな?


それで私はダアトさんからの情報はしっかりと管理しつつ出来るだけ協力してくれるという天使を探すことになった。こういう時に思い付くのが……


う「お久しぶりです。キャンベールさん」


キ「始祖光うららか、いきなり何の用だ?」


そう、協会のキャンベールさんが思いつき自分でゲートを通り樹海の施設までやって来ていた。

まだ戦うのは先になりそうですが話は着々と進んでいます。次回は協会に行った話の続きとまた+αです。(@^^)/~~~では

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ