嘘→死 第二話
第二話
ルール
「デスゲーム!?」
あたりがざわつき始めた。
「おい!聞いてないぞ!」
「どういうことだ!説明しろ!」
「まあまあ、落ち着いて。今から説明するからって言ってるでしょ!」
成瀬がしずめると少しずつ静かになっていった。
「ここにいるのはそれぞれ選ばれた人間たちだ。単刀直入に言う。今から皆さんにしてもらうのは命を懸けたデスゲーム、その名も”嘘→死”、”ウソミギシ”だ!まあ簡単に言うと嘘がばれると死ぬっていうゲーム。」
「なっ!?」
参加者が動揺している中、成瀬は淡々と説明を続けた。
「みんなポケットの中を見てごらん?紙が入ってるでしょ?その紙に書いてある嘘を絶対に守り切って?そればれたら死ぬから。」
参加者が一斉にポケットを探りだした。」
「俺も!」
紙を覗くと、そこには自分の名前、”猿見伸一”、そして守るべき嘘が書かれていた。
隣を見ると、神田も紙を見ていた。伸一は、その横顔に見とれていると、神田がこうこぼした。
「神田真弥、嘘、、、息子が鬱。あ、」
「あ、」
「こっこれって私死ぬ?」
怯えた声で神田は、伸一のほうを見た。
伸一は一瞬迷ったがこう言った。
「大丈夫、だれにも言いませんから。」
「ありがとうございます。」
「その代わり条件があります。」
「それは、、
その声を遮るよう成瀬は話し出した。
「あと、ほかにもルールがあるからちゃんと聞いてね?」
「まず一つ目。誰かが嘘を告発されたらみんなが持ってる携帯に通知が行くからちゃんと見てね!
そして二つ目。参加者を殺したり監禁したり、、んーまあ犯罪禁止かな?当たり前だけど。
三つ目、告発は、各自メールでしてもらうから!よろしく!」
成瀬の話が終わったが、みんな半信半疑。すると、
「おい!そんな話、すぐ信じられるか!俺は信じない帰らせてもらうから。」
一人のヤンキーっぽい格好の男が、立ち上がった。
それに続きほかの参加者も立ち上がった。
「そうだそうだ!」
「こんなのやってタダで済むと思うな!」
伸一も立ち上がろうとしたその瞬間パンッと音がした。成瀬の手には拳銃らしきものそして成瀬の視線の先には先ほどの男が倒れていた。
「キャーっ」
女性の悲鳴があがり、体育館は混乱の渦に飲まれた。
「うるさかったから撃っちゃった!じゃあ今からゲームスタートだ!」
体育館の扉が開かれた。
参加者は一斉に飛び出した。
伸一も、神田と一緒に飛び出した。
「あの、さっきの条件って?」
神田が伸一に聞いた。
「それは、、、一緒にこのゲームを攻略すること!」
第三話へ続く




