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第1話 暗殺者の目覚め1

編集しました。

眩しい朝日が差し込み、俺の顔を明るく照らしている。

心地の良い熟睡を邪魔されたかたちだが、柔らかく暖かい光は不快ではなくむしろ気持ちがよかった。

どこからかちゅんちゅんと聞こえてくる囀りは雀のものだろうか?

いつまでもこのまま目をつぶって微睡んでいたいという気持ちを抑えて、死んだはずなのになぜか生きている俺はゆっくりと瞼を上げる。


そして、俺は現在今までにないほどに困惑していた。

死んだと思っていたのに、生きているから困惑しているのではない。

あの時命の大切さを知った俺にとっては、生き続けられているということはそれだけで良いことだ。

ギシッ、ポタッ、ギシッ、ポタッ、ギシッ

俺はそう考えている。だから多少は驚いたが、それだけで今までにないほどの困惑を覚えるわけではない。

では、なぜかというとそれには複数の理由があげられる。複数であるがゆえに今までで最大の困惑を覚えたのだ。


まず、違和感を覚えたのは天井だった。

顔に直接太陽の光が当たっている時点で、基本的には仰向けか窓側に身体を向けているかのどちらかということが分かる。

また、窓は既に開けられているのだろう。少し蒸し暑い室内に微風が吹き込み適度に涼しい。

そして、俺は仰向けで寝ていたらしかったので、必然的に天井を見ることになった。

ギシッ、ポタッ、ギシッ、ポタッ、ギシッ

その天井に違和感を覚えたのは当たり前のことだった。

天井がきれいすぎるのだった。そもそも材質からして違う。

俺の隠れ家の天井の材質は『弾水石』という水を弾く性質を持つ石を使用していた。だが、俺が見上げる天井は木材で作られている。

また、最後の一か月は寝たきりだった俺が掃除をできるはずもなく、親友の医者に頼もうにも俺の体調を気遣っていたあいつはあまり埃を立てないように掃除していたために天井などの細かい部分は掃除をすることが出来なかった。

結果、俺の家の天井は目立った汚れこそないものの蜘蛛の巣だらけになり、古くから使っていたためか、所々にシミが入っていてもっと薄汚れてぼろぼろだった。

だが、場所さえ分からないここの天井は定期的に清掃されているようで蜘蛛の巣一つない磨き上げられたきれいなものだった。

それに匂いも違っている。埃っぽく、うっすらとカビ臭さが漂っていた部屋だったが、ここに漂うのは新しい木材の香りだった。築5年も経っていないだろう。


ギシッ、ギシッ、ギシ、ポタッ、ポタッ、ポタッ

他には、圧雲のようにかかって、思考の邪魔をしていた意識の霞がなくなり、思考が澄み渡っていた。

あの、甘い囁き声もしないし、破金のような頭痛が襲ってくることもない。

また、身体の調子がすこぶるいい。闇に身をゆだねたとき—病魔に蝕まれ、自分の最期を確信していたあの時とは比べ物にならない程に体調がいい。

このぐらいに調子が良かったのは、俺の暗殺者稼業が全盛期だった時以来のことだ。

さらに、使えなくなっていたはずの全感覚が機能している。

視界はクリアに新しい木材で作られたきれいな天井を映し、聴覚は小鳥の美しい囀りをよどみなく伝えてくる。

味覚に伝わってくるのは一見水のように無味だが、よく味わうと何とも言えない味だということが分かる自身の唾液の味。

嗅覚にすっと新鮮な空気が入り込み木材の香りが漂い、触覚がふかふかの何かの上に自分がいるということを知らせてきた。たぶん、厚手の布だろう。


何かがおかしい。これだけおかしな点を見つければ十分だろう。


「(一体、ここはどこなんだ?俺の隠れ家とは絶対に違う。俺が寝ている間にどこか別の場所に運ばれたのか?それなら、あいつは大丈夫だろうか?あいつは隠れ家に定期的に出入りしていた。俺が連れていかれるのをあいつが黙って見ているわけがない。ならば、あいつが裏切った?いや、それはあり得ない………もう考えていても仕方がない。あいつだってそれなりの実力者だ。それにいざとなったら皆を使ってもいいと言ってあるからそう簡単に連れ去られるわけがない。今はあいつが無事であると考えよう)」


ドンッ、キィィィ、ギシッッ、ポタッ、キィィィ

俺は次々に湧き上がってきた疑問にそう結論付けると次の疑問について考え始めた。

時には割り切ることも重要なのだ。今は他人のことを気にしている場合ではない。考えるとしたら現状をしっかりと把握した後でなければいけない。

ドンッ


「(そもそも、なぜ俺は生きているんだ?生きていることは確かにうれしいけれど、あの時俺は自分が死んでいくのを感じていたはずなのに………)」


自分が死んだはずなのに生きているという神秘的な現象を実体験して、浮かんできた新しい疑問に結論をつけることができないままの俺。

その視界にふと天井以外の新しいものが入ってきた。


「(ッ!?)」


深き思考の海に漂っていたからだろうか?それとも、意外と衝撃が大きく感覚が散漫としていたのだろうか?

俺は視界に入ってくるまで全く存在に気が付くことができなかった。

思い返してみれば、確かにまだ泣き続けている小鳥たちの歌声の中に、ギシッギシッ、という歩いた時に木材が軋む音。

ポタッ、ポタッと何かが滴り落ちる音。

キィィと一度扉が開けられ、その後に閉められる音。

そしてドンッと何か重たいものを置いたような音を聴覚が捉えていた。

しかし、警戒度がなぜか下がっていたらしく、俺はその音を平然と無視していた。


俺の目に映った何か。それは腕だった。

女性の腕なのだろう。その腕はぱっと見てもわかる位細く触れたら折れてしまいそうだった。

そして、その腕はこちらに向かってゆっくりと近づいてきていた。


「5’9!7!7!14&3%8’」


何かよく分からない、一定の規則と法則性を持った声のような音が俺の聴覚から入り込みすぐさま鼓膜を震わせた。

理性を感じさせるその音から、これは何かの言語だろうということが容易に見当が付いた。

だが、俺にはこの言語に聞き覚えが一切なかった。

暗殺者として、世界中の言語を覚えて回った俺がだ。

確かに、小地域の民族言語か何かだと分からないかもしれないが、それでも同じ世界で生まれた言語の規則上、何らかの類似部分を含みやすいので何となくだが分かるはずなのだ。

だが、この言葉は全く分からない。俺の知っている言語との類似性が全くないのだ。初見の言語であるために理解ができない。

幸いなのかはよくわからないが、俺にその時そんな些細なことを気にしている余裕は残っていなかった。


咄嗟に、逃げようとした身体が動いてくれなかった。

確かに調子がよく、各感覚も全てが元の鋭敏さを取り戻している

客観的に考えてみても絶好調なはずなのに、身体が自分のものではないかのように逃げようとする俺の意志に反して上手く動かすことができない。


「(もしかして、俺が今まで音に気が付いていなかったのは、何か毒でも飲まされたからなのか?)」


有り得ないはずの想像が俺の脳裏をよぎる。感覚に変化がないのに肉体を動けなくし、意識を散漫にする毒なんて聞いたこともない。

魔法の線も考えてみたが、それこそありえるはずがない想像だ。

確かに、魔法ならば今と同じ状況を作ることも可能だろう。

俺は全ての魔法の名称と効果を知っているわけではない。更に、既存の魔法を改造して作られた個人用の魔法(パーソンズマジック)の効果なんて把握しているわけがない。


それでも、否定できるのは、今の俺のように感覚が機能しているのに動けないといった状況を作り出すためには、基本的に『状態異常系統』か『状態阻害系統』の魔法を使わなくてはいけない。

この二つの系統は『幻系統』同様『微妙系統』と不遇された扱いの魔法だ。

『状態異常系統』や『状態阻害系統』と細分化されている『状態変化系統』の魔法は全属性に存在するために詠唱者であれば誰でも使うことのできる『系統』の魔法である。

しかし、効果は一般的な詠唱者では十二分に発揮されることはない。

5分も動きを封じ続けることはできないので、せいぜいが行動の自由を奪った対象を改めて縄で縛りつけたり、袋に詰め込んだりして動きを束縛するまでの一時的な措置、ただの時間稼ぎでしかないからだ。

魔法を持続させようにも通常に発動させる時よりも、かなり多くの魔力を使用するのではっきり言って割に合わない。

では、普通の詠唱者ではない、『状態変化系統』をしっかりと使いこなす詠唱者がいるかというとそれは考えにくい。


4つに細分化される『状態変化系統』の中でも人気があって、優遇されている『状態強化系統』と『状態援助系統』の魔法ならば、いてもおかしくはないと思う。だが、不遇されていて人気が無さすぎる『状態異常系統』や『状態阻害系統』でいるとは考えづらい。

それに、細分化された『状態変化系統』魔法をすべて使いこなしている俺はその有用さを知っているので、『状態変化系統』を使っている強者の情報もしっかりと集めていた。

その情報によると、『状態変化系統』を主に使う詠唱者で強者はいないはずだ。

一ヶ月間ほど情報は古いものだが、たかが一ヶ月程度でそんなに強くなるとは考えられないので無視しても構わないだろう。


縄などの拘束具をつけられているかと思ったが、そんな感覚はなかったので即座に却下した。

そうして、可能性を繰り返しては却下していくうちに毒物を飲まされたという可能性が最も濃くなった。


「(俺に探知されないような神経毒または、強制的に警戒を下げるような毒でも飲まされたのか?そうだとしたら、これは本格的にやばい状況だな………身体はもう動かないし、こんな状況下だと魔法が封じられている可能性が高いから無意味に魔法を使って失敗する訳にはいかない………あれ、もう摘みじゃない?)」


先に挙げた毒と違って、今回想像したのは実際に存在している毒物だ。

暗殺者として、毒物への耐性はあるがそれも完璧ではない。

俺の毒への耐性は人間の作り出した大半の毒物及び薬物。それに加え、動物や魔物が生態的に持っている毒数百種類だ。

もしかしたら、それらの耐性を抜けてくるような毒物が開発されたのかもしれない。

また、毒の効き目は血液中の濃度が高ければ高いほどに大きくなる。しかも、余りにも濃度が高くなると身体が拒絶反応を起こし最悪絶命してしまう。

それは薬にも言えたことで「薬と毒はコインの裏表」なんて聞くがまさにその通りだと思う。

なので、既存の毒薬でも俺の耐性が関係なくなるくらいの濃度で、毒が流し込まれたのかもしれない。

俺の耐性を突破するくらいの毒薬を作ったのが個人にしても、組織にしても今の俺にとっては危険極まりないことに変わりはない。


俺だったら詠唱者の動きを束縛しているときには、無詠唱魔法を警戒して『無属性』の【魔法封印】(シールアップマジック)や『雷属性』の【思考空白】(ブランクシンキング)【驚】(アメーズ)などを使って魔法も一緒に封じるか、魔法詠唱自体を邪魔するのは確実なので、無意味に詠唱してみる気にはなれなかった。


今、思い返してみると、

目が覚めたらどこかもわからない見慣れない天井。

死ぬ直前が嘘だと思えるほど異常なまでに健康で調子のよい身体。

急にこちらに向かい差し出された腕と、聞き覚えのない謎言語。

などと、異常な状況が立て続けに起こったせいで、俺は暗殺者らしくなく切羽詰り焦っていたのだろう。


だから俺はその時、真実に気付くこともなく、在りもしない想像を多数巡らせてしまっていたのだろう。


「(これは異常な状況だ…………)」


頭が、改めて今までよりもはっきりとそう認識してしまった。

次の瞬間には、在るはずもない幻の警鐘が頭の中でガンガンと鳴り響いていた。


「(まさかこいつ、俺のことを殺そうとしている!?)」


今更な考えが、疑心暗鬼に陥っていた俺の頭に浮かんだ。

確かに殺すだけならば、すぐにでも折れそうなほど細い腕でも武器を使わずとも素手で殺すことは………可能だろう。

実際に世の中には腕力をあまり使わなくてもいい殺し方なんてありふれているし、俺もそういう殺し方を幾つも知っている。


その方法の一つが絞殺。

やり方は簡単。単純に首を絞めるだけ。

まず、相手の首を包み込むように手を当てる。その後は力を加えて首を相手が死ぬまで圧迫し続けるだけでいい。

ここでポイントになるのが首にある頸動脈を直接押さえてやることと、相手を押し倒すようにやると自分の体重も使って首を絞めることができるので殺しやすくなる。

だが、わざわざそんなことをしなくても、寝ている間に無抵抗な相手を絞め続ければそのまま簡単に殺すことができる。

この殺し方の凶悪な点は、もしも生き残った時でも後遺症が残る可能性があることだ。

首という人間にとって重要な部分に負荷をかけ続けるので、生きても身体の一部機能が麻痺して二度と動かなくなったり、急な昏睡状態に強制的になる場合もある。


人によって個人差があるので正確なことは言えないが、力をあまり込めずとも数十秒から数分、長くても一時間前後絞めればできたてホカホカの死体を拝むことができるだろう。


「(やはり、こんな細腕だったら首を絞めて殺すのが普通だから、今もそうなのだろうか………ってそんなことを考えている場合じゃない!)」


俺は咄嗟の反応で立ち上がり、近づいてくるその腕を取り捻りを加えながら投げ飛ばして、床に勢いのまま叩きつけてやろうとした。

だが、そんなことは当然できるはずもなく、身体が上方向に少しピクリと動いただけだった。


「(しまった!つい反射で投げ飛ばそうとしてしまったが、今俺の身体は動かないんだった)」


それにこの腕の持ち主が本当に俺を殺そうとしているなら、当の昔に何があったとしても抵抗ができないようにしているだろう。

具体的には、痺れ薬を飲ませる、縄で縛りあげる、魔法を使う、麻酔やアルコールを血管に直接注入するなどがある。

そして、準備は余念なく行われているだろうから………今、俺を殺そうとして腕が伸びているのだとしたら俺に抵抗するための術が既に潰されて残っていないことを如実に表している。

俺がそんなことを考えて、貴重な時間を無駄にしている間にも、腕はどんどんと近づき確実に動けていない俺との距離を詰めてきている。


「(このままにしていたら、また死んでしまう………)」


あの時確実に死んだ、と思っていたのだがまだ俺は生きていたのだ。

死ぬ時の何かが失われる恐怖。

何度も繰り返し再生される過去の日々。

そして、思考の放棄された空虚な世界。

知ってしまったからには、二度とあそこには戻りたくない。


「(意識を取り戻してすぐに、また殺されてたまるか!)」


自分の身体に鞭を打って、無理矢理にでも全身を転がしベッドから降りようとする。

俺の身体が病魔に侵され、まともに動くこともできなかった時ならいざ知らず、今は病魔の気配もないし原因不明で動けていないだけで、感覚的には絶好調なのだ。

身体が上手く動かせないようにされているようだが、動くことは決して不可能ではないはずだ。

また、幼少の物心つく以前から暗殺者として訓練されてきた俺ならば動きを封じる毒薬を飲まされていたとしても、縄で全身縛られていたとしても多少動きが緩慢になるが、動くことができる自信が俺にはあった。

なにせ、俺は世界トップクラスの暗殺者なのだ。それは決して慢心などではない。

仮に俺が隠れ家で寝込んでいた時に、今と同じ状況ではないとしても、動きを封じられて侵入者が目の前にいたのなら、俺は動かない身体なりにも何とか身体を動かして、大抵の状況下なら苦もなく侵入者を撃破しただろう。

ただ、今回の状況が例外なだけだ。


結局、全力で身体を動かそうとしたが、身体は言うことを聞いてくれずに動かそうとした方向にほんの少しだけ動かすことができたくらいだ。


「(何故だ?やはり身体を上手く動かすことができない。まるで、自分の精神と肉体がバラバラで繋ぎ合わさっていないような違和感が………っあれは!)」


あと少しで何かをつかめそうだった俺の目の前には絶望的な事実が広がっていた。

さっき動いたときに、視界の隅に映ったベッドの端の部分。

そこには、寝ている俺がベッドから転がり落ちることを防ぐために作られたと思われる、何かの木で作られた1mほどの大きさの柵が設置されていたのだ。


「(少しづつなら身体を動かせるから、何とかベッドの端まではたどり着けるかもしれない。だが、あの柵を越えていくのは今の俺ではできそうにない………)」


立ち上がることが不可能、または困難を極めると悟った今の現状ではあの柵を超えるのは無理だと判断せざるを得ない。

どう見ても、木製の簡単な本当に転落を防止するためだけの意図しか考えられていない柵。

だが、その柵が今は王城を長年の間守り続けてきた、難攻不落の城砦に感じられるのだからおかしなものだ。


そして、ついに腕が目の前まで伸びてきた。


「(ここまでか………また死ぬのは一回目の時よりも辛いだろうな………)」


何故生きていたのかは、今もよくわかっていないが、所詮すぐにでも消えてしまいそうな命の先延ばしに過ぎなかったようだ。

隠れ家で死んでいくのも、何処かも分からないここで殺されるのも実質は同じようなものだ。

死ぬことには変わりない。

ただ、一回死に限りなく近い経験をしたことで、二回目がとても恐ろしく感じられるだけだ。


無駄な足掻きだということは薄々とは理解していた。

なのに、それを予想しておきながらも抵抗していたのはせめてもの意地だった。

仮にも、『王』の二つ名を持つ者として、どこの誰かも分からないような輩にむざむざと無抵抗なまま殺されるわけにはいかないというだけの話だ。

予想していた通り抵抗は失敗に終わり、時間の無駄でしかなかったが何故だかとても誇らしい気分だった。


「(さあ、殺すならとっとと殺すがいい。お前には無駄な足掻きに見えただろうが、俺は十分に抵抗して見せたぞ)」


最後だと思うと何故だか、俺は格好をつけてみたくなった。


そのまま、腕は伸びてきてもう俺の目の前にまで迫った。

すぐ目前、もう10cmにも満たない距離しか残されていない。

しかし、俺が当初から考えていた絞殺するという予想に反して、腕は首ではなく俺の背中と首に回された。

それは、俺が予想していた殺意に満ちた荒々しい手つきではなく、愛しいものを慈しむかのような優しい手つきで、それがひどく懐かしく感じられて俺はますます混乱した。

そして、不意に柔らかだったベッドの感覚が消えた。

天井とベッドの端の代わりに俺の視界に映ったのは、さっきまで俺に向かって腕を伸ばしていたと思われる女性だった。

誤字脱字、文法的な間違い等があったら是非お知らせ下さい。

よくわからない言葉は自作した異世界言語です。決して入力ミスではありません。

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