11-撃破?のあと、本当の終わり。
「兄ちゃん!ナ、ナギーー!」
僕達の方に駆け寄ってくるカイトを見て、ほっとする。
「ん・・・ん?カ、カイにぃー!!!」
兄の声を聞き、僕の腕から飛び出すナギ、
ふぅ、これで一件落着、
・・・あれ冷や汗経験値表示来てないような・・・?
ギギギと首を回して 緑色亜竜を見て、僕は凍りつく。
奴の喉が膨らむ。
ヤバイ、あれは!
ウィンドブレスの前触れだ……
あゝ無情、最後の最後で は最後の力を振り絞り技を繰り出したのだ!
ウィンドブレスが の口から吐き出され、ナギとカイトに襲いかかる!
もう彼らには逃げる力も何もかも尽きてしまい、
フラッシュバックする、あの時のキオク。
いつかはいなくなるってわかっていたけど、思っていた時よりももっと早く。あの子は行ってしまって。
泣いても帰って来ないってわかっていても、悲しくて。
もう、あんな事は二度と御免だ。
あんな悲しみ、誰にも味あわせたくない!
でもどうすれば……くそっ、狐さんはダウンしてる、俺はできることがない、アイテムもない……
奇跡でも起こってくれ!!!!!
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
でも待て、この距離なら・・・?!
「もう失いたくない・・・
奇跡は起こらないんじゃない、起こすんだァァァ!!!」
叫びながらナギとカイトのところへ飛び出す、間に合うか?!いや、間に合わせる!!!腕を、足をあらん限り伸ばす、
叫び心から力を引き出し、・・・とどいたっ!
「はぁぁぁぁ!!!」
2人を奴の射程に収まらない所にとばす
2人が驚いたようにこちらを見る
「やった・・・」
薄れゆく意識の中、体を削る風の音が聞こえつつ、意識を手放す・・・
次回投稿・・・不明・・・ごめんなさい




