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「わかりました!」
「ふむ、良い返事じゃ!
では、ゆくぞ!
『狐降ろし・一尾!』」
そう言い終わるや否や、僕を包んでいた狐さんが僕の中に収納されるかの如く消えて行き、それと同時に僕の身体になんだが力が漲ってくる感覚が。
そして気づくと足には地面の感覚が。
「えっーと………狐さん?ドコ?」
―――――ふふふ。ここじゃ。
「えぇ??」
狐さんが頭に直接話かけられているような………?
「そういう事じゃ!」
「はい?」
まったく頭が追い付かない………
「妾が直接お主の頭の中に直接話かけているのじゃ!
………わからない顔をしてるが………まあよい!
目標のあやつらはあそこじゃ。」
「はい!」
何がどうなっているのか理解できぬが、
狐さんの言いたい事は理解できるからよし!
狐さんの|視線?《どこを見ているかは理解できる》に顔を向けると、遠く離れた所に緑色の激しく動く「モノ」が。
おそらくあれが緑色亜竜だろう。
そしてナギも………
「どうすればいいんですか?」
焦る気持ちを押さえて狐さんに問う。
急ぎたいが、急いては事を仕損じる。
冷静になるのが大切だろう。
それに対して狐さんは―――――
「お主、たしか武術を習っていた――、じゃったのう。」
「え?はい。」
はじめてあった時にそういう話はしたが………何故に?
「なら話は簡単じゃ。あやつを殴って墜とす。それだけじゃ。」
「はい?!((((;゜Д゜)))エッ」
「聞こえなかったのかのう?ただ殴る。そして撃墜させる。後はあやつの上にいる童を救っておしまいじゃ。
しんぷるいずべすと、じゃ。
いくのじゃ!」
「ひぇっ!」
狐さんがそう言うか言い終わるかしないうちに身体は何故か動きだし、
いや、空を飛び出し、
目の前には緑色亜竜が―――――?!
「うわっ!ぶつかっ―――――」
目の前に僕の身体よりも大きな岩にぶつかり僕の体力はは無惨にも0になり………
がっしゃぁーん!!!
思いっきり硬いなにかが割れるような音と共に自分の身体に何かがぶつかった感覚が……(ただしそんな痛くない)
―――――ってそんな事を思っている間に体がまた動き出して―――――!?
ふわっ
広げさせられた腕の中に男の子が……ってナギじゃん!
「さて、帰るとするかのう」
「はい!……いや待て、あのドラゴンもどきは?!」
「また後で片付けるのじゃ。
それよりも早くカイトのところに行って帰るのじゃ。
日も暮れて来ているからのぅ」
―――――
・・・はい。ごめんなさい。
遅すぎますね。
一応もう1話いれます




