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転生天使の変わった日常  作者: ふゆふゆ
町でも騒動編
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88話 日常から一変

ここは『天界』、俺は検査がどうのこうのということで来ている。


天使「ふむ、異常は無い。だがまだ悪魔の嫌な匂いはするな」


ゆ「そ、そうか……」


この前『魔界』に行っただなんて言えねぇ……


天使「ここ最近魔界では何やら騒動があったようだ。まあ、私にもお前にも関係のないことだがな」笑


ゆ「そうだな……」


その原因俺だ!って言えねぇ……


検査は何事も無く?終わったので俺は『人間界』に戻ろうとゲートを開こうとする。すると、


?「すごいな!いつの間に1人でゲートを作れるようになったんだ?」


ゆ「っっ?!こ、これは……お久しぶりです、ニコラウスさん」


ニコラウス、今の俺が魔力で剣を振るえているのはこの天使ひとのおかげ。いわゆる師匠みたいな天使ひと


ニ「生意気さは相変わらずか……だが魔力は前とは比べ物にならないな」


ゆ「生意気って……そんなんじゃないですよ」


俺は尊敬している人物をあげるなら、このニコラウスさんは入ってくる。


ニ「どれ?」


ゆ「っっ?!」


キキキキキキーンン!!


突如ニコラウスさんは攻撃を仕掛けてきた。だが、すべてを捌ききる。


ニ「ホーーー!これは驚いたな。まさか奇襲もすべて受けきるとは……」


ゆ「な、なにいきなり俺を試しているんですか?!」


ニ「それなら心配は無用だな」フムフム


ゆ「っっえ?」


ニコラウスさんは剣を収めながら言う。


ニ「始祖光シュピラーのことだ」


あぁぁ、俺が守れるかどうかってことか……


ニ「始祖光シュピラーの監視役にお前が選ばれた時に私は誇らしさと共に不安もあったのだ。言うなれば危険度はかなり高い所だ。そんなところでお前は無駄死にしてしまうのではないかと考えた時もあった」


ゆ「…っ……」


確かに、俺なんかより全然強い天使はたくさん居るのに始祖光うららのことをなぜか俺が選ばれた。


ゆ「でもそれは結果論ですよ」


ニ「……?」


ゆ「確かにまあいろいろあったけど、逆にいろいろあったから今の俺がいる、そんな感じがする……」


ニ「………ざっくりした説明だな。相変わらず説明下手か?」


ゆ「ほ、放っといてください!!」


ニ「ハハハ、ま、私でも分かるくらいお前は変わったんだ。きっとこれからも大丈夫だろう」


ニコラウスさんはウンウンと頷く。


変わった、か……確かに普通に生きていればこんな経験なんてしなかっただろう。始祖光うららと出会って美鈴そのたと出会って、少しずつ変わっていったんだろうな。


ニ「行ってこい、お前は私の誇りだ」


ゆ「っっ!ありがとうございます」


俺は再びゲートを作り中へと入り戻った。今のありきたりなやり取りだったけど、言われれば本当に素直に嬉しかったな。


◆◆◆


『人間界』に戻る。すると、


ゆ『っっ?!なんだこの匂い?血か?』


突然血の匂いが漂ってきた。近くになに……が…………


ゆ「っっ?!双…葉……?」


ふ「…………ん?………ゆう?」


そこには血まみれの遺体の返り血に濡れた双葉の姿があった。


ふ「どうしてゆうがここに居るの?」


ゆ「ふ、双葉……何して……?」


双葉は手に刃物を持っているのに気づいた。その刃物で人を、人間を殺したのか?


ふ「あぁこれ?これはね、最近の私は何か刺激が足りなかったのよ。()()()に来ても私の周りじゃ何も起きないし、起こってもあの天野うららの周りじゃん。だからね、私はそんな刺激が欲しかったのよ。だから殺した」


その遺体はバラバラだった。


ふ「この刃物でね、最初は手の指、次は足の指、腕、足の順番で一本ずつ切り落としていくの。そのたびに悲鳴をあげるの。その悲鳴がたまらなく好き♪私はこの悲鳴が聴きたかった♪」


ゆ「っっ……い、いや……そ、そんなのただの殺人者じゃ……」


バラバラということで話があった遺体バラバラ事件が頭に出てくる。


ふ「私は殺人者でも何でもいいよ。だって……」


双葉はフラりと立ち上がって刃物をちらつかせて、


ふ「この事を知ったゆうは死ぬんだもん!!」


飛びかかってきた。


ゆ「っっ?!や、やめろ!」


俺は双葉の振り回す刃物を避け双葉の手首を掴み止めた。


ゆ「なにバカなことをしてんだよ!」


ここは誰も来ないような暗い通路、だからここからゲートを使って『天界』の出入りをしていたのだが、まさか双葉が居るとは思わなかった。いや今はそれよりも……


ふ「…………やっぱりダメか……」


ゆ「っっ……は?…………ぐぁっ?!」


双葉が独り言を言ったかと思えば謎の力によって吹き飛ばされた。それは目に見えるくらいのもので、


ゆ「っっぐ………っっえ?!……ウソだろ……」


ふ「フフッ……バレちゃった………別にもう良いけど」


見たくない姿だった。黒くて背中から翼が生え、異様な魔力を感じる。悪魔だ、双葉は悪魔だった! 何も悪魔らしい魔力や気配は今まで感じなかったのに!


ゆ「ふ、双葉お前、悪魔……?」


ふ「私はもう決めたわ。自分の正体をバラしても私のやりたいようにやるって」


ゆ「やりたいこと?」


ふ「これはゆうのせいでもあるのよ」


この気配と魔力量、並の悪魔じゃない!もっと上の……


ふ「私は元々魔界では流浪者、つまりどこにも所属せず自由に生きていた悪魔。でもある時、人間の世界にとんでもない力を持った者が現れたらしいじゃない。私もそれを目当てにここに来たわ」


双葉も始祖光うらら狙いだった。


ふ「最初はただの観察の予定だった。だけどあたりまえな話、護衛がいたのよねぇ。その時の私は何も考えてなかったんだけど、ある時にその護衛と出会ったの」


それが俺か……


ふ「そいつは幼女を泣かせて自分勝手で酷い奴で最低で……」


ゆ「おいそれ以上は言うな!」


なんでこんな時にまで……


ふ「ゆうはあの時魔力を使ったでしょ?私が気づかないはず無い。だけど私の正体がバレないように知らないフリをしたのよ」


ゆ「じゃあなんで今まで隠して?」


ふ「その時は私に覚悟というか決心がつかなかったのよ。目的の為に手を伸ばすということに……」


自信と情報が足りてなかったということか。出来ればウソであって欲しい、時間が戻るなら戻って欲しい、双葉こいつが悪魔だったなんてこと今でも信じられない。


ふ「そして挙げ句の果てには女も連れて……」


ゆ「だからやめろ!」


ふ「その女は前から見たことあるし何者かも知ってる。この時も覚悟は無かった。だけどその帰りにたぶん私を狙ったであろう悪魔に会ったのよ」


悪魔が悪魔を? いや、その時の双葉は人間のフリだったか。


ふ「私はその悪魔にとりつかれる予定だったのね。でも残念、私はそんな悪魔なんかよりもっともっと強かったみたい。そのおかげで私にも決心がついたわ」


ゆ「動機は分かった。じゃあ俺はなんで悪い?」


ふ「全部よ全部。私に対しての対応と天野うららに対しての対応の差、その言動、その存在、全部全部ゆうが悪いの」


ゆ「いやおかしいだろぉぉ!!」


なんで双葉こいつの中の俺はそんなに悪いんだよ!存在まで否定されたぞ?!


ふ「とにかくゆうが悪いのよ!!」


再び双葉は襲いかかって来て俺は止め張り合う。なんでこうなった??

行き当たりばったりな話でも双葉は最初から悪魔の予定でした。双葉の動機のすべてを(自分で決めた)文字数のせいで書けなかったので続きを次回に持っていきます。次回は動機の続きからの激戦へと変わっていきます(予定)。(@^^)/~~~では

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